夜明けのレッスン(1)序章

トラウマ天国に旅立った愛する人・ペット

日に日に寒さが増しますね。いかがお過ごしですか?
AQUA MIXTの寛子です。
カメさんの連載のスピードに、別の課題に取り組んでいた
ウサギは脅威を抱きつつ・・・笑
我が家のウサギとカメは、マイペースに走り続けています。
毎日私自身、たくさんの課題に直面します。
つい昨晩も、もう手放したと思っていたのに・・・
手放せない長年の想いに再度気付かされ、大泣きしてしまいました。
そんな私の今までの、そして日々体験の中の学びや気付きを綴って行く予定です。
レッスン1に先駆けて、先日あちこちから反響をいただきました 「未来を手放す」を今回のレッスン0として、このような形で私の日々直面しているレッスンを共有していきたいと思います。
「明けない夜はない・・・」
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20代の頃に鬱で休職していた私は、毎晩眠れず様々な罪悪感の中で
海の底に居るような夜を過ごしていました。
そんな暗闇の時期に、誰かから言われて印象に残った言葉でした。
すっかり鬱も良くなり、天使たちに導かれて自分の夢を生きている今でも
私に越えられるのかしら?という人生の大きな課題や壁に直面します。
本当にこの先の見えない状態から、抜け出せるんだろうか。
そんな想いを抱くことも、今でもあります。
そんな私が、ひとつひとつ夜明けを迎えたレッスンを、
「夜明けのレッスン」と名付けました。


レッスン1 『序章』
10月中旬あたりから、度々友人Kちゃんのことを思い出すことが増えて、何だろう・・・?!と思っていました。
あぁそうか。Kちゃんの命日が近づいていた。
Kちゃんは、私たち夫婦にとって妹のような存在でした。
3年前の10月末、交通事故で20代の若さで亡くなりました。
数ヶ月連絡が途絶えていた時に、突然のことでした。
私は、混乱しました。
喪失感も大きく。
そして、未完了の人間関係が残ったまま、ということもありました。
以前から友人Tたちが意図的にKちゃんを私たち夫婦から、引き離そうとしているように感じていました。
友人Tと私は、独立前から一緒に起業準備をずっとしてきた仲でしたが、数年後に喧嘩別れのような形になっていたのです。
当然、彼らも友人としてお葬式に参列する。
心穏やかではありませんでした。
そして何より、こんなに色々なことにチャレンジをしていて、求心力もあったKちゃん。
彼女の人生は、まさにこれからって時だったのに、何故このタイミングで、天に召されなければならなかったのか。
これは、本当に不慮の事故で、亡くなる予定ではなかったのではないか?
こんな悲しみから、家族や周りの人たちは何を学べというのか。
長い間、ぐるぐると堂々巡りでした。
告別式の次の日。
3日間のコーチングワークショップに参加が決まっていました。
「フルフィルメント」自分の充実感を感じるものは何か。
自分の夢や価値観、それがテーマでした。
充実感とはほど遠い絶望に近い場所に居た私は、
しばらくその場に居るのが辛くて辛くてたまらない思いでした。
けれども結果的に、Kちゃんの死、そしてフルフィルメントコースをきっかけに、私の人生は急速にスピリチュアルな導きに従って動いていくことになりました。
その頃の私は、もちろん昔から天使が好きで、ドリーン・バーチュー博士のエンジェルカードにも運命的な出合いを感じて、コーチングの個人セッションにも取り入れていました。
けれどもその当時は、
「エンジェルリーディングは”コーチングのツール”」
という位置づけでした。 しかし、
「エンジェルリーディングの”ツールがコーチング”」
と主になるものが逆転したのが、この時です。
Kちゃんの死を受け入れられず、未完了の人間関係に対する怒りも手放せずに居た私に、それでもいつも天使たちは愛のメッセージやガイダンスを送ってくれていました。
Kちゃんも、ずっと私たちを導いてくれていたと実感したのは、去年の10月に、カリフォルニアのラグーナビーチで開催されたエンジェルセラピープラクティショナーコースに参加した時でした。
彼女が不慮の事故という形で亡くなった、というのは物質世界での認識でしかないのです。
彼女の魂は、肉体を持たずにより多くの人たちと関わることを選択したんだ・・・と。
ATPコースより帰国してすぐ、彼女の三回忌を迎えました。
折角だからお墓参りしようと、夫婦でKちゃんの実家の福島のご両親を訪ねました。
そして、ミディアムシップ(亡くなった方とコンタクトを取る)で、Kちゃんからのご両親へのメッセージをお伝えしました。
そして、私たちがこうしてスピリチュアルセラピーを生業とすることも、ずっとKちゃんの導きとサポートがあり、感謝していることもお伝えしました。
Kちゃんからのメッセージを聞いて、本当に泣いて喜んで下さったKちゃんのご両親の姿をみて、この仕事に導かれてここまで来て良かった、と実感したのです。
それから、1年が経ち。
もっともっと多くの人たちに、届いているメッセージを伝えたい。
夜明けのレッスンは、今も続いています。

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