セルフイメージを上げる旅(2)

ハッピーライフ

こんばんは、潤治ですぴかぴか(新しい)
以前の掲載記事で、「セルフイメージを上げる旅」 というものがありました。
今回は、その続きです。お付き合いいただけると幸いです。
前回の記事で、アニメ「花の子ルンルン」のお話をすこしさせていただきました。
小学生の頃に、大好きだったアニメです…。 
主人公のルンルンが七色の花を求めて旅をするようなストーリーだったかと思います。

七色の花を求めて、いろいろなところを旅するのですが、
結局、自分の家の庭先に咲いているという結末をむかえます。

探しているものは、すぐ自分のそばにある。
与えられているものを受け取るだけでいい。

僕のセルフイメージを上げる旅は、ある時終わりを告げます。

それまでの僕は、自分自身を受容しないのに、他人からは認めて欲しい…
と思っていました。

何かを持っているから…、何ができるから…、何に属しているから…、
そんな条件があってはじめて、自尊心を保てるような状態でした。

自分の心にメッキを塗っても、自分には嘘はつけません。
必ず、どこかにその自己受容していない自分が現れます。
心の奥底では、焦燥感や不安を抱えていました。

その自己受容されない心の中の自分は、僕にメッセージを伝えたがっているのですが、
それを無視して、そのメッセージに耳をふさぎ、自分の心にメッキを上塗りしていくのでした。
心の中の自分の口にガムテープを貼って黙らせているような感じです。

その心の声は、ある人から聞くことになります。

パートナーの寛子は、さまざまなことに優れた才能を持っています。
学歴・職歴も素晴らしいものです。
誰からの評価も高く、会社員を辞めて、独立し、自分自身の市場価値を
自分で決めれる状況のほうが彼女には合っているくらいです。
それなりの努力もするし、集中力も半端じゃありません。
「のだめカンタービレ」の “千秋” タイプと僕は密かに思っています。

誰からも評価されるし、恥ずかしくない結果を残すし、独立してからの彼女の努
力と周りの評価は、時が経つに比例して上がっていきました。

評価されて、認められていくパートナーの姿を、誇らしげに感じる反面、嫉妬や
うまくいかない自分への苛立ちや不満も感じていました。

そんな複雑な気持ちで、いつも気もそぞろな僕が寛子の話をうわのそらで聞いている時でした…。

   「世界中の人が、私を認めてくれても、潤ちゃんが私を認めてくれなかったら、
     意味がないんだよ!」

      「潤ちゃんが認めてくれれば、世界中が認めてくれなくてもいいの。」
寛子が、強く僕に訴えるように言ってきました。

いろいろな人に評価されて、誰からも恥ずかしくない結果を出し、
才能もある人なんだから、僕一人の評価なんていらないんじゃないか…
と思っていたので、彼女の言葉は心に響きました。

僕のことを必要としている人の気持ちを受け取らず、
外に向かって、自分が必要とされたいと叫んでいる…。
何だか、滑稽でした…。

受け取っていなかったのは、僕でした。
心の声は、さらに、静かに、僕に伝えてくれます。

   「自分自身に要求するのはやめましょう。あなたの価値を見出してくれる人たち
   はたくさんいます。必要とされていることを受け取るだけです。あなたの無価
   値感、劣等感を手ばなしましょう。今の状況に光を見ることでそれはできます。」

何かを探して歩くのは、やめました。
その状況に見える光を受け取る。

静かに、その状況の伝えていることに耳を澄ます、目を凝らす…。
今まで感じていなかった感覚でした。

自分のメッキをはがし、隠していた気持ちに気づくと、
ほのかな自己受容がはじまっていくのがわかります。
ささやかな好奇心や人生への信頼が、生まれてくるのがわかります。

そのうち、自分の見つけていなかった才能にも気づきだします。
今まで、無駄だと思っていた経験が、なぜ今まで気づかなかったのか…と
自分で不思議になるくらい、才能に変化していきます。

その才能が、人のサポートを受けて、どんどん育ちだします。
周りの人たちに感謝することも増え、その状況にも感謝することが増えます。

そうした感謝と喜びを、自分の才能を分ち合うことで、表現していきたいと感じるようになっていきます。
気づかれなかった自分自身の才能を発掘し、日々ワクワクする。
いろんな人やモノに感謝して、尊いと感じるようになっていく。

その周りへの感謝や、尊いと思う気持ちが、いつのまにか自分に帰ってきていることに気づきました。
自分への感謝、自分への尊敬が、生まれていました。

残念ながら、僕の庭先にも七色の花は咲いていたのです…(笑)。 ルンルンのバカァ~!

僕の探していたものは、こんなに近くに…
そして、当たり前のように…、そこにあったんだ…と感じています。

こうして、セルフイメージを上げる旅は終わっていたのでした…。
たくさんの愛と感謝をこめて
AQUA MIXT  潤治

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