小さな子どもの虫除けで、頭を悩ます親は多いですね。
続編でその他の虫除けノウハウまとめますね。
この数年メディアでも取り上げられている、天才高校生(この春高校を卒業している18歳の青年)のお話も。
前回の記事はこちら。
[clink url=”http://aqua-mixt.com/archives/24692″]
子どもに人気の虫除けグッズは効果ある?
よくドラッグストアで見かけるのは、貼るタイプやバンドタイプの子供用虫除け。
子どもの好きなキャラクターものだったりして、持っているお友達も多いです。
簡易的なものはお友達と出かけた時に分けてもらうこともありますが、効果はというと…?!
去年、夏休みの旅行のためにしっかりしたものを探しました。
お友達とお揃いで購入したのは、しっかりしたシリコン製バンドタイプ。
虫除けの精油がしっかり染みこましてあるペレット(予備もあり)を装着するタイプでした。
(下の写真、お顔のところに10日間虫除けが効くというペレットを押し込む)
棒状にしたバンドをペちっと手首に当てるとくるっと巻き付くギミックを子どもたちは面白がって、なんども遊びながら着けていました。
アロマの香りが広がり刺される数は減りますが、それでも蚊が多い場所では匂いを避けて狙ってきますね。
蚊も、産卵のために高品質なタンパク源(人間の血)を得るために必死ですから。
先日、実家のお庭で畑仕事を手伝いました。
トマトや茄子を収穫するのに、手足や首にまで虫除けアロマジェルを塗ったのに…それらが塗れない顔をピンポイントで狙われました。畑仕事を終えて気づくと、眉尻をやられたんです。
一ヶ所に虫除け成分があるだけよりも、直接肌のあちこちに塗っている・スプレーしている方が効果は高いです。
そしてアロマの場合は揮発も早いので、効果を持続させるためにマメにスプレーする、塗り直すのが大切です。
天才高校生の発見を活かして、蚊に刺されにくくなる
何年か前に、高校生が蚊の研究結果を発表し、とても評価されているというニュースを見ました。
蚊に刺されやすい人の要因はいくつかあるのですが、その子は家族で特に蚊に刺されやすい妹さんのために実験を始め、最終的には足の常在菌が多い人ほど蚊に刺されやすいことを発見したそうです。
最近またテレビでも何度か紹介されていたので、記憶に新しい方もいるかもしれませんね。
常在菌は誰もが皮膚や身体に持っている、微生物(病原体ではなく、私たちの役に立つことも多いもの)。この微生物と人間の共生も、なかなか面白いテーマです。
しかしこの常在菌が足に多い人は、蚊に狙われやすいという。
対策は?
蚊の多い場所へ出かける前に靴下を新しいものに履き替える、足をアルコールを含ませたティッシュや除菌シートで拭く(常在菌を減らす努力)でも効果があるそうです。
この天才青年の妹さんは、蚊に刺される数が3分の1になったそうです。
詳しくは、2016年に放送のガッテンに要点がまとまっていますね。
⇒人類最凶の敵!「蚊」撃退大作戦!(NHK ガッテン)
前回に続きエッセンシャルオイル(精油)を使うのであれば、ティーツリーがいいですね。
殺菌消毒効果にプラス、蚊の嫌う香りというダブルの効果が期待できます。
ティーツリーはもちろん他にも用途がたくさんあるので、我が家に常備のアロマのひとつです。
常在菌は奥が深い
常在菌については、今年子供たちと一緒に味噌作り体験をした時に、教えてもらったことがあります。
・子供は常在菌が多い。
・子供の手の常在菌が、味噌の発酵に役立ち、美味しい味噌になる。
積極的に、子どもたちに味噌の素をこねてもらうこと!
子供達は、大人に比べて常在菌が多い。
メリットもありますが、特に足の常在菌が多い場合は、蚊に刺されやすくなるという一面もあるわけです。
冬に子供たちと一緒に作った味噌もそろそろ食べ頃なので、味噌作りと常在菌の話もまた紹介しますね。
常在菌の他にも子供が大人より蚊に狙われやすい要因は、肌の保水量が多いことなど複合的です。
いくつか組み合わせて対策をとることで、蚊にも人間にも優しく、刺されにくく、また刺されても悪化しにくいようにすることは出来るのですね。
天才高校生の生い立ちへの興味から、モンテッソーリ教育について
蚊についての新しい発見をした当時の天才高校生、田上大喜くん。
蚊の研究のために、自宅で4000匹の蚊を飼育し、「科学の芽」賞を受賞。
今年の3月に高校を卒業し、コロンビア大学医学部への進学が決定している。
けれども、成績優秀な特待生としてすでに渡米。大学院の研究室で最年少研究員として研究生活をしているのだそうです。
先日たまたまTVで見た彼はアメリカにいて、インターネット電話でスタジオと会話していました。
天才って、どんな家庭環境で育つのだろう?って興味ありませんか?
私は自分も虫が好きだったこともあり、田上大喜くん自身にも興味を持ちました。
彼の生い立ちを調べたまとめサイトは、いくつかありました。
英語が堪能な帰国子女で、海外でモンテッソーリ教育受けていたこともあるようです。
出典が明確ではなかったので、伝聞推定になりますが。
これだけ好きなことに没頭できる、探究心と集中力に感心します。
「モンテッソーリ教育」は私も興味があり、娘が1歳〜2歳の時に1年半ほどプレスクールに週1で通っていたことがあります。
モンテッソーリ教育を受けた人の中には、いわゆる天才と言われる人も多く輩出していると言われます。
娘は今はスポーツ系の幼稚園に通っていますが、どの幼稚園に行かせるかの選択肢に「モンテッソーリ」の園もありました。
こちらもまた、紹介していきますね。