こんにちは、潤治です
先日、パートナーシップについての講演を主にプロコーチを目指す方に
させていただく機会をいただきました。
夫婦のパートナーシップがライフワークを創りあげていること、パートナー
シップを築き上げるために心がけていること、ストーリーなど、いかに
パートナーシップが豊かさの源泉になっているかをお伝えすることに
なりました。
その中でお話した内容で、「夫婦はベストフレンドでもある」とお伝えしました。
ベストフレンドの関係がパートナーシップの土台にもなります。よく、海外へ旅行をする際、現地の方に
「ふたりは卒業旅行かい?」
「ふたりは友達なのかい?」
と訊ねられます。ふたりは結婚していますッ…と答えても、いつの間にか学生の卒業旅行という
ことにさせられてしまいます。
夫婦らしくないということは結婚当初から言われていることです。
お互い指輪をすることが稀ですし、昔は夜の外出も多かったので、お互いの
今どこで何をしているか…?ということは把握していないことがとても多かった
です。お互いのスケジュールをお互いが把握していない…ということが周りには稀有に
映ったようです。 夫婦なのに…?今はお互いで同じライフワークに取り組んでいますから、お互いのスケジュールは
管理して把握はしていますが、休日になるとお互い別行動になることも少なく
ありません。僕は本を読みたい、彼女は出かける…。
僕は近くの公園に行きたい、彼女はスポーツジムに出かける…。
僕はゆっくりと家事をするが、彼女は寝ている…。なので、休日にお互いの友人が遊びに来ても、夫婦のもとに遊びに来たという
感じではなく、同級生と合宿に来たような感じ…と言われることが多いです。「夫婦はベストフレンドでもある」
親友のスケジュールを把握しているということはあまりないと思います。
親友と家に一緒にいて、お互いが違うことをしているという状態もよくある
と思います。親友に執着することもなく、自分の感情を親友にぶつけることもない。
お互い干渉しあわず、お互いが自由にしている…。
お互いの感情、空間の境界線が引けている…。夫婦になると感情の境界線をひくことを忘れてしまって、自分が感じる感情を
相手にぶつけてしまうことも多くなります。
あまり良くない状態で一心同体です。
親友との旅行では、喧嘩することはないのに、夫婦・カップルで行くと喧嘩をする…
という経験はありませんか。共依存ではなく、相互依存することで、相乗効果が生まれると感じています。
そのために自分の感情に責任を持つことが大切になります。「僕がこんな気持ちになるのは、彼女には関係はない。」
「彼女は僕を傷つけてはいない。僕しか、僕を傷つけることはできない。」“誰もあなたを傷つけない…、あなたが傷つくことを選んでいる。”
お互いが自分の人生の責任を背負い、自由であることが僕たち夫婦が
心がけていることのひとつです。自由とは責任と感じます。
自由とは信頼だとも感じます。
自由に旅をすることは、旅を設計する責任を背負うこと。
人生という航海は、自分の判断や選択に責任を持つこと…それが自由。「お互いが片方の翼を持っている。 ひとりではうまく飛べないが、
ふたりが協力するとひとりではいけない場所まで、飛んでいける…。」この言葉は結婚当初から、大切にしている言葉です。
パートナーシップが創りだす世界は、決してひとりではたどり着けない世界。
親友である、同志である、その関係が「結婚」をいう形を取っているのだと
感じています。ということで今回は、「目の前のパートナーは親友でもある。」でした