こんばんは 元理系 実験大好き AQUA MIXTの寛子です。
地球に優しいお掃除シリーズ、続きます。
台所で使う重曹に加えて、クエン酸のお話です。
重曹で落ちない水垢汚れには、ビネガー(特にクエン酸水溶液)のスプレーが効果的
スーパーや薬局で買えるクエン酸(結晶)を
水カップ1に対し小さじ1で酸濃度2パーセント前後になります。
これを常用の濃度としてスプレーボトルに作り置き。
いつでも気になるところに、シュッシュします。
重曹は弱アルカリで酸性の汚れを中和しますが、こちらは酸や還元力で汚れを溶かす役割です。
↑amazonさんで、商品説明に用法が親切に書いてあったので商品リンク。
同じビネガー類でも、お酢を元にしたものとクエン酸水溶液とで若干性質に違いがあり、
うちでは、穀物酢を薄めたビネガー水(明日紹介します)と、クエン酸水を使い分けていますよ
ビネガーの一般的な働きは
- 浸透・剥離・溶解作用
- 抗菌作用
- 消臭作用
- リンス作用
- 還元作用
家の中の水場(台所、トイレ、浴室、洗濯場など)には、よく水あか(白くカリカリした結晶)がつきませんか?
重曹で磨いても、落ちにくい、時間が掛かるものです。
ということで、重曹で磨いた後に水あかが気になる台所の汚れ、シンク周りにシュッシュとクエン酸水を吹きかけて、しばらく放置。
窓の結露の後に出来た、埃と水あかが固まってしまったような状態にも、クエン酸水を吹きかけてテッシュでラップして乾きにくくして放置します。
クエン酸水のいいところは、お酢を使ったビネガー水の掃除と違って、「揮発しない」こと。
時間が経っても、クエン酸水の効果が残るので、長時間に渡って抗菌できたり、時間を掛けて浸透させて、汚れを剥離・溶解することが出来るのです。
昨日は、8年前の結婚祝いにいただいた長年活躍してくれている「やかん」にもシュッシュしておきました。
いつもセージを炊いている器も真っ黒だったので、これもクエン酸水に浸して・・・
今日、ゆるんだ汚れを磨き落とせばアラビックリというほどのピッカピカに。
すごいな~。
自然の力、化学の仕組みを体感して、掃除時間が化学の実験室状態です
さて、このクエン酸水はお風呂でも大活躍
お風呂の蓋を磨いたのですが、潤治に「新品だ~!!」って言われました。
築25年以上で改装をしていないお風呂場の壁のカビは手ごわいですが、徐々に徐々に、薄くなっていっている・・・
そしてトイレには、クエン酸スプレーボトルを常備しているのです・・・
台所編が終わったら、紅白で大ヒット「トイレの神様」を意識している人も多いかな?
トイレ編を書こうと思ってます。
現在我が家のバイブルは、この二冊。
続き「トイレの神様」編