その仕事を通して…何を受け取る感じる?

ハッピーライフ

こんばんは、イタリアンワイン&カフェレストラン 「サイゼリヤ」 のドリンクバーで水を飲みまくる 潤治です。IMG_0583.JPG
飲食業界の中で、従業員ひとり当たりの売上高がとても高いそうです。お店の広さから、厨房の忙しさを想像するとゾッとしてしまいました。
従業員の中には、楽しそうにやりがいを持って仕事をしている人とやっつけ仕事のようにこなしている人がいます。
その違いは何なんだろう?なんて思いながら、自分の昔のことを思い出しました。
少し昔、僕が AQUAMIXT にてセラピー業を専業にする前のお話です。
あるコールセンターでアルバイトをしていた時のことです。そのコールセンターはテレビを観ている人たちからのお問合せに対応するところでした。“お問合せ” というと聞こえは良いですが、要するに “クレーム処理” です。

「留守番録画していたんですけど…ドラマが半分しか録れていないんです。
何で野球延長しちゃったんですか?どうしてくれるんですか?」
「なんで、真央ちゃん(女子フィギュア選手)だけをもっと映さないんだよ!
至急カメラマンを呼んで!」
「あの占いのおばちゃんを出演さすなよ~不愉快だからさ~!」
「あのドラマの終わり方、納得いかないんですけど!(怒)」

きっと全国から選りすぐりの精鋭たちのクレーム感覚だと思います。


その仕事のつらさや苦しみ、イライラよりも、感謝することが多くなってきた頃、
新人に仕事を教えるという機会も増えました。
「電話してきて、怒って、イライラをぶつけてくる人たちの
対応をするこの仕事って最低じゃないですか?」

教えていた新人の子が、僕に愚痴を言い出すようになりました。
それはそれは、当然なことです。
僕も働き始めた時は同じでした…。
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その職場では、精神的にまいる人が多かったです。
視聴者の怒りをダイレクトに受けるわけですから。
愚痴のひとつやふたつ言いたくなって当然です。
でも、愚痴を言い続け、現状から学ばないでいるのは、
苦しい状況を持続させてしまうことになります。
なぜなら、天意はきっと、その状況から学んで欲しいことがあると伝えているからです。
さて、その新人の子に伝えたことは、
・想像力を使うこと
・その仕事を通じて、自分の何を表現したいのか
・電話をかけてくる視聴者を喜ばせるためにはどうすれば考えること

でした。
自分自身の仕事が世界にどういう影響を与えているのか。
逆境に見えるような世界でも、
自分がその世界に何を発信したいかの手段と思いながら仕事をする。
怒りをぶつけてくる他人を喜ばせたり、満足させたりするには、自分がどうあるべきか。

これらは、僕がそのコールセンターの現場で、精神的に追い詰められたおかげで、
考えるようになったことです。
その新人の子にも、そんなエッセンスが少しでも伝わるといいなと思いながら、
ほどなくして、僕はその職場を去ることになりました。
つまらないと思って仕事することもできるし、
仕事との付き合い方をもっと面白くしていくこともできます。
自分自身の「○○」 をどうやって表現し続けるかを考えている、最近の潤治でした。
そして、また、サイゼリヤに行くことでしょう。

心と魂の望む世界を日常のシーンで選択し続けるために、
【テーマ別】スピリチュアルライフレッスンが始まりました!
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コメント

  1. 潤治 より:

    みかんさま
    素敵な彼女のお話をしてくださったことに感謝いたします。
    彼女のもとにクレームをぶつけた人たちもこうして文章になり、
    そのクレームも学びへ昇華されます。
    その彼女やみかんさんのおかげですね。
    心の闇は、光を当てられることを待っているのかもしれませんね。
    僕もそこから目をそらさずに自然な気持ちで向き合いたいと思います。
    そんなことをみかんさんの言葉から、学ぶことができまました。
    いつもありがとうございます。
    また、書きま~す!

  2. みかん より:

    こんばんは。
    今回の記事で、10年ほど前に知り合いだった女の子の事を思い出しました。
    彼女は当時大学生で、時々寝たきりになるほどの持病を抱えながらも、
    学費を稼ぐためか何かの理由で、
    高給のクレーム処理のバイトをしていました。
    「こんな事を言って来る人がいるのよ~」
    って笑いながら度々仕事の体験談を話してくれました。
    「お体の事もあるし、大変ですよね。無理してませんか?」と私が言うと、
    「全部が全部じゃないけど、実はクレームの内容云々て、ほんとうは関係なくてね、ただ話し相手が欲しいから、自分の話を聞いて受け止めて欲しいから電話してくる人が多い気がするの。特にお年寄りとかはそうね。
    だからそんな時は、ただうんうんて聞いてあげるの。
    それでキレる人もいるけど、中にはお礼を言うくらい満足されたり、『あれ?何の話してたっけ?』ってクレームを忘れるくらい(笑)スッキリされる事も多いのよ。」
    そんな事を言っていたように思います。
    その仕事で得た経験を生かされてなのかどうかわかりませんが、彼女は大学の小説コンクールで、心の闇をテーマに書き、見事大賞を受賞されたそうです。
    日頃持病の事も愚痴る事なく、いつも笑顔だった彼女。
    彼女に救われた人も多かったでしょうし、
    彼女が仕事で得たものもきっとお金より大きかっただろうと思います。
    長々と思い出話をしてしまいましたが、
    潤治さんも貴重なご経験を、何ひとつ無駄にすることなく受け止めていらっしゃるのだなと思いました。
    こうして今、記事にされ、改めて受け取り、また読んで何かを感じ取る人がいるという事で、そのご経験が、「また光を当ててくれてありがとう」と言っているのではないでしょうか。

  3. 潤治 より:

    ララさま
    仕事をするうえで、人間関係や条件はとても大切ですよね。
    それがうまくいかなくなって転職することは多々あると思います。
    コールセンターの仕事は、はじめ人間関係も条件もあまりよくありませんでしたが、
    自分の○○を表現しようと思い始めたら、周りが変わり始めました…。
    お金との関係は癒したり、観ていく必要があるかもしれませんね。
    僕もお金との関係はフレンドリーになってきたように思います。
    感謝をこめて

  4. ララ より:

    私にとって、とてまタイムリーで考えさせられる内容でした。仕事に対し、条件や人間関係などから優先しがちな自分がいます。自分自身のためにも心からの仕事をしたいですね。(でもでもお金がまだまだ気になりますっ)

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