マタニティライフを楽しむ余裕が出てきた
AQUA MIXTの水本寛子です。
もうちょうどあれから2年経つのですね・・・。
2010年10月~12月に不妊症外来に通うことをきっかけに、自分の身体や心のトラウマと向き合うというテーマで
「魂を迎え入れる」シリーズを書いていました。
いろいろな反響があったにもかかわらず・・・(温かいメッセージを下さった方、本当にありがとうございました)
実は中途半端にシリーズを中断、必要な検査を一通り終えたら通院は2ヶ月で終了、という状態でした。
今だから、続きを書けます。
とてもデリケートな問題で、公にする人も少ない不妊症治療というテーマ。
またメディアは有名人の人工授精や代理母など極端な例で騒ぎ立てることもあるからでしょうか。
一般的な不妊症外来の実態が伝わらず、世間の誤解も多いなと実感することもあります。
心ないことを言ってくる人もいました。
不妊症外来に通う人には、そんな経験がある方も多いようです。
生理周期に合わせての細かい通院計画や医師からのプレッシャー、親の期待も負担でしたが、他人事の周りの人の理解のなさにも時には辛くなりました。
そして2010年12月のある診察で、当時の担当医師の方針に対しても最後には「怒り」 相容れぬまま通院終了。
そんないきさつを不妊症外来の現実として、書いていきますね。
現在の産婦人科での常識では、不妊症とはこう定義されています。
不妊症とは、一定期間通常の夫婦生活(性生活)を持っているにも関わらず妊娠しない状態をいいます。
日本では、最近は「1年以上」妊娠しなければ不妊症として対処するのが一般的になってきました。
(不妊症外来の案内 より)
この一定期間は、アメリカ生殖医学会(ASRM)では1年、国際産科婦人科連合(FIGO)では2年としています。
2年前の当時結婚8年が経過していた健康には人一倍こだわりの強い私たち夫婦でしたが、子供はまだいませんでした。外からは分からない先天的な原因があるかもしれません。
私の母に「子供が欲しいなら、まずは検査を受けてみなさい」と言われたのが、通院を決めた一番のきっかけでした。
不妊症の女性側の原因は約5割で、男性側が約3割、その他の原因不明が約2割とも言われています。(説は様々です)
- 男性側の原因 (精子の数が少ない、元気がない、無精子症)
- 女性側の原因 (排卵因子、卵管因子、着床因子、頸管因子、子宮内膜症、年齢因子)
- その他 原因不明
そして過去の記事で検査内容などを書いていたように、女性の方が検査項目が多いですが(男性は精子の検査一回のみで終わり)2ヶ月の間に一通りの検査を終えました。
自然時間を意識して28日周期のコズミック・ダイアリーを使っていますから、何年も生理不順とも無縁。
周期的に、元気で状態のよい卵子が排卵されるのが内診で確認されました。
女性特有の病気も問題なし。
ホルモンバランスも周期内の変化は良好。
年齢因子に関しては一番危惧されるかもしれませんが・・・健康面でカバー。
完全菜食(ヴィーガン) 陰陽理論のマクロビオティックや酵素食のロー・リビングフード中心。
経皮毒・石油系・化学物質等も注意してスキンケアや洗剤、日常品など肌に触れるものはすべてこだわり10年以上、ある年の潤治からの誕生日プレゼントは「布ナプキン」(紙ナプキンは経皮毒の危険があるというて理由で)
現代の食生活や環境ホルモン、経皮毒、冷えなども不妊に繋がると指摘されていますからね。
妊娠を希望する前から、まず自分自身の健康のために意識してきたことです。
健康は生命力=子孫を残すという力でもあります。健康であればあるほど、自然に妊娠しやすい身体になります。
このように日頃のライフスタイルが活きていたようで、身体の機能面で問題となる箇所は、夫婦ともに検査すべてクリア。
担当医師から「妊娠しないのが、不思議ですね」と言われる始末。
産婦人科では「原因不明2割」と言われる部分
・・・精神的な問題(ストレスや親になることへの抵抗といったメンタルブロックなど)や、スピリチュアルな課題が原因となることも含まれると感じます。
私たち夫婦は、この2割の問題に向き合うという課題でしたね。
でも、向き合うきっかけに不妊症外来への通院もひとつ有効だったとは思います。
2ヶ月の間に通院は8回でした。かなりの頻度ですよね。
それも排卵や生理の周期に合わせて検査を行うので、例えば排卵後2日間の間に、生理開始から何日後などと指定され、日程がかなり限定されます。
また、予約をしてもかなりの待ち時間、2~3時間待つのは普通でした。
ただ待合室にいるだけでどっと疲労感が押し寄せてくるようで、検査と診察が終わると、疲労困憊。無意識にストレスやプレッシャーを感じる場所でした。
通院期間は、あっという間にストレス太り
ただ私は自営業で比較的時間が自由になるため、そして早く検査を終わらせたかったので集中的に通うことが出来たので2ヶ月で済みました。
しかし一般的なお仕事の方だと、日程が決まっている検査を受けるために、もっと期間がかかるかもしれません。
でも通院中に一番驚いたのは、ただ生理の周期を聞かれて、この日夫婦で仲良くして下さいと言われるだけ。
妊娠しやすい身体作りを自分なりに工夫していたけど、どこかで専門医のアドバイスも期待していました。
しかしライフスタイルについては何も聞かれず、妊娠しやすくなるためのアドバイスも何もなかったのです。
(それは代替療法に理解ある医師でないと、期待できないのでしょうか)
根本的な身体作りの指導もなく、検査して問題が見つかれば薬物治療や人工授精で解決しようとする姿勢・・・不信感は募る一方でした
そして私の中で、通院はもう無理だと思う決定的なことが起きたのです。
(その2へ続く)
過去の魂を迎え入れるシリーズ
ワタシ自身の準備~魂を迎え入れる~[2010/12/21 18:19]
後押しするメッセージ~魂を迎え入れる~[2010/12/21 16:44]
3回目の検査「子宮卵管造影検査・結果」~魂を迎え入れる~ [2010/12/07 15:34]
この世に導いてくれた両親に感謝する[2010/12/04 18:55]
3回目の検査「子宮卵管造影1日目」~魂を迎え入れる~ [2010/12/02 23:06]
2回目の検査~魂を迎え入れる~ [2010/11/13 22:11]
1回目の検査~魂を迎え入れる~ [2010/11/11 20:02]
一歩を踏み出す勇気~魂を迎え入れる~ [2010/10/21 09:47]
コメント
ナミさん
コメントありがとうございます。
お誕生日5月5日なのですね!
うちの天使ちゃんの予定日と同じとは!ご縁を感じます。
予定日通り生れて来ない方が確率的には高いですが、妊婦はどこに言ってもまず予定日を言わなければならないので、555のエンジェルナンバーがすり込まれてしまいます。
またお逢いしましょうね!
感謝をこめて 寛子
寛子さん、おめでとうございます。
赤ちゃんとぜひ遊ばせてください。
それから予定日が自分の誕生日と同じ日という事で、何だかわくわくして来ました!
マタニティライフ、楽しんでください^ ^
花*花さま
いつもTwitterも読んでいただいていたのですね。気にかけていただき、心よりありがとうございます。
体調が安定しない間は、パソコンや携帯の液晶の光も、つわりの悪化になりました。
見過ぎは良くないものなのだなと、改めて感じました。
立場の違いを理解し合えれば、心ない言葉で傷つけ合うことも減るのかもしれません。
自分も気をつけようと、日々感じています。
きっと身近には、そのご友人以外にも不妊で悩まれている方がいらっしゃるかもしれませんね。
また私の体験を綴らせていただきます。
楽しみにお待ち下さいね。
感謝を込めて
寛子
Keikoさま
先日はお越しいただき、ありがとうございました!
そしてコメントをいただき、Keikoさんからの視点をお聞かせいただき大変納得しています。
医学的には原因不明と言われる2割。
心理的要因やスピリチュアルな要因は、まさに私たちの専門領域です♪
聖ヶ丘に来てからの5年あまりの間にも、課題を乗り越えて妊娠・出産される方に何人も関わらせていただきました。
なかなか公には話されることがない話題ですが、生命や人生の本質に性の問題はあると思います。現代社会ではあるいみタブーとして封印されたパワーではないでしょうか。
私の体験と気づき、そしてスピリチュアルな課題を紐解くお手伝いをしてきた立場から、続きを書かせていただきますね。
今後ともよろしくお願いいたします。
感謝を込めて
寛子
寛子さん、おめでとうございます(*^^*)
体調も安定されて安心しました。Twitterのつぶやきが更新されなくて、何かあったのかなと(汗)気になっていました。元気な赤ちゃんを産んでください。
友達が現在不妊治療中です。私は独身であるのを理由に人格を否定する言葉を投げ付けられる経験もしたので、どんな言葉が友達を傷つけるかな?って、ある程度までは予想できるのですが…時々どんな言葉を伝えれば友人の励みになるのか分からなくて、戸惑います。
外見上分かりにくい慢性疾患抱えて、やっぱり他人に心無い言葉を言われて傷付く時があります。心無い言葉を投げかけられる痛みは完全にではないけど、分かる気がします。
今回のシリーズ、興味深く読ませていただきます。楽しみにしています。(*^^*)
こんにちは、寛子さん。先日はセッションしていただいた折、おめでとう!のご挨拶をしていませんでした・・ごめんなさい!あらためてブログを読んでいて、不妊症治療について私も思うことがあるのでコメントさせていただきました。
私いつも思うんですが、不妊症って、その「原因不明2割」の部分こそ一番の原因だと思うのですが、どうでしょう?
スピリチュアルな課題、が要因していると思います。
私も周りの友達で不妊治療して授かったというカップル多々いますが、授かったという場合は大体結局いろいろやって諦めたら自然なかたちで授かったというパターンが多いです。
ようするに結局二人の本当の(体を含めた)コミュニケーンが問われているのだと思うのです。治療うんぬんよりも、愛に的を絞って集中して幸せモードでいるとき授かるんじゃないでしょうか。
その証拠に(?)年取ったカップルでも自然に授かったりしているし(サルコジ前大統領とカーラ・ブルーニさんなんて40代と50代のカップルですが、カーラさんはたしか二人目を妊娠されたとか)。
あまりこういう性に関わることって友達ともあけすけに話さないですしね、でも実に大事なことですよね。
来年の5月楽しみですね。元気な赤ちゃん産んでくださいね!
Keiko