“甘噛み”を知らない大人たちさ

ハッピーライフ

こんばんは、AQUA MIXT 潤治です。
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夕焼け放送が17時から16時になり、
日没も16時45分となりました。
「走れメロス」 の
メロスも驚きの日の入りの早さ
です。
さて、我が家ではあまりニュースを観ないのですが、たまにテレビをつけると、物騒な事件が巷を騒がしていることに気づかされます。
Facebook上の「友達」から、娘が外されただけでその父親が殺傷事件を起こしてしまうなんてこともありました…(海外ですが)
ここ数年、電車の中で小競り合いから喧嘩になるシーンに出合うことが数回ありました。
空いた席に座ろうとした若い男性を押しのけて、おじさんがその席にサクッと座ってしまいました。
若い男性はあっけにとられて、しばらく黙っていましたが、「欽ちゃんの仮装大賞」の審査得点が徐々に上がっていくように、怒りがふつふつを上がってきたんでしょうね、その若い男性はおじさんに正面から蹴りを入れてしまいました。


いきなりのことに車内は騒然としましたが、
おじさんが席を譲ることで事なきを得ました。
(事なきは得ていませんが、
仲裁に入らなければ喧嘩になっていたかもしれません…。)

しかし、何故、蹴りを入れてしまうのか…。それもいきなり。
コミュニケーションが上手にできれば、
お互いが心地良い機会になったのかもしれないと思うと
やるせない気持ちになりました。
(その後、潤治はそのことを忘れてアイスを食べました。)
我慢して我慢して、キレる…
我慢残高が満期になると、「キレる」正当な理由になる…
犠牲になることを選んでおきながら、我慢しきれずにキレる…
言い争いと言い合いの違いが分からずに喧嘩になる…

動物たちは、じゃれ合う時に、
いきなり仲間を殺傷してしまうことのないように、幼い頃に「甘噛み」を覚えます。
どのくらいで噛むと相手がダメージを受けるのか、
その力加減を身体で覚えていきます。
そして、例えば…、
犬の場合、甘噛みのしつけは、噛み返す、叱る、大げさに痛がる…
などが正しい対処方法のようです。
人間同士も同じような気がします。
甘噛みを知らずに大人になると、噛み癖がある人は敬遠されがちです。
言い返すと面倒な人、空気を読まない人、すぐにキレる人、
常に人とトラブル人、心のシャッターを閉めてしまう人…

というレッテルを貼られてしまうでしょう。
犬の飼い主はその犬に愛がありますから、
(我が子に本気で関わろうとする愛と言えるでしょうか)
噛み返す・叱る・大げさに痛がる…などのしつけに力を注ぐでしょう。
しかしながら、僕たち人間の場合、
それほど愛情を感じない人、むしろ、面倒な人に対してはどうでしょうか。
噛み返して、さらに噛み返されたら?
叱って、さらに面倒な事態になったら?
大げさに痛がって、相手につけこまれたら?

そのようなことを思うと、
無視するか適当に受け流すほうが無難だということになります。
そんな面倒なことに関わっていられないというのが、本音かもしれませんね。
安心してじゃれ合い、噛み合い、仲直りするという空間があれば、
“甘噛み” を上手にできるのではないだろうかと思います。
甘噛みを覚えられずに、社会に放り出され、
矯正する機会も与えられなかったとしたら…

それはとても孤独を感じることかもしれません。
冒頭で紹介した若い男性が、
穏やかなコミュニケーションを学ぶ場を誰かと共有することを
ついつい祈ってしまうのでした…。
その “噛みつき” は「愛を求める叫び」 だから。

コミュニケーションから全てが始まる。
内と外、ふたつのコミュニケーションスキルを磨く!

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