いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
AQUA MIXT 潤治です。
寛子のマタニティ記事が好評のようです。
あまり共有することのない思いや経験を記事にする寛子の姿勢やその寛子をサポートしている「護っている存在」に感謝しています。
僕が2度目の結婚を寛子として、僕も彼女も課題がありました。
(※寛子の記事 「ワタシ自身の準備~魂を迎え入れる~」)
お互いがその家族に生まれた理由や大人になってからの人生の彷徨、自分らしく生きることやその勇気 など。
それらの課題に、いろいろな機会が与えられて取り組んできましたが、今回はお互いが「父親になること」「母親になること」を選択肢のひとつとして取り組む機会が与えられたのだと感じています。
1度目の結婚では、取り組めなかった僕の課題は…
“父親を認めること、そして僕自身が父親になること” です。
子供はみんな愛し合った両親から生まれてくるはず…。
「あなたのお母さんとお父さんが愛し合ったから、
あなたは生まれてきたんだよ」
と子供の頃に学校で教えてもらったような気がします。
しかし、僕の両親は、毎晩、夫婦喧嘩に「勤しみ」…w
幼い自分はふたりの傷つけ合う姿が怖くて
何もできずに目をつぶって、ふとんの中にいるだけでした。
だからなのか、今でもふとんから出るのに抵抗する朝もあります…。
二度寝も好きです。(→責任転嫁、カルマのせいにしちゃうぞっ状態)
AQUAMIXT では、夫婦喧嘩から学びがあるとお伝えしていますが、
僕が幼いころに両親のしていた夫婦喧嘩は、
ただただ、相手を傷つけ、乱暴をするだけでした。
父の母に対する言動は、子供ながらにショックなことが少なくありませんでした。
“父のようになりたくない”
というのが、幼い頃の僕のモチベーションだったと思います。
父親が反面教師っていうものですね。
父親のように感情に流されて、自分を見失うのは人間失格だ。
僕は絶対にそうならない、なったらこの世の終わりだ。
小さい僕の大きな決心でした。
大人になり、それと同じくらい心の奥底から湧きあがってくるのは…
“もしかして、家庭を持ったら、父のようになってしまうのではないか?”
“僕も暴力をふるい、相手を傷つけて、家族に優しくなれないのではないか?”
なので、“お父さんに似ているね” と人に言われるのが、とても嫌なことでした。
…と同時に怖ろしくもありました。
結婚して、子供を持つようなことがあったら…、
その子供に僕はあの父のように振る舞ってしまうのではないか…
と思うと怖くて仕方がないのです。
そういうことを考えるのも嫌だったので、
いつの間にか思考停止状態になっていったのでした。
思考停止状態のまま、1度目の結婚は幕を閉じました…。
父と母がいて、
そのふたりのもとに生まれてきた意味は?
愛し合ったわけでもないふたりのもとに生まれてきた意味は?
「愛し合っていないふたりから、
どうして僕は生まれてこなくちゃいけなかったんだ!」
完全に人生という海で漂流していた1度目の結婚を終えた頃の僕でした…。
そして、寛子と出会うのでした。
(「魂を迎え入れる準備【潤治編】“欲しがり屋さんだった僕” に続く)