いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
AQUA MIXT 潤治です。
恋愛過去生リーディングは、〆切りました。
多くの方々と過去生を共有できることに感謝致します。
恋愛は抑圧された感情を解き放つパワーがあります。
本当は何を感じ、何を欲しているのか省みることになるでしょうか。
自分でも目を覆いたくなるような動機で人を好きになっていることに気づくこともあります。
言葉では綺麗なことを発しながら、実はとても利己的な動機で相手を利用することだってあります。
そのダークサイドな自分の動機をひた隠しながら、innocence(イノセンス)でいようとする自分もいます。
自分が一番被害者のようなポジションを陣取ることで、いつの間にか相手を加害者のように仕立ててしまいます。
男のええ恰好しい「君に迷惑をかけたくないんだ。」シリーズでは、
その恋愛被害者意識を紐解いていきます。
それを紐解き、ありのままの自分を愛すことができるとパートナーシップが磨かれます。
設定はフィクションでありますが、
交わされる言葉は架空であるとしたい僕のエゴも垣間見えます。
前回の続きです。
最愛の人に迷惑をかけたくない、愛している人に心配をかけたくない
というこの男の表面上の動機は、すでに巧妙な責任回避の手が打たれています。
本当に向きあうべきものは…
愛している人にほど、迷惑をかけましょう、心配を共有しましょう、ということでしょうか。
しかし、今回の男のケースは違います。
愛している人に迷惑をかけないというあたかも綺麗に映る言葉は、
何のことはない、「恰好悪い自分を見せたくない」という
ただの利己主義者(エゴイスト)です。
そのエゴイストが無意識に張る網に引っかかってきた女がいます。
彼の張る罠は、「この僕を放っておける?」です。
そこに「雨の中に捨てられている子犬を
見過ごすことはできない」症候群の女。
そのふたりが出逢ったら、何かが始まってしまうのは火を見るよりも明らかでしょう。
共依存です。
橋本は自分の愚痴を誰かに聴いてもらうという経験をあまりしたことがない。
話すこともないし、そんな自分を見せて心配をかけても仕方がないと思うからだ。
妻には、会社で働けることをありがたいことだと伝えていたし、
その気持ちに嘘はないつもりだった。
しかし、どうだろう?目の前の女性に僕は溢れんばかりの愚痴を漏らしてしまっている。
彼女が聞き上手なのだろう、そのことに今夜は甘えさせてもらおう。
彼は目の前にいる女の前で、悲劇のヒーローのような気持ちになった。
自己憐憫という思考は、自己責任を回避するひとつであることに彼は気づいた。
「橋本さんって損な役回りが多いですね。
わたしもそうだから同情しちゃうな。」
と内田はじっと橋本の目を見ながら肯いていた。
彼はその真剣に聴いてくれる内田の姿に気持ちを許していた。
「いつも気丈に振る舞っている君にもそのようなことがあるんだね。」
「ありますよぉ~、男性社会でキャリアを積んで活躍しようと思うなら、
ある程度の仮面を被って、勝ち気な女を装わないとですよ。」
「へぇ、じゃあ、今は装っていないの?」
「橋本さんが正直に愚痴を漏らしてくれるから、わたしも素直でいられます。
今はすっぴんですよ(笑)。」
こうして、ふたりは「秘密」を積み重ねていく…。
―大丈夫か?橋本!
奥さんに迷惑をかけないと言いながら、
内田には迷惑をかけるつもりなのか?
心の奥底では、内田を値踏みしていないか?
迷惑かけてもいい女だな…とか。
そのお前のダークサイドに気づかずに、
「ああ、いい人だぁ~。素直な愚痴を言える。」と思考停止になるな!
奥さんに情けない自分をさらす勇気を持て!橋本ぉ!
同じ内容を平日と週末に開催します。
日時は5月8日(金)と24日(日)の14時~ です。
日時は5月8日(金)と24日(日)の14時~ です。
全く同じとなるかは分かりませんので、
お芝居を観に行くような気持ちで両日参加されることも可能です。
参加者の皆さんのご質問で変わっていきます。
参加者の皆さんのご質問で変わっていきます。
Skype受講も可能です。
「The 男」をテーマに徹底的に解剖していきたいと思います。
潤治が講座を担当します。
恋愛、パートナーシップは自分では気づいていない自分を
気づかせてくれる大切な人生のカリキュラムのように思います。
だらしなく依存することも、泥仕合のような喧嘩別れをしても、
浮気されてもしても、不倫でも…そこには人生の学びがあります。
向きあわずに「無感情」になることで、自分自身を守ろうとする習性がありますが、
恋愛はそれを陵駕する「好き」という思いがあります。
だから、傷つくこともあるのでしょう。