15年前、夫婦ふたりのカウンセリングルームをどんな形で実現出来るのか?
模索しながらの脱サラ後、フリーランスで企業研修講師を始めました。
「全然人に、伝わらない!」
講師にはなったものの、衝撃を受けました。
そう、それはわたしのコミュニケーション能力の低さからでした。
IT業界キャリアを積み、難関資格もたくさん持っていました。
ですから、研修講師の仕事の話は直ぐに決まったのですが…。
しかし、講師トレーニング、講師デビューと続いてわたしはへこたれそうでした。
プレゼンテーションの下手さ、要点が伝わらない。
自覚していなかった自分の話し方の癖なども、講師トレーニングではビデオに撮影して見る機会もたくさんあります。
某IT会社の認定講師になるために講師の実技試験もたくさんあり、当然講師のクオリティ維持のために厳しいことをたくさん言われる。
講師デビューしても、講座終了後には受講生からのアンケートという、これまた厳しいフィードバックにさらされます。
もう研修講師としての仕事は動き出してしまっている。
フリーランスのわたしに育成の投資をしてくれる研修会社もあり、もう後戻りは出来ない。
そんな中、わたしは問いを持ち続けました。
「どうしたら講師として、スキルアップ出来る?!」
↑研修講師現役時代の貴重な写真(ほとんど写真を撮る機会は無かったので!)
そんな試行錯誤の中で、コーチングに出逢いました。
上手くいっている人のコミュニケーションスキルを、体系化したもの。
それを、人の目標達成に役立てるコミュニケーションツール。
コーチ(Coach)の語源は、馬車。
その人が行きたいところに、連れて行く手助けをするもの。
夢を応援するための一つの手段。
わたしは直ぐにコーチングの本を購入し、そしてコーチ育成機関に申し込みました。
わたしがコミュニケーション上でもどかしく思っていたことが、次々と楽になっていきました。
家族関係も、コーチングで学んだコミュニケーションを見直すことで、大きく変わりました。
「ずっとコミュニケーションが苦手だと思っていたけれど、
コーチングというコミュニケーションを使って誰かの夢を応援すること。
これは天職かもしれない!」
早速コーチングを受けてくれるクライアントさんも募集し、すぐに10人以上の継続的にセッションを受けてくれるクライアントさんが集まりました。
苦手なものが何かをきっかけに苦手では無くなるとき、そのコツを掴む感覚は人への教え上手になることが多いようです。
その後わたしはコーチングをベースに講師としてもスキルアップし、IT技術研修でも仕事に恵まれるようになり、その後はコーチング研修や各種コミュニケーション研修を担当するまでになりました。
そして今は企業研修から離れたものの、個人相手のスピリチュアル・コーチ、ヒーラー、セラピストとしてコミュニケーションを最強ツールとしてライフパーパスを生きている。
コーチングに出逢ったときの、「天職だ!」という感覚は、そのまま今に至ります。
苦手を克服、というほどのものではありませんでしたが、苦手だから避けているものには、実はライフパーパスの大きな祝福がある場合があります。
去年のわたしの例を出せば、ボディワークが苦手でずっと避けていた。
ボディワークは潤治がやっているから、いいでしょ?
わたしには、関係ない…
からの、アクセスとの出逢いでまさかわたしが身体を使ったセッションをこんなに日々やるようになるとは。
あなたの苦手なものの中で、ライフパーパスの祝福がどこに隠されているでしょうか?
あなたの意外なライフパーパス、一緒に見つけませんか?