男性にはうかがい知れぬ世界

ハッピーライフ

いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
WallpapersHD-311
AQUA MIXT 潤治です。
このたびの出産を機に、お産についての学びが深まりました。
産褥期、床上げ3週間、悪露(おろ)…など、
はじめて聞く言葉ばかりでした。
産後、すぐに仕事に復帰する女性もいるし、
新生児は「寝る・母乳・オムツ」だけで母親は意外に暇なのでは?と見くびっていました。
育児休暇という言葉のイメージも、僕にとってはバカンスのような…
何だか楽しげな雰囲気で捉えていました。
(確かに楽しい時期ではあります。)
寛子の持つ出産・産後のイメージをお互いにすりあわせをしていく中、
産後、母体が妊娠前の状態に回復するには
ある程度の期間が必要だということを知りました。


ある程度の期間は人によって様々かと思いますが、
床上げ3週間というように、
産後、母親はオムツ替え、授乳以外のことはせずに
養生する期間が必要ということですね。
(産褥期は6~8週間ほど)
出産に向けて長い期間かけて準備したわけですから、
産後、時間をかけて回復していくのは当然なことかもしれません。
出産にむけて開いた骨盤や子宮の大きさも
3週間ほどをかけて元の状態に戻るようですし、
分娩後の分泌物である悪露(おろ)も、
3週間ほど経つと量が減っていくようです。
人ひとり、この世に生み出すという神の仕事を生身の人間がするわけですから、
その負担が身体や心に影響があるのは当たり前といえば当たり前のことです。
身体は回復していないのに、
新生児のお世話をしなければいけないなんて、
厳しいことかもしれないと想像できるようになりました。
それも新生児の可愛さや、ひょっとしたら義務感で、
自分の身体は二の次にできてしまうタフさを
女性は持っているような気がします。
産院を数日で退院し、産褥入院などもせずに自宅に戻ってきたら、
日常が待っているわけですから、
家族の協力や産褥ヘルパーなどが必要だと感じます。
慣れ親しんだ我が家で養生という形は、
家族の協力があって成り立つことだと思います。
掃除、洗濯、買い物、赤ちゃんの沐浴、昼食の支度、夕飯の下ごしらえなど…
やるべきことはたくさんあります。
どの程度までやるか
どの程度はあきらめるか
選択を迫られます。
その選択すら、養生期間中はできればしないほうが、
心と身体に負担がないので控えるように心がけます。
産後の養生次第では、
その後の人生に影響があるのでは?
と思いめぐらすこともできるようになりました。
男性にはうかがい知れない世界を垣間見ることができて、
ありがたい日々をおくっている潤治なのでした。

タイトルとURLをコピーしました