セルフリーディングでは迷いやすい直感リーディング
寄せられたご質問「これは直感?固定観念?」
オラクルカードを通して、ご自身と向き合う時に迷いやすい
「これは直感?それとも…?!」という不安。
わたしも、怖れが出やすいテーマでセルフリーディングをしているとあるあるですよ。
オラクルカードについて質問です。
セルフリーディングをしているのですが、
これは直感なのか、固定観念なのかを見分けるにはどうしたらよいでしょうか…。
「直感」と「固定観念」の見分け方
ご質問の「直感」と「固定観念」の見分け方についてですが、これは多くの方がぶつかるテーマでもあるので、焦らなくて大丈夫です。
いくつかの観点からご説明しますね。
1. 直感と固定観念の違い
・ふっと湧いてくる感じ、理屈があまりない
・説明できないけど「なんとなくこれだ」と思える感覚
・心が少し軽くなったり、温かく感じたりする
・「こうあるべき」「どうせ◯◯だろう」という、
過去の経験や育った環境から刷り込まれた考え
・考え始めると、頭が重くなったり、不安、恐れ、否定的な感情が強く出ることが多い
・「また同じことになるかもしれない」といった繰り返しのパターン
2. どちらか迷った時のセルフチェック
一呼吸入れて、もう一度向き合ってみましょう。
- 感じたことを紙に書き出してみて、「これはどこから浮かんできたのかな?」と問いかけてみる
- 直感は、あまり否定や批判を含まないことが多いです。「ただ、◯◯だと感じる」感覚
- 直感のメッセージは、たとえ現状が難しい状況でも、どこかで自分を励ましてくれるものや、希望があることが多いです
- 固定観念の場合は、「またダメかも」「どうせ私は…」となりやすい
3. カードリーディングの時のコツ
- リーディングの最初は「今、私はどんな思い込みを持っているだろう?」とちょっと意識してみる
- カードを引いた瞬間にピンときた感覚(最初の印象)は、意外と直感であることが多いです
- もし頭で色々考え始めてしまったら「今は頭で考えてるな」「思考に偏っているな」と気づくだけでもOK
- 解釈に迷った時は「私はこのカードをどう感じる?」「今、自分にどんなメッセージがほしい?」と自分の心に素直に尋ねてみてください
- 出たカードだけで判断しなくても大丈夫
- 追加でアドバイスカードを引いてみる
- カードデッキを変えて同じテーマで引いて比較してみる
- 同じパターンにハマるようであれば、他者の力も借りる
4. 不安や怖れが出てくる時は
カードを見て不安になったり、怖れの感情が出てくる場合
その裏に「過去の傷つきを避けたい」「自己肯定感」など、
直感よりもご自分の気持ちが優先的に出ている可能性があります。
そこが『今の自分の固定観念や思い込み』に気づくチャンスでもあります。
否定的な思考や不安が出てきた時は
「これは私の過去のパターンかな?」
「それとも本当に、内側から直感的に浮かんできたメッセージかな?」
と自分に優しく問いかけてみてください。
そして、直感はどんな時でも自分を責めるような感覚では届きません。
どこか優しさや愛がある、もしくは「理由はないけど、こうかな?感じるな」というものです。
リーディングも、迷ったときは「正解」を探さず、
今の自分の心の動きや思い込みにも寄り添ってあげてください。
そうすると、どんどん直感と付き合いやすくなっていきます。
特に怖れや不安が出やすい「お相手の氣持ち」リーディング
男女関係では特にご相談の多い「お相手の氣持ち」をリーディングする場合
カードからすんなりお相手の氣持ちを受け取れる時もあれば…
自分でカードを引けば引くほど分からなくなったり、不安になったりすることも。
セルフリーディングでは、自分の状態にかなり左右されてしまうテーマでもあります。
オラクルカードでお相手の気持ちを聞いたときの解釈は、どのようになるのでしょうか。
お相手も日々氣持ちが変化していきますし、お相手の氣持ち主体で質問をくり返しカードを引いていると、他人軸にブレてしまいがちです。
あくまでも、「自分を主体にすること」が直感リーディングの土台(=自分を整えた状態)です。
お相手の気持ちについてカードを引いたときも、
「カードが自分に何を問いかけているのか?」
という“自分の心の動き”にまず意識を向けてみてください。
カードの内容をそのままお相手の状況と結びつけすぎず、
「自分のフィルター」や「思い込み」が入り込んでいないか、
ひと呼吸おいて眺めてみるのがコツです。
また、リーディングを通して「もっとお相手の事を知り合い」と思うほどですから、
そのようなお相手に対しては
長年の思い込みや刷り込み、考えグセが無意識に反応として出てくるのは誰しもあることです。
その場合、「今こう感じている自分をまず認めてあげる」ことが、直感を信じる大切な第一歩です。
カードリーディングも、ご自身を責める材料ではなく、今の自分を知り、優しく寄り添うためのもの。そう考えてもらえると、不安な気持ちも少し和らぐかと思います。
そして、高次元からのオラクルメッセージは、
「常に一貫している」という特徴がありますから
その時に腑に落ちない、受け取りきれないことでも
何度も手段を変えて、メッセージがやってきます。
一方で、心の整理や繰り返すパターンがセルフリーディングでは難しいと感じるときは、
個別のセッションをご活用いただく方がよりお力になれるケースも多いです。
くり返し届くメッセージへ、受け取り拒否をしている可能性も高いです。
本当のテーマは、ご自身では氣づいていな領域(潜在意識や超意識、幼少期や過去生、転生前まで遡ることも)に隠されていることもあるのです。
隠されているテーマや祝福に氣づけば状況は動きますので、動かないと感じられるようでしたら、
一緒に紐解きもよいでしょう。
スピリチュアルカウンセリングや、メールリーディングなどもご検討ください。
「直感の答え合わせ」に手段は多い方が、人生の巡りも良くなりますよ。