こんにちは、人間関係・親子関係・夫婦関係・お金・仕事・性の問題などをスピリチュアルな視点からカウンセリングする潤治です。
前回の記事「目標設定は遠足のように…」の続きになります。
目的地は予定であり、たどり着くことを人生の目的にすると、少し息苦しいし、プレッシャーを感じてしまうかもしれないというお話でした。
その人が人生に何を求めているか?にもよりますが、それは僕たちひとりひとりの心の声を聴けば解ります。
息苦しいものなのか。
承認欲求からくるものなのか。
義務感からくるものなのか。
達成中毒感からくるものなのか。
自分の足りないと思っている何かを埋めるためなのか。
僕たちが、人生に何かを求めているように、
ひょっとしたら、人生も僕たちひとりひとりに何かを望んでいるかもしれませんね。
それは…
「楽しむこと」・「愛すること」かもしれないと思うことがあります。
さて、目標を設定する時、
「目標に日付けをつける」
ということをしますか?
昔、目標設定をする際、○○までに達成するぞ!
と人の前で発表するなんて機会もありました。
みんなが決めているからと仲間のプレッシャーを勝手に感じ、
目標には日付けを決めなくっちゃと思っていました。
そのときの気持ちは、
まだ、付き合ってもいない彼女との
デートの日程を決めるような不確かさでした。
これから、告白して付き合わなきゃいけない…
そんなプレッシャーです。
仲間同士で “誰が、12月のクリスマスデートを成功させるか?”
ということを競っているような気持ちです。
彼女を好きだという気持ちよりも、
デートの日程のほうが気になっているような状態です。
自分が本当に好きな彼女よりも、
クリスマスにデートが出来そうな彼女を探してしまいそうな自分がいます。
その彼女とデートが出来ても、心は喜ぶでしょうか?
それとは別に…、
ある女性を好きになり、
彼女のことを、毎日考えるようになります。
考えるだけで胸が熱くなり、悲しみのような喜びに包まれるかもしれません。
好きだという気持ちを味わっていると、
彼女に何かしてあげたい気持ちが湧きあがってきます。
「うおぉー」っと叫びだし、家から飛び出して、ご近所を駆け回りたいような…。
彼女に出会えた感謝を選挙カーからスピーカーで叫びたいような…。
何かしてあげること自体が嬉しいでしょう。
そうしているうちに、お互いに好意を感じ、
自然とお付き合いすることになります。
ふたりでいることに幸せを感じていると、
デートに行くことが決まります。
同じ体験がしたいからであり、一緒にいられることが幸せだからです。
デートは、目標ではなく、予定です。
クリスマスももちろん、一緒にいます。
世の中には、いろいろな目標設定の方法があります。
次から次へと挑戦することを見つけ、目標を達成させる。
熱い思いを持ち続けていたら、いつの間にか目標が叶っていく。
目標をかかげながらも、その目標じゃないものが達成されて満足する。
どんな方法や考え方がいいかは僕たちひとりひとりの心が決めます。
その中に、恋人とのデートの日程を決めるようなワクワクを
感じられる目標設定もあってもいいかもしれないと思います。
その方法や考え方も 「許されている」 かもしれません。
予定のような目標設定は、
恋人のことを愛おしく感じている間に、
自然発生していくのかもしれません。
恋人のことを愛おしく感じている
=(すなわち)、
その人生を生きていることを愛おしく感じている
となります。
その感覚を磨くために、
「楽しむこと」・「愛すること」が
ひょっとしたら大切なエッセンスかもしれません。
13時半~17時
聖ヶ丘
新月の祈り「自然時間を感じる」
楽しむこと・愛すること
人生のシンプルな法則に
あなたの思いをのせましょう。