スピリチュアルな存在の守護とメッセージを伝える
エンジェル・セラピストAQUA MIXTの寛子です。
私の妊娠2ヶ月目(4~7週) 2012年8月26日~9月22日のお話は、
[忘れた頃にやってきた命☆妊娠2ヶ月目尾瀬編]シリーズの続き、ついに妊娠陽性反応が出るお話です。
8月25~28日の尾瀬一人旅を終えて日常に戻り、もう次の日からサムライローズの練習が続いていました。
尾瀬にいる間は「(予定日過ぎてたけど)生理にぶつからなくてラッキ~」なんて思っていましたが。
「いつも順調なのに、まだ来ないな…」と思い始めたころ。
それまでも普段は26~27日周期で順調だったのですが、月経開始が1週間遅れることが1年に1回ほどありました。
排卵日を計算していた頃は、1週間遅れで始まった日にはたいそうガックリしていましたけど。
すっかり手放して忘れていた今回は、「もしや?」という予感がありました。
26日周期で月経予定日1週間遅れとなっていた時。
結婚10年で初めて、薬局で妊娠検査薬を購入しました。
最近の妊娠検査薬は、とても精度が高いそうです。
ただし、精度が高い故に注意点もあります。
排卵した卵子と精子が受精しても、受精卵が卵管を旅して子宮に到達し、その1週間後に無事子宮内膜に着床(母体と結びつくこと)出来るかどうか。
着床出来なければ、受精卵はそのまま流れてしまい月経開始となります。
妊娠検査薬の精度が上がり着床前でも陽性反応が出るようになったため、受精卵が着床出来なかった場合を「化学流産」と新しく呼ぶようになったそうですが、医学的には「流産」ではないそうです。
(参考サイト:化学流産について)
人は着床しにくい動物だそうです。
受精しても妊娠に至らない確率がかなり高く、無事着床するのは1/3程度だと言われています。
せっかくタイミングが合って受精しても、3回に2回は流れてしまうのですね。
また着床しても染色体異常などの初期流産がありますから、最終的に妊娠に至る率は20%とも言われます。
初期流産と同じく染色体異常や受精卵の以上が原因だそうですが、身体作りによって着床しやすい状態(妊娠しやすい状態)を作ることは可能だそうです。
妊娠検査薬は、月経予定日1週間後からの検査をすることが望ましいのは、きちんと着床してからの妊娠反応を見るためです。
しかし子どもが欲しくて気が急いている場合はつい月経予定日前から早めに検査をしてしまう人も多いようで、最近は「フライング検査」と呼ばれています。
フライング検査をして妊娠陽性反応が出たとしても、妊娠に至らないのはこういう理由なのです。
8月31日(金) 26日周期の月経開始予定日から1週間経過
さて私の話に戻りますが、潤治と一緒に出掛けた帰りついでに駅ビル内のドラッグストアで妊娠検査薬を購入しました。
帰宅して、早速トイレで検査…
妊娠陽性反応が出ると、線が2本浮き出てきます。
くっきり、2本線 陽性です。
あんなに長い間「子どもが欲しいけどなかなか出来ない」という思いを抱えていたはずなのですが、すっかり手放していたせいでしょうか。
気持ちは淡々としてその事実を受け止めていました。
「そうか、天使が言っていたのはこのタイミングなのか」と。
トイレに出る間もなくトイレの中から叫んで、潤治に報告。
潤治も、その時の反応は淡々としていました。
ただし潤治の場合はゆっくりと実感が湧いてくるタイプなので、実感と共に喜びを受け取るのはずっと先です。
しかし無事着床しても、まだ次のリスクがあります。
ちゃんと子宮内膜に着床しているのか?
子宮外妊娠という可能性もまだ残っているので、産婦人科で早いうちに診察を受ける必要があります。
(子宮外妊娠の場合は残念ながら手術で赤ちゃんとお別れです)
一つ一つの可能性を見ていくと、受精から妊娠・出産まで正常な経過を辿るということは実に奇跡的な事なんだと感じさせられます。
出産に至らなかった様々なケースが、あまり公に語られていないだけなのですね。
検査薬チェックをしたのはすでに金曜日夜。
週末土日の外来診察はお休みなので、週末明けて直ぐの月曜日に近所の産婦人科へ行くことにしました。
(つづく)