おまえの売り場を作るしかないんだよ(1)

潤治の徒然草

おはようございます、潤治です晴れFA166.jpg
最近、さまざまな人に会います。
いろんな生きかたがあって、いろんなライフワークの形がある…。
ライフワークの表現もさまざま。
そして、稼ぐスタンス、方法、想いもさまざま。
もともと人に影響されやすい僕は、影響の波が押し寄せてくると引き篭もりたくなります。ヒッキーです。
なぜ、引き篭もりたくなるか…
それは、人からの影響で、自分じゃない自分を演じてしまったり、道化師になってしまったり…、何だか脱がされちゃった…的な気持ちになることも少なくないので、影響の波から避難しているようなものです。
ゆるぎない自分を築いたと思ったら、ガーンと壊されて、再構築して、また新しい階段を登るとまた、壊されて、また創りなおして…の繰り返し、それがとても面倒なものに思えるときもあります。
だってにんげんだもの…(※“みつを”さんからのメッセージ)
先日、お世話になっている女性実業家の人に…

“じゅんちゃんは、自らコミュニケーションを起こしたほうがいいよ。
せっかく話すと面白いのに、出し惜しみするのは、周りの人に損失を与えているよッ”
とアドバイスを受けました…。ガーンです…。えらくストレートな表現。
中学生の頃に、体育館の裏に呼び出されて、いきなり告白されるような…
誕生日プレゼントしちゃだめ?と誕生日をいきなり訊かれるような…
映画の話をしていただけなのに、今度一緒に行こう?といわれるような…
すぐに人の意見にふりまわされる自分を感じていました…。
そんなとき、20代の頃のスーパーマーケット勤務時代を思い返しました…。
その時の上司に言われた言葉が…
「おまえの売り場を作るしかないだろう?」です。
スーパーマーケットに入社すると、まずは現場に配属されます。
その後、店長コース・バイヤーコース、どちらかの希望を伝えます。
なので、まず現場で売り場責任者のチーフになるのが最初のステップです。
僕は特に希望がなかったので、“どちらでも”という希望を伝えます。
マクドナルドで、「店内でお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?」
と訊かれて…

「どちらでも…」と答えたら、お店の人もびっくりなのに…。
新入社員の僕は、“決める”ということができずにいました。
だって、決めてしまったら、自分自身の責任になるから…。
その頃はすっかり、“痛がり屋さんの大人”になっていた僕は、自分で決めるということが怖くて仕方ありませんでした。
何より、自分で決めて、失敗したら…?後悔したら…? と考えるだけで怖くて仕方ありませんでした…。
だったら人に決めてもらって、人の失敗にして批評でもしていたほうが楽だし…。

本当は、決めないことで大きな後悔をずっと後ですることになるのですが…。
しかしながら、新入社員で迷いながらも、働き始めると楽しくって仕方がありませんでした。
自分が陳列した野菜や果物を多くの人が買っていってくれる光景を見ているともっと綺麗に並べようとか、もっと新鮮で美味しいものを安く売りたい…と考えるようになり、商品知識を勉強するために、休みを返上して仕事場に通ったものでした…。
自分が働くことで、人の役にたっているという感覚は、学生時代に嫌々していたバイトの感覚とまったく違うものでした。自分が働くという表現が、人に影響を与えているという感覚は、幸せなものでした。
上司の教育もあって同期の中では早い段階で売り場責任者のチーフになれそうな気配がしてきました。
そんなときに、先輩チーフが降格されるという噂が流れてきました…。
「おまえの売り場を作るしかないんだよ(2)」 に続く…。

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