夫の赤ちゃんがえりをあるある化した世界へ

いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。ココリラ連載 第31回 潤治 画像2.jpg
AQUA MIXT 潤治です。
我が家がそうだからか、産後ママさんからのご相談が増えました。
夫のわけの分からない言動に疲れてしまうママさんも少なくないのでしょう。
…と言いながら、我が家も同じです。
こうして、多くのスピリチュアルカウンセリングをする機会を与えてもらうのは、その自分の経験を自分だけで所有せずに分かち合いなさいということなのだろうと感じています。
…と書いていますが、
要は「潤治、内省せよ。自分を受け容れよ。」ということです。
ありのままの自分、等身大の自分を受け容れずに人に物申す人間はおこがましいぞ。
と誰かが耳元で囁きます…。
恰好をつけても、寛子にはレッスンやセッションなどですぐに皆の知るところとなるし、
今さら失うものなんて何も無いのさと自嘲の笑いを心で浮かべながら、
天使・守護霊・神さまに逆ギレです。
「そうとも!僕の経験なんて、誰かのためでしょ?
いろいろな情けない感情や言動もその結果も独り占めするな!と言いたいんでしょ?
分かったよ!成長すれば良いんでしょう?成長すればぁ!バカァァ!もう!」
といったところです。
産後、僕たち夫婦は危機的状況に陥りました。

いわゆる「産後クライシス」というものですね。
産後クライシスとは、「出産後2年以内に夫婦の愛情が急激に冷める現象」のことです。
ママさんの育児疲れ、夫の育児参加の不足、育メンブームへの両者の焦り、
ママさんのホルモンバランスの変化、産後うつ、夫の父親としての自覚が育たない…
などなど、いろいろと原因はあるようです。
我が家でのそれは格好をつけて分析したいところですが、
単なる僕の「赤ちゃんがえり」が産後クライシスを引き起こしました。
【僕の「赤ちゃんがえり」第1章】 水本潤治 作詞・作曲
僕だけを見ていたあなたが、子どもが生まれたと同時に
手のひら返すように態度が変わってしまったね。
いいさ、季節が変わり、あなたも変わっていく。
あの頃、僕にしてくれたように、
あたたかなぬくもりをその子に与えてあげて欲しい。
強がってみたけど、本当は違うの。
そのことを伝えられずに、僕はそっとこの場から去るよ。
ふたりで良い夢を見て。
あなたの愛情を一身に受けていたあの頃を思いながら、
今夜の僕は、ひとりで枕を涙で濡らすの。
そんな僕を追いかけないで、もう、放っておいて。
優しくされると辛いから。
僕は愛を求めて彷徨う旅人。
夜のネオン街に消えていく。
(第2章に続く)
厚生労働省が母子家庭を対象に行う調査によると、
母子家庭になった時の子供の年齢は0~2歳が最も多く、
全体の約3分の1を占めていたということです。
この時期を夫婦から家族へのステップアップとして、
お互いに成長できるか、それとも傷つけ合って別れるか、
それとも、夫が石となって「考えるのをやめた」状態になるか、
表向きは体裁良く振る舞い、ネオン街に向かうか、
向きあうべき相手は配偶者ですが、
そこに付随して発生する感情的な痛みはひとりでは処理しきれません。
そこをお互いに慰めあったり、癒し合ったりすることができれば良いのですが、
夫が、つまり僕が素直に自分の感情を認める勇気が必要なわけです。
恰好悪すぎるでしょ?赤ちゃんがえりしている自分なんて。
「甘えたいんだよ!もっと僕をかまって欲しい!」
「小葉と同じように愛して欲しい!」

バカか?とツッコミを入れる自分も居ながら、

勇気を出して、素直に口に出せたことで楽になる自分がいました。
世間一般の傾向が、夫の赤ちゃんがえりを「あるある化」していれば…
と責任転嫁的に思います。
ですので、「育メンブーム」も怪しげと思っています。
喩えるなら…
わたしのブランドのバック良いでしょ?
わたし、持っていない!買わなくっちゃ!
どうやら、今あのブランドのバックが「買い!」らしい!
育児に関わる消費行動を誘発させているだけなのではと感じます。
夫同士、プレッシャーをかけ合い、中身の無い競争になっていくという感じでしょうか。
うちの夫は…と妻の焦燥感を煽ることになるかもしれませんもの。
夫の赤ちゃんがえりを「あるある化」していれば…
「今、夫がAG(Akachan Gaeri)なの。ま、そのうち収まるわ。」
「うちもそうなの。かまって欲しいとか泣き出しちゃうのよね。」
とママさん同士の微笑ましい会話に。
「○○君、今日は早く帰りたまえ、AG中だろう?残業はなしだ。」
「部長も昔はAGしたんですよね?
僕自身もその時が来て、やっぱり成長するために必要だって思います。」
「AGが終わったら、飲みにでも行くか!」
と上司と部下のコミュニケーションに。
「パパはね、AGを経験して君の成長を見守ったんだよ。
もし、君も素敵な彼氏ができたら、その彼氏に教えてあげて欲しい。
うちのパパは、りっぱにAGを全うしたのよ、ってね。」
と親から娘へと語り継がれる誇りとして。
必要なのは、育メンという称号ではなく、
背伸びせずに、等身大の自分を表現できる環境と、
自らの勇気である。 ― 水本潤治
癒しのポータルサイト「ココリラ(COCORiLA)」にて。
赤ちゃんがえりを告白中。

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