男のええ格好しい「君に迷惑かけたくないんだ。」1

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AQUA MIXT 潤治です。ココリラ連載 第21回 潤治 画像1.jpg
小葉が5月で2歳になります。
あっという間でした…と振り返ってみると思いますが、産後の渦中にいる時はこの時間はいつまで続くのだろうか?と軽く絶望することも多々ありました。
拘束され、逃げ道が無いと勝手に思ってしまう感覚は僕の最大のストレスであり、寛子によく「ひとりの時間をちょうだいよ!」と嘆きました。
母親である寛子にそのような時間は皆無でありながら、僕の耐性が追いつかずにいたわけです。
覚悟の無い男の逃避癖が噴出していました。
僕のそうした環境の変化に対する忍耐力の弱さは自分でも自覚していましたが、今までそれを誤魔化していたところもあると過去を振り返って思います。
育児、仕事、家事をする中での拘束感からくる
哀しみや怒り、絶望や虚無感は、僕の精神状態に変化をもたらしました。
逃避癖がMAXに達し、窮すれば変ず状態に向かったのです。
追い詰められなかったら、達しなかったものかもしれないと振り返ると思います。
…と言いながら、また「ふりだしにもどる」ようなことも日々ありますが、
少しでも家族の中で「三歩進んで二歩下がる」的な成長をしていければいいなと思います。
ややもすれば、逃避癖を覆い隠すこともあります。
さも、それが立派なことであるかのように…。
昔の僕が使っていた言葉は、
「君に迷惑をかけたくないんだ。」
…です。
ある男のケースを見ていきましょう。

その男は、両親の不和を見て育った。
彼はその姿を見て、自分はあのような姿にはなるまいと父親を見て思ったのだった。
「女性に手をあげるような卑劣な男にはなるまい。」
「いつも女性を泣かすような男にはなるまい。」
その幼児決断は、彼の人生に大きく影響を与えていることを大人になって知るのだった。
彼が最初の結婚をしたのは、20代の始めだった。
幸せな家族を持ちたいと思っての少し早すぎる決断でした。
奥さんとはとても仲が良く、双子のように何でも通じ合っている気持ちになれました。
「この女性を幸せにしよう。」
彼は自分の台詞にいい気持ちになっていた。
周りの友人にも、「俺、あいつのこと幸せにしようと思うんだ。」と言い散らし、
その都度、周りの友人もお決まりの「あの子のこと、幸せにしてやれよ。」
という言葉を返してくれた。
そのやりとりの無意味さや欺瞞に満ちた言動を彼は後々身にしみることになるのだか。
彼はサラリーマンとして働いていた。
休日出勤もあり、残業時間も多く、家庭に居る時間よりも、
人生の多くを仕事場で過ごしていた。
「彼女に寂しい思いをさせてしまっている。」
仕事が終わると同僚との飲み会にも出ずに自宅に帰るのだった。
仕事の経験が増えるほど、彼に任される仕事は難しくなり、
精神的にも辛い日々が続くようになった。
精神的に追い詰められて、
仕事場では軽いパニックやヒステリーのような感覚を覚えるのだった。
部下にきつく当たったり、わざとミスを誘発させるような仕事を人に任せることもあった。
彼は仕事場での自分がとても嫌いになっていた。
このような自分にほとほと参っていたのだった。
せめて、家にはそのような自分を持ち越さないようにしようと、
奥さんのことを思っては、決意するのだった。
そんな時に、取引先の営業でやって来た女性と出会うことになる。

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