いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
菜食料理教室をし始めて、数年が経ちました。
マクロビオティック・ローフード・アーユルヴェーダといった視点から菜食料理を多くの方々にお伝えしてきました。
何が絶対ということはありませんので、食のひとつの選択肢になってくれれば幸いです。
食はもちろん、病気と密接な関係をもたらしますし、感情ともとても深い繋がりがあります。
食べている時に感じる感情について深く考える機会はありますか?
不安になると甘いものが欲しくなる
イライラするとサクッと高脂質のポテトチップスを食べたくなる
かりんとうを食べている時は嫌なことを忘れられる
無価値感や虚無感を癒すためにクリーミーな乳製品を食べたくなる
刺激の強いアルコール、カフェインはストレス解消になる
ビュッフェにこだわってしまう、過食してしまうのは、過去生の影響もある
拒食はセルフイメージ、自己受容の問題に関わる
食は精神を創り出すと思っています。
そして、その食は僕たちの自尊心に大きな影響を与えます。
レンジでチンするチンチ(ピーッ)ポテト!と大塚食品の冷凍ポテトが大好きだった僕が、
いつの間にか人に幾ばくかでも食の啓蒙をするとは思いもしませんでした。
食生活を変えるということは、少しずつ感情を癒すことにも繋がります。
ですので、菜食料理教室では「楽しみ・癒す」ということを念頭に置いています。
エンジェルデトックスランチ会が催されますが、
食を通じて、いろいろな知識を詰め込むということではなく、
菜食の楽しさや食べた後の感情を体験して欲しいと思っています。
その食材が作られるためにどれだけの多くの人が携わったのか
どれだけの自然からの恩恵があったのか
その食材に含まれている水はどこから来たものなのか
その食材が言葉を発するならどんなことを伝えたいのか
菜食料理教室は、食を通じて他者に感謝し、自分を癒すことに繋がります。