AQUA MIXTの寛子です。
引き続き、過去のコーチング(定期セッション)に寄せられた感想を掲載させていただきます。
定期セッションを検討されているみなさまの、参考になれば幸いです。
2005年7月20日 (水)の寛子のブログより
今回のシリーズでご協力いただいた6名の方たちは、3-6ヶ月というある程度の期間コーチングを継続して受けられており、ご本人の同意の上でインタビュー内容を掲載させていただきました。
ひとまずここで一区切りですが、実は何よりも、私自身が皆さんからたくさん受け取るものがありました。自分が思っている以上に、コーチング・マインドが浸透していた、ということにも改めて驚かされました。
理想は皆が、コーチング・マインドを持ってコミュニケーションをとることで、豊かな人間関係を築くことが出来、自身の価値を発揮することが出来ること。そのお役に立てたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
コーチングを受けた人の体験談(2003~2005年当時)
整体師 男性
テーマ「自己管理」「目標管理」など
コーチングを受けようと思ったのは、その頃思うように上手くいかない仕事があり、自信をなくして、それが普段の生活にも影響を及ぼし始め、不安定な状態だったからです。
新しい視点を得て自分をいい方向へ持っていくための、手助けになるものと考えました。コーチは指示も命令もしないので「自分で何でも決めるの?」と、最初は違和感があったものの、すぐに自分で自分のやることを見つけ出すことが習慣になりました。
実際にコーチングを受け始めて、始めのうちは「一掃プログラム」というものに取り組み、小学生レベルのようなこと、些細なことでもきちんとやり、チェックを増やしていきました。そして段々前向きになり、人からも「表情が変わった!」と言われるようになりました。
コーチングを受けた後は、コーチに上手くナビゲートされていたというのか、導かれている、というのともちょっと違うのですが、もやもやが晴れて、自分の可能性を再確認・再発見することが出来ます。今思い返すと、あれから人との接し方が変わりました。例えば身近な人に対して、考え方に違和感を感じてしまうと、それまでは相手を決めつけ自分の考えを押し付けていたことも、今は相手の根本的な部分を聞き出して、その人の考え方・生き方などを尊重出来るようになりました。患者さんに対しても、特にそうなったことを実感する機会が増えました。(指名がアップ!)
また、最近環境に大きな変化がありましたが、「なりたい自分」や「どうしていきたいのか?」を常に意識し、方向性を見失わずに自然な流れでここまでこれました。コーチングは、どんな人にも効果があると思います。万能ではないけれど、必ずプラスになります。
例えば、50点の状態の人ならば80点にはなります!ただし、80点から100点にするのは、コーチングだけではないですね・・・。仕事の関係で、これから店長になる予定です。この時自分のポジションを考えると、どのような協力を得て、一緒に向かって行けるのか、スタッフに目的意識を持たせ、自主性を持たせる、ということを考えると、自分がコーチング的要素を持たないといけないと、強く感じます。
コーチングは、本当の意味でのリーダーシップですね。
寛子より
(大阪弁を標準語に変換終了~!)
前向きに変わっていく内面が表情に出るって素敵ですよね。
すでにコーチング・マインドが根付きつつあるという印象を受けました。
どんな変化の時も、自分の方向性に素直に従い、そして新天地での新しい可能性が、開けている・・・。
こうして新たなリーダーがまた、一人誕生するのです。
ライフプランナー 20代女性
テーマ「自己の成長」「目標管理」「EQ」など
コーチングというものに初めて出会うことになった、寛子さんのセミナーを聞いて「すごい!」と思いました。
ちょうど会社でマーケティングの研修を受け、クリティカル・シンキングというものを学んだところだったのですが、こちらは非常に物事の考え方が理論的で、人を納得させやすくプレゼンなどに役に立つものでした。そして一方コーチングは、自分が何を考えているのかをより具体的に、深く掘り下げていく手法だと感じたのです。実際にコーチングを受けはじめると、それは「真実を見極める」手法でした。
自分が話そうとすることや思考を深堀して真実へ近付けていくことで、自覚していなかった自分の気持ちや人の考え、物事の真実が見えてくるのです。また、とても自分の成長の機会となります。
1人ではつい、意志が固まりきらない、意志が弱くなってしまうこと(自分のための約束)でも、コーチと約束をします。これが励みになり、勇気につながり、出来るようになることで、自分が成長していくのです。EQに取り組んだことで、コーチングの期間が終わった後でも感情のコントロールを意識するようになりました。EQのためのワークに取り組んだとき、答えは用意されていなくて自分で書くものだ(用意された正解を出すものではない)というのに、はじめはとまどい驚きました。しかし、自分なりに答えを考えて取り組むことで、自分の心の深堀りが出来ました。
今でもどうしてもムカっとしたり、プンプンと怒ってしまったりという感情は出てくるのですが、そういう自分を一度立ち止まって見ることが出来るようになってきています。感情のコントロールと呼べるかはわからないのですが、意識する癖が付きました。大変お世話になりました。
私の体験が、お役に立てれば幸いです。
寛子より
彼女に初めて出会った頃は、芯に強いものを感じさせるのに、自分の意思を表に出すのをためらっているような、そんな印象を受けました。その一年後には、驚く程表情に自信が出てきていて、自分の真摯な意思をまっすぐに表現している、そんな素敵な大変化をしている彼女とコーチング・セッションでお付き合いすることが出来ました。本人にその変化について尋ねると、なりたい自分になるために、ひとつひとつのきっかけをしっかり自分でつかんで進まれている様子でした。
こんないきさつがあったので、前向きに、なりたい自分になる、をすでに体現しつつあるところにコーチングとは、私としてはやりやすく、また私自身に彼女の姿勢が刺激になりました!私からも、ありがとうございました。「自分のための、自分との約束」・・・なりたい自分になるため、やりたいことを実現するためのステップは、自分と約束をし、それを守って実行していかなければなりません。
しかし緊急性がないため、約束を守らなくても他の人が困るわけではないため、どうしても優先度が低くなってしまいます。
そんな時、自分で決めた、自分のための約束を、コーチと交わします。そうすることによって、後回しに出来なくなるのです!でも、約束通りに出来ないからといって、コーチはあなたを責めたりはしませんよ。出来なかった要因を一緒に考え、より踏み出しやすい一歩にブレイクダウンして、いつでも再トライできるように、やさしくサポートします☆人は、自分のためだけにがんばれるほど、強くないから・・・(高校時代考えていたこと)。
コーチをつけていない人であれば、「自分は一体誰のためにやるのか?」を明確にすると、より力がわき達成しやすくなりますよ☆
(平)社長 男性
テーマ「自己管理」「目標管理」など
周りのコーチングを受けている人たちから、とにかくいいよ、いいよと言われていて、ちょうど時間も出来たタイミングだった、というのがきっかけでしたが、実際に受け始めると、心の奥の方との対話により、自分の見えない部分を掘り出されるようでした。知らなかった自分のよさ、可能性を引き出してもらいました。
自分のここがダメだ、ではなく、自分を否定することなく、そのままの自分でステップアップできるので、無理しないでも出来るのです。
また、気分が落ちる時に、この理由がわかるようになりました。納得がいくと自分を俯瞰して客観的に見ることで、気分のコントロールが出来るようになり、今ではほとんど落ちなくなりました。また、落ちても一瞬で回復が早いです。始めのうちは毎週、電話するまでがすごく嫌で、その週に出来なかったことに関して、宿題が終わっていない小学生のような気分になっていました。電話をかけるまでは、100%自分を否定しているのです。
けれどもいざセッションが始まると、何も出来ていなかったと思っていた一週間が、実はこれが出来ている、ここに意味があった、ということにひとつひとつ気付いていくうちに、100%の否定が70%、60%と低くなり、ついには否定からひっくりかえって肯定200%に変わっていきます。
電話を切るときには、すっかりエネルギッシュになり、やる気に満ちているのです。
寛子より
彼は、自分に厳しい部分があり、その厳しさゆえに一週間の目標を達成できていないと、完全否定に入ってしまいました。セッションによりその否定が肯定に変わり、すっかり元気になって次の週へ・・・(そして始めに戻る)というサイクルを、しばらく続けていました。しかしそれも、二ヶ月目には徐々になくなっていきましたね。 実は私もコーチをつけてこんな状態になったことがあったのですが、本人が何も出来なかったと思っている時ほど、コーチは機能します。自分では何も出来ないと思っていて気付かなかった、その週の成果や気付きをセッションで発見することが出来、否定の気持ちが浄化されてしまうからなのです!出来ないということにも、ちゃんと意味があります。どういう意味があるのかを、セッションで再確認することで、自分を否定することなく、無理なく自分の可能性を広げていくことが出来るのです。