こんにちは、AQUA MIXTの寛子です。
今日の寒さには、びっくりですね~。
さて先週、多摩センターにある歩人館へ行きました。
生まれて初めて、自動計測器で自分の足の形を隅々まで図ってもらったのです。(画像右⇒)
そして、長年の靴の悩みがすべてここにデータ化されているのです・・・。
3年前より愛用しているASICS Walking ビジネス&カジュアルシリーズを購入するため、今までは京王百貨店で買っていましたが、自動計測器のある歩人館に初めて行きました。
この8年というもの研修講師をする中で、終日の立ち仕事(しかも内容によってはかなり教室を動き回る)、企業向けだとスーツとパンプスというドレスコードは崩せない・・・健康面での様々な悩みがありました。
気付けば点字ブロックの上を歩くのも辛いくらい、足の裏のタコが固くなり、足裏の神経を圧迫していたのです。時々、自分でそのタコを剃刀で削っていました。(よくないのは分かっていたのですが・・・)
リンパの流れも悪く、足のむくみは日常茶飯事、潤治の整体を受ければ下半身は激痛
企業研修がメインだった頃は、一週間連続、二週間連続出講ということもざらでした。
研修の準備が第一、次にのどや体調のコンディション(どんなに体調が悪くても、代講を頼むことは通常出来ません)・・・身体が資本の講師業ですが、足の健康については最初の頃はとんと無知でした
とにかく足裏が痛くて痛くて・・・スピール膏を貼って柔らかくしようかしら?と取りあえず薬局に行きました。
子供の頃、ウオノメに処方されていたスピール膏の知識があったので。
薬局のお兄ちゃん曰く、「スピール膏で軟らかくしても、タコの出来る原因である足の縦のアーチは出来ないから、縦のアーチが出来るようなインソールを使うと、だんだんタコが小さくなるんですよ。」とのこと。
そして紹介されたのは、ドクターショールのインソールでした。
薬局のお兄ちゃんはさらに・・・
「軽石で削るのも、結局逆に角質が固くなりますから・・・」
知識では知っていたけど、余りにも固いのでついついお風呂で足裏をガリガリとしていました。
それでも追い付かない時は、カッターナイフで数ミリ単位でタコを削るほど。
皮膚が再生されると、結局さらに強力に固くなってるんですよね・・・もう泣くしかない。
いやはや、悪循環の極地、重症でした・・・。
悩んだ末に出逢ったASICSのパンプス WALLAGEシリーズは、見た目はおしゃれで、歩き心地はウォーキングシューズ。
本当に感動でした!
その衝撃吸収する作りは、素晴らしい
ですが、やはり繁忙期に一週間、10日と出講が続くとやはり足裏が悲鳴を上げます。
足のトラブルは他にもあって、よくパンプスがすっぽ抜けるんですよね。
電車に間に合わない・・・なんて焦った時などは、シンデレラかと思うほど、片方忘れて走り出してしまいます。
研修中も、急に向きを変えると靴がフィットしていないせいでずっこける。
本当によくずっこけました。
先日、新人研修シーズン到来の前に足元は周到な準備をしようと、自分の足に合わせたカスタムのインソール(スーパーフィート)を近所の整骨院に作りに行きました。
その時に生まれて初めて、丁寧に自分の足の特性を教えていただく機会がありました。
私の足は、一般的な日本人の足と比べてかなり幅が狭いということでした。
婦人靴のコーナーに行くと、3Eとか最近は4Eなんていうゆったりサイズといわれるものも出ています。
靴の幅(Width)の単位なのですが、アルファベットと数字が大きい方が幅広なんですね。
平均的には2Eの製品が多いようです。
そして知識のない私は2Eや3Eの靴を履いていたのですが、上記自動計測器の結果画像左上に、私の足幅サイズが表記されています。
【左 C 】 【右 D 】
つまり・・・Eよりも幅が狭い どうりで、2Eでもブカブカだったのです。
上記の計測はストッキングを履いていたので、実は整骨院で素足で計測した時は、240mmを少し超えるサイズでした。
その場合は、24.5cm程度の靴が丁度良い。
けれども24.5cmの靴も24cmの靴も、横幅がブカブカ過ぎるのです。
私は足にフィットすると思い違いをして一回りも二回りも小さい 23.5cmや23cmの靴を履く時さえありました。
実際の適性のサイズより小さい靴を履くと、指が靴の先端にぶつかってしまい指が伸び切らない状態になります。
そうすると、足の指に重心をかけられないという問題が出てきます。
その結果、つま先に体重が掛ってタコが出来てしまうのです。
靴選びが、根本的に違ったのでした。
指は靴の中で伸び切らないし、そんな靴でも横幅が広くて靴が脱げてしまうし。
歩人館でも、私が欲しいと思っていたドレスに合うようなパンプスでは、2E以上しかありませんでした。
Eのパンプスもあったのですが、リクルートスーツに合わせるような地味なものしかなく・・・。
つま先が長めで細身のデザインで、2Eのパンプスを買う事になりました。
デザインを気をつければ、ピッタリと言わなくても足に合うものは探せるのですね。
理想は、インポートの靴で自分に合ったものを選んでくれるお店に行くことなのでしょうか。
ちょこちょこと調べてはいるのですが、1足予算3万円~ というのに躊躇していたりします。
去年買った運動靴も、トレッキング中に足裏が痛くなるなぁと思っていたら、案の定3Eサイズでした。
3Eなら楽なんだと勘違いして・・・逆に靴の中で足が泳いでしまってスポーツ時にも足裏に負担を掛けていたのです。
無知って恐ろしい。
今持っている靴を全て見なおして、どうしても足に合わないのに履いていた事が判明したものは、3Eサイズ大好きの母に引き取っていただき履いてもらう事にしました。
さて、自動計測の中央上にはそれぞれの測定値が平均より上か下かが、グラフで分かるようになっています。
私の場合、足の長さが平均より長いことに対して、他の数値はほとんど平均以下。
足の大きさに対して、全体的に幅も高さも細身だったのです。
でも、これって足=footの話で、脚=legの話じゃありません。
脚も平均より長くて細かったら、良かったんですけど。
子供の頃から、足の太さはコンプレックスで・・・
しかも子供靴も選ぶ基準を知りませんでしたから、小学校1年生の時から足裏のウオノメに悩まされて皮膚科通いをしていました。その時の先生は、ウオノメが出来る原因なんて教えてくれなかったですね。
スピール膏を貼り、通院時に柔らかくなったウオノメの芯をメスで取り除くだけでした。
30年以上昔の足裏の悩みの原因を、本当に今年に入って知った出来ごとでした。
病院の先生のいいなりになるだけではなく、一人一人が自分で調べてみる、専門家を探してみる意識も大切だと感じます。
そして、最初のきっかけになった薬局のお兄ちゃんもそうでしたが、情報提供を惜しまない人も増えているなぁと、感じるのでした。
情報が溢れるこの時代、自分に必要な情報をキャッチするがいかに大切か・・・意識を向けることでその情報はキャッチしやすくなります。
それは、天使に繋がる感覚も同じかもしれません。