おはようございます、潤治です
本日、うぐいすの鳴き声がベランダから聞こえてきました。今年初です。
どんどん季節が変わっていくことを感じます。
太陽の光を浴びて、地面が温まり、植物も春の装いになっていきます。楽しみな季節です。
今日、この洗濯日和を逃してはならない…という思いで洗濯機を回しております。いつもより多めに回しております…。
家事が義務や責任で縛られるようになってしまうと、非常に窮屈になっていきます。宿題をやろうと思っていた矢先に 「母親に宿題やったの?」 と言われて急にやる気をそがれてしまうような感覚でしょうか…。
できるだけ、義務や責任で自分を縛ることなく、家事をするにはどうすればいいのか…。
以前、ブログに掲載した記事 「星に願いを…、家事に祈りを…」 で書いたように、今は、家事に祈りを込められるかどうかに集中しています。
目に見えない、非効率なもの…が、実は僕たちの生活を支えているということを感じるとき、家事に気高さが戻ってきます。ひとつひとつの作業に、神が宿る…のかもしれません。
北海道で、そのことを感じさせてくれる宿に出合いました…。
先日まで、北海道へ行っていました
札幌にてワークショップを行うためです。たくさんのご縁をいただき、とても嬉しく思います。ひとつひとつの出逢いが、気づきやメッセージを感じさせてくれます。
ワークショップが終了し、その次の日は小樽にいました。
小樽は、もう10年以上訪れていない土地です。
そのときも同じ3月…。大雪…。そして、レンタカー…。無茶でした…。
今回は、南小樽のすぐ近く、歩いて3分ほどのところにある宿を訪れました。
「コテージ坂の上館」 です。1日1組限定の宿で、静かでゆったりと過ごせます。昭和初期の洋館住宅の離れをそのままコテージに改装したもので、インテリアなどは当時の雰囲気を残します。大切に育まれた空間は、その空気を吸うだけで癒されます。
どの部屋の細部にも、想いが込められてあって、個人的に感動してしまったのは、お風呂の栓を抜いた後に、だらしなく垂らしておくのではなく、大切に駒でも回すかのように、周りにチェーンが巻きつけて置いてあったことです。
細部まで、大切に感じながら、僕たちが訪問することを待っていてくれたことを感じました…。
家事はラブレターと以前、「パートナーシップのために…」 に書きました。モノにもエネルギーが宿りますから、そのモノを見たときに、感じたときに、その家事をする側の気持ちを感じることができます。
大切にされているんだぁ…と、手紙を直筆でもらうような気持ちに似ています。
宿泊した日の夜は、ちょうど満月でした。
石狩湾を臨む大きな窓から、満月が見えました。
月はゆっくりと窓の端から端へ移動してくれて、僕らの晩酌を演出してくれたのでした。
地方に行くとスーパーマーケットに入るのが大好きで、この日も夜は静かに過ごしたかったので、買出しをして、寛子とゆったりと過ごしました。
満月を愛でながら、晩酌…。
僕はお酒は飲みませんが…。
人参スティックと、キャベツに味噌をつけていただきました。
オーナーの女性がとてもキュートな方で、帰り際に話し込んでしまいました。家事を通して、愛を表現するということの素晴らしさを家事を通して、教えていただきました…。
北海道でのワークショップは、定期的に行いたいと思います。その際はこのコテージに帰ってこようか…なんて思っています。
星に願いを…、家事に祈りを…。