過去生での絶望が今世の「情熱」に変わる〜第二次世界大戦の記憶(2)マンハッタン計画の場所へ

スピリチュアルな旅

魂の記憶と子供時代のシンクロニシティ

あなたの魂の記憶には、どんな絶望があるでしょうか。

魂の声を聴くスピリチュアルカウンセラー
AQUA MIXT(アクア・ミクスト)の水本寛子です。

前回の続きになります。

過去生での絶望が今世の「情熱」に変わる〜第二次世界大戦の記憶(1)サイパンの戦いとバンザイクリフ
もうあんな絶望をしたくない!という隠された感情 あなたの魂の記憶には、どんな絶望があるでしょうか。 魂の声を聴くスピリチュアルカウンセラー AQUA MIXT(アクア・ミクスト)の水本寛子です。 もしかしたら 潜在意識では「もうあんな絶望を...

サイパンのバンザイクリフ、断崖絶壁から身を投げ自決した民間人。
そんな過去生の記憶が出てきた体験。

戦争の無情さや日本の敗戦に続く歴史に想いを馳せていたら、
私の中で色んなことがまた、繋がりあっていきました。

1945年7月のサイパン没落から、日本全土への米軍による空襲が激化していくのです。
1945年8月のある日、戦争を終わらせるため?!
同じくマリアナ諸島テニアン島から、原爆を搭載したB29が飛び立ったのでした。

戦争を意識する子供時代

私は子どもの頃に5年間、神奈川県の厚木基地、すぐ目の前に住んでいました。
家を出ると、視界を横切る米軍基地のフェンス。
決して超えることは許されない、境界線。国境。

基地では戦闘機の飛行訓練が行われ、離着陸する戦闘機、常に飛行機の爆音が聞こえる日々でした。
嫌でも毎日、日本は戦争に負けたのだと、実感することになります。
(戦闘機好きな人がカメラ構えているスポットがありましたが、私はちっとも好きになれませんでした。)

そこに住む事になった経緯は、
父が誰かに騙されて買った土地に、父が何も考えずに家を建てたことから始まります。
環境は最悪だったのですが・・・これも語り出したら長くなりますので、今回は割愛・・・

小学生の私は、戦争や米軍に対して、敏感な日々を送ることになりました。
そんな時期に見たアニメ映画「対馬丸〜さようなら沖縄〜」は、強烈な印象が残りました。

沖縄から疎開する民間人を乗せた船「対馬丸」が、米軍の潜水艦に沈められてしまうというストーリーです。
民間人がこんなにも戦渦に巻き込まれるということに、絶望に近い感覚を覚え、涙が止まらなかったのを覚えています。

今回の記事を書くにあたり、第二次世界大戦とサイパンについて少し調べてみると、
対馬丸と同じように、サイパン島を含むマリアナ諸島の民間人を疎開させる船が、開戦当初から米軍の潜水艦に沈められていたという事実を知りました

子供心に揺さぶられ、今でもハッキリその映画のシーンをいくつか思い出せるのは、そういう魂の記憶に触れたからかもしれませんね。

中学生になった頃に担任の先生の影響で物理学に興味を持ち、
マンハッタン計画に参加した物理学者の著書も一通り目を通したというのも、
相対性理論や量子力学に多大な興味を持ったことも。
あとで思えば自分の深い意識の記憶をたぐり寄せていたと、今ならそんな風に捉えることもできます。

いざ、マンハッタン計画の地「ロスアラモス国立研究所」へ!

私が21歳の時に、機会が巡ってきました。
大学内の「平和研究所」から、原爆が開発されたロスアラモス国立研究所への視察を含むツアーが案内されたのです。
迷いなく、申込みをして参加しました。

大学のサイト覗いたら、当時の記録が残っていたわ!
ICU 平和研究所 フォールドトリップ NM(1993年度)

米国ニューメキシコ州にある国の施設、ロスアラモス国立研究所や博物館、核廃棄物処理場、現地の新聞社やネイティブアメリカンの様々なコミュニティ、国立公園や遺跡などなど・・・
様々な立場の人たちの生の声を聞いて、自分の目で見て確かめる体験でした。

テーマは、原爆、戦争、核廃棄物、放射能の実験、ネイティブアメリカンの生活、人種差別、などなど書き切れないほど多岐に渡るもの。
あの時、何かわからないけど心の底から突き動かされる想いがあったのです。

ロスアラモス研究所周囲の様子

当時、米国に申請することで「ロスアラモス国立研究所」の視察は可能、内部の写真は一切NGでした。

その敷地外観の写真は、残していました。
昔のアルバムを押し入れから引っ張り出してきて、画像を取り込んでみました。

※お世話になったアプリは、フォトスキャン By Googleフォト です。
スキャナいらずで、補正も比較的綺麗!

1942年にマンハッタン計画発足と当時に研究所が設立されてから、
その後かなりの量の放射能汚染物質もエリアGと呼ばれている場所で、ずさんに処理されてきたという歴史があります。

その場所も金網のフェンスだけ・・・それって大丈夫なの?!

こんな感じです。

金網のフェンスで囲われた「プルトニウム施設サイト」は、危険を知らせる看板があちこちに出ています。

研究所の近くには、NATIONAL ATOMIC MUSIUM(現 Los Alamos History Musium)に戦争関係の資料が展示されています。
日本人としては、なかなかキツいものがあります。

広島に投下されたウラニウム型原爆「リトルボーイ」の模型↓

長崎に投下されたプルトニウム型原爆「ファットマン」の模型↓

21歳の私がとても酷い顔をして写っていますが、おそらく上手く消化できない感情がたくさん湧いてきていた時。

こちらは空軍展示コーナー。
飛行機の下で、同行の大学の先生と何か資料みながら話し込んでる私。

そしてロスアラモスといえば、リオグランデ川。
(国境を越えメキシコ湾まで流れています)
標高の高いところにある研究所近辺は、こんな風景が広がります。

こちらの私は、自然に癒され表情も穏やかになっていますね。

けれどもやはり、リオグランデ川の放射能汚染についても、指摘され続けています。
この近辺の狩猟も、動物たちが放射能汚染されているとのことで、禁止されています。

戦争や放射能汚染の痛みは、日本では今も続いています。

不思議ですが、母方は広島出身で母は疎開中に広島で生まれています。
そして、父方は福島出身。

こうも、私のルーツには「放射能」が関わってくる。
そしてわたし自身、放射能を扱った研究を大学時代にしていました・・・
これもきっと、そういう人生の巡り合わせ。

私は、過去生の戦争に対する「絶望」の記憶と、今の人生でリンクする事象から、
自分の魂の奥底から出てくる情熱や、生きる意味を再確認しています。

 

それでは!
1994年当時のロスアラモスやニューメキシコ州の様子は、また次回にも続きますね☆

あなたの魂の記憶には、どんな絶望があるでしょうか。

過去生での絶望が今世の「情熱」に変わる〜第二次世界大戦の記憶☆シリーズ

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