娘の幼児園で各保護者が任意で係を担当します。
任意と言いながら、他の保護者との兼ね合いもあり、ほぼ強制と言って良いでしょうか。
その仕事を通じていろいろなこと学んでいます。
とても良質なビジネススクール、レッスンを受けているような気持ちになります。
しかし、本当、難しいものです…。
ママが主体のグループの中に混じって意見を交わしたり、何かを創り上げていくのは…。
係が決まった時点で、当たり前のようにママがそれを担当するのですから、その段階で夫婦間での火種がすでにあると思います。
「何で当然のように、ママが請け負わないといけないの?」という感覚ですね。
我が家は夫婦それぞれ別の係をしています。
「はぁ~、何で立候補しちゃったんだろう…。」とため息をつくこともしばしば。
良質なビジネススクール
係の活動では、ややもすれば、個人の感情的な問題に巻き込まれてしまう可能性があり、ヒヤヒヤしながら、謝恩会係のリーダーをさせてもらっています。親が関わりたいと思う「謝恩会」ですから、係以外の保護者も介入してくることがあります。
係の仕事は、企業の中のように、上司部下という関係もないので、命令することができません。
それぞれ任意であり、厚意で行なっている仕事ですから、絶対的な強制力もありません。
僕としては、もう、お伺いベースです…。
みんな任意でやっているんだから!とみんなで我慢して頑張りましょう
…というノリは僕自身、あまり好きではありません。
でも、その強いカードを出して、強制力を発揮するリーダーもいます。
それぞれ各係の活動費も、保護者みんなから集めたお金ですから、使う際、および腰になる保護者もいます。
そのような時、各係のリーダー間で、個人のお金に対するテーマや課題を他人にぶつける人もいます。
お金はその人のいろいろな感情をあぶり出してくれますね。
対応は確かに面倒なのですが、ブログの記事になるなぁと思ってしまう自分がいます…。
僕自身、自営業を十数年しているので、「預かったお金(自営業はすべてが預かったお金)」の扱いは、お給料制だった頃よりも上手になったと思っています。
個人的にお金を使う時もそのお金がどのように運営されるのか、消費なのか、投資なのか、考えます。
AQUA MIXTを運営してきてそういった「お金の感覚」や何でも自分で決めていかなければならない「リーダーシップ」について学んでいます、それは今も。
僕自身の学んだリーダーシップは…
「決める(できれば前倒し)」
「方向性を示す(評価されることを恐れない)」
「行動(最善を待たずに)」
「コミュニケーション(恥ずかしいを乗り越えて)」
「納期を意識」
です。
この繰り返しの中で何かが研かれるのだろうと信じて、未知の世界にも踏み込むことにしています。
しかし、やっぱり人間関係の中で、あえて異議を唱える必要があります。
アサーティブに、自分の意見を相手の尊厳を守りながらも主張するというのは、頭を使います。
とても難しいことですが、これを上手にできるのが、僕のひとつの目標です。
異議がないに越したことはないのですが、日常生活でもマイノリティな界隈にいるとどうしても避けられないことかなぁと。スピリチュアルカウンセラーなんて、あまり社会的に認知されている職業ですし、ベジタリアン、アーユルヴェーダ、マクロビオティック、ローフードを実践する食生活も、みんなの同意は得られないでしょう。
そのような中、自分を持って歩む、という姿勢は人間の精神性を高めてくれるとも思っています。
卒園まで3ヶ月、まだ、しばらくビジネススクールは続きます…。