こんばんは、潤治です
ここ多摩市聖ヶ丘では、雨が降り出しました。
夏の雨は、草木、大地の香りがするので降り始めが好きです。窓の外では、土砂降りを浴びる中学生たちがいて、はしゃいでいます。
雨にぬれることが意外に楽しいことだったと思い出します。
今では、濡れた後は？風邪を引いたらどうするんだ？とかいろいろ先回りして雨に濡れることをアンラッキーのように感じてしまいますが、はしゃいでいる中学生たちを見ているとそんなに土砂降りに会える機会もないよなぁ…と思いました。
先月、AQUAMIXT のメールレターで【21日間集中デトックスセラピープログラム】のモニターの方を募集させていただきました。食生活が私たちの身体を作り、心を作り出しているということに気づきながら、ダイエットという言葉がなくなるほど自然に食生活を整えていくというものです。
数回、電話セッションをするのですが、自らが食した食べ物で罪悪感を感じることも少なくないと感じます。食事は楽しく心も満たされるものが良いですよね。
「罪悪感」 の持つ負の効果は僕自身、よく体験しました…。
今回は少し、罪悪感の持つ負の効果を体験された「彼」のお話を。
あるセラピストの彼がいました。
彼は今でこそ、夫婦でセラピーサロンを営み、自由な時間を過ごし、ライフワークを生きていますが、それはここ数年のお話だそうです。夫婦で同じビジョンを共有することの素晴らしさを感じているとのことです。
それまでは彼はライフワークを生きたいと思ってみては、ぼんやりとした叶うことなどないよなぁ…と思っていて、ライフワークを生きるなんて、夢のまた、夢物語でした。
ライフワークを生きようと彼は思ってみるのですが、心の深いところでは、じゃあ、どうやって？そんなうまくいくはずがない！ 世の中甘くないよ…、と思っていたそうです。
そして、彼はその心の声のうまくいかない現実を実現させようとするのです。
彼の心の中には、もうひとりの狡猾な彼がいたのです…。
“やっぱり夢は叶わないでしょ？ ほらね、そらみたことか！”
彼には、自由な人生を生き、最高のパートナーに恵まれ、さまざまな人から恩恵をこうむるという彼の理想のセルフイメージがあったそうです。
彼の言う、罪悪感の最大の負の効果とは…
「セルフイメージを下げてくれること」です。
理想のセルフイメージを追い求めながら、セルフイメージを下げるために罪悪感ポイントを貯める…だなんて、何だか矛盾しています。
心の中にいる狡猾なもうひとりの彼の声は…
「セルフイメージがこのままあがってしまったら、なぜ、やりたいと思っているライフワークをやらないのかの理由が無くなってしまう…、言い訳できなくなる…。
それよりは、こんな僕ですから、生きたいように生きれません…と我慢していたほうが気が楽。」
彼は罪悪感ポイントを貯めることで、本当にやりたいことから自分を遠ざけるのでした。
「今のままのほうが、面倒なことも少ないし、我慢していればいいことだし。」
「理想の人生なんて、憧れるけど怖いよ。全く未知の世界だし。」
「どうせ、こんな自分じゃ無理に決まっているよ。」
「こんなに罪悪感を感じている自分には、天も見放すさッ。」
彼に必要なものは 「勇気」 でした。
未知の世界を冒険する勇気です。
予測がつかない世界に一歩踏み出す勇気です。
彼自身、その勇気をふりしぼるのが怖かったのでした。
その恐怖を感じるくらいなら、罪悪感で自分に罰を与えるほうがいい…
できない自分を減点法で評価するほうがいい…
そんなことを思っていた彼も今では、その頃の自分が追い求めていたセルフイメージになっているそうです。
彼の物語はさらに続く…
彼の標語をご紹介して今回は〆ます。
「3歩進んで2歩下がる…、
2歩下がった自分よりも、１歩進めた自分を褒めよう！」
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