おはようございます、ジブリ映画に出てくる食事が美味しそう…と思っている潤治です
さて、“彼が恋愛する理由” シリーズの第3回です。
(第1話はこちら…)
僕たちが生まれてくる時、魂が望む人生を活かすために天使が守護につきます。魂が今世(地上生活)で、あらかじめ望んでいた人生を生きるように、働きかけてくれるのが彼ら(彼女ら)の役目です。
僕たちが意図を持つことで、それに沿った守護をするにふさわしい天使もやってきます。
豊かになりたいと意図すれば、その天使(アバンダンスエンジェル)が、恋愛したいと意図すれば、その天使(ロマンスエンジェル)が、僕たちの人生に働きかけてくれます。
今回の登場人物、純一の人生にももちろん、たくさんの天使が守護しています。
純一は、恋愛をしたいと意図したので、それを最大限に実現させようと働きかける天使(ロマンスエンジェル)が現れたわけです。
しかしながら、天使たちの働きかけは必ずしも、人間が予想、予測できるものではありません。
逆に魂が望んでいた人生を実現させるために、過酷な状況を創り出したり、試練(人間はそう呼ぶ)を与え、最大限に針路を見せてくれます。
今回、純一を守護することになった天使(ロマンスエンジェル)は、彼に最大限の働きかけをしているのですが、彼がそれに気づかないので、いろいろな手段を高じるのでした。
(※絵は、今回、純一を守護するロマンスエンジェル)
度重なる、ロマンスエンジェルからのメッセージに気づかず、
苛立ちを覚えている純一の姿に彼女は困惑してしまった。
どうすれば、彼に理解できる形でメッセージを伝えられるだろうか…?
純一の魂が望んでいる今世でのパートナーシップは、
一緒に人生を歩み、応援し合える関係だった。
慈悲の心を持ち、お互いにお互いを尊重し、サポートし合える関係だ。
それを実現すべく、出逢いをセッティングしても、どうもうまくいかない。
オラクルカードを通じても、メッセージを伝えているのだけれど、
純一は、それをただの偶然、意味のないこととして片付けてしまう。
う~ん、そうじゃないのに…。
寛美のことだって、今までの女性たちもそう、みんな、あなたに縁のある人たち
あなたがどんな人生を選択するかで、広がりを見せるのだけど…。
他の方法を試してみようかしら… と彼女は閃いた。
最悪の合コン以来、純一は不運が続くなと思っていた。
合コン仲間の男たちは、仕事が忙しいらしく、
合コンのセッティングがなかなかうまくいかないし、
違う友人からは、彼女が出来たので、合コン休止宣言をされるし、
このタイミングで知り合いの結婚式が続き、出費がかさんだ。
ついていないという言葉は、僕のためにあるのかもしれない…
純一は、合コンに対する熱意が失せていくのを感じた。
いやいや、出逢いを求めて頑張っているんだから、こんなことには挫けないぞ。
純一は、何とか連絡を取っていなかった友人に声をかけ、
新たな合コンをセッティングするのだった。
ロマンスエンジェルの働きかけは、
純一が、寛美に連絡をとってみようと思わせることだった。
新しい出逢いよりも、今の状況でそこに何の祝福があるかを
洞察力を持って観て欲しかったのだ。
魂が望むことよりも、寂しいとか不安とかいう思考が
いつもあなたの動かしてしまうわね…
ロマンスエンジェルは少し残念そうに呟いた。
純一は、新たな合コンの日程が決まると、
縁起担ぎのつもりで、オラクルカードを引いてみるのだった。
さぁ、良いカードが出てくれよな、今後の僕を祝福しているようなカードさ。
選んだカードは…
『Be Yourself』 あなたらしくなって…。
意味が解らない!純一はしばらく呆然としていたが、
僕らしく、合コンの場を盛り上げてみようかな?と思うのだった。
そして、何か引っかかりを感じながらも眠りについた。
ロマンスエンジェルの働きかけは、
いつも純一の魂が望んでいることに忠実だった。
彼の僕らしく自由でありたい…という心の奥底の叫びに。
そして、数日後、合コンの日がやって来た。
(続く)
コメント
T子さま
楽しんでくれてありがとうございます。
僕も楽しんで書きますので、続きも楽しんでくださいねッ(^○^)ノ。
とっても面白いです!早く続きが読みたいですヾ(≧∇≦*)〃