青果部のチーフとして働いていました。
新入社員として働き始め、無我夢中に日々の作業をこなしていました。
仕事が好きとか嫌いとか考える余裕もないくらい休みなく働いていました。
同僚、上司を見まわしても仕事を心から好きだという人に触れることはありませんでした。
仕事は嫌なことを我慢してこそ対価をもらう価値がある。
誰もがそう、だから僕もそう。
…そのように思っていました。
夢を追い求めるのを諦めることが
大人になることのように思っていたのでした。
「夢ばっかり見ているんじゃないよ
現実を見なよ、いいかい、わかるように教えてあげるよ!」
という説教まで部下にする始末でした。
今現在、僕は癒しというテーマで仕事をしています。
体や心をほぐすこと、体の中から綺麗になったり、人が喜ぶこと…。
すべてが好きなことです。
そして、それは、好きなことを仕事にしていると言えるかもしれません。
好きなことをすれば、収入がついてくるという話もありますね。
あなたはどう思いますか?
好きなことをすれば収入は後からついてくるということで、
好きなことだけする世界に飛び込む人を数多く見てきました。
僕もその一人ですし、その意味や現実を体験してきました。
好きなことを仕事にすれば収入は後からついてくるでしょうか?
時間があればその好きなことに没頭します。
しかし、収入にはなりません。
それを収入につなげるためには、あるメンタリティと工夫が必要かもしれません。
好きなことを仕事にするということは、僕は結婚に似ていると思います。
結婚とは最愛の人と結ばれて一緒に生活が始まるわけですね。
今までは相手のいいところや与えてくれることに感動したり、
成田離婚やできちゃった離婚、産後クライシスが起こるのも
そうした理由がほとんどかもしれませんね。
【※潤治メモ】
結婚する前に同棲すること、海外などのっぴきならない状況に
ふたりで取り組むことをお勧めします。相手の本性が露呈されます。
さて、好きなことを仕事にすると、同じようなことが起こります。
こんなはずじゃなかった。
こんなことまでしなくっちゃいけないのか?
思い通りにいかない。
思ったより面倒なことも多いぞ。
そんなことは日常茶飯事です。
結婚は面倒なこと、相手の嫌なところ、自分の恰好の悪いところなどを
その結果、多くの祝福があり、人生が豊かになっていくと僕自身思います。
好きなことを仕事にするということも同じかもしれません。
それを含めて好きでいられるか?
全部ひっくるめて好きでいられるのか?
「それでもあなたが好きなの!」
と言える仕事ができる人生は豊かなのかもしれません。