何回かに分けて、オラクルカードでリーディングする数名の女性を主人公にして、物語を書いてみたいと思います。テーマは、「自分の直感信頼すること」「天使とつながる」「スピリチュアル起業」などです。
彼女たちがどのようにして、オラクルカードに出合い、そして、そのメッセージに従い、自らの直感を信頼して歩んでいくか、その道程でのさまざまな体験や感情、などを共有していけることを楽しみにしています。
前回の続きになります。
書店でオラクルカードを購入した陽子はそのカードからのメッセージにどのように変化していくのでしょうか。
オラクルカード女子(オラ女) 陽子の場合 その3
「マジカルマーメイド&ドルフィン オラクルカード」を書店で購入してからは、陽子は毎日のようにカードからのメッセージを楽しんでいた。
「今日の保険契約のために必要なメッセージは何?」
「今日の顧客の方が本当に望んでいるものは何かしら?どのようにわたしは彼に接すればいい?」
「わたしが本当に望んでいる人生はどのようなもの?それを阻害するものは何?仕事でそれを実現させていくために必要なものは何かしら?」
次々と質問しながら、カードからメッセージを受け取ろうとする陽子だった。
オラクルカードからメッセージを受け取るのは、子どもに優しく問いかけるような氣持ちでいるとやりやすいわね。
問い詰めるような、二者択一のような質問だと出るカードの意味がわからないことが多いわ。
「どうして、あの案件はダメになったの?」
「今の仕事を続けててもいい?」
「わたしに向いている職種はサービス系?それとも事務系?」
どう問いかけるかで、全くカードから受け取るものは違うらしい。
良いか悪いか、得か損か、良いか悪いかなどは、カードの神さまからするとあまり意味を持たないものなのかもしれない。
明日は一美に職場の飲み会でいろいろと話すことになりそうだわ。
一美とのコミュニケーションで氣をつけることをカードに訊いてみようかしら。
「一美との関係において、わたしがわたしに嘘をつかず、彼女との関係も良くするようなコミュニケーションはどうしたらいい?」
カードをきっていると1枚のカードが飛び出した。
ジャンピングカードと言って、メッセージがより強いらしいと書店の人が話してくれていたのを陽子は思い出していた。
「Friendship(ともだち)」というカードだった。
陽子は少し苦笑いしながら、
「まさに飲み会だわ…。」とそのカードに書かれた絵からイメージや感じることに意識を向けた。
「一美にお酒を注ぎながら、一緒に飲み交わしながら、自分のことや考え方などを共有す良いのね。絵に描かれている荷物を重たそうに持っている男性はどのような象徴なのだろう…?」
「そうね、わたしが秘密を持とうとしたり、自分だけが何かを持っているという姿勢は、一美を孤独にさせるみたいね。じゃあ、より自己開示ということでもないけど、スピリチュアルなことに興味があって、このカードとの出合いでとても楽しい日々を過ごしていることを伝えてみようかな。」
その夜、陽子は一美と楽しくスピリチュアルなことを話して盛り上がる夢を見たのだった。
そして、一美へのスピリチュアルカミングアウトの日がやってきた。
(続く)