いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
AQUA MIXT 潤治です。
おかげさまでプロフェッショナル養成コースを受講される方々がいらっしゃり、夫婦で稼働することができています。
このコースの最初のねらいは盤石な精神とたゆまない意志、人生の豊かさを受け取るセンスなどを磨いていくことです。
【ステージ1 準備編】アースエンジェルコースでは、
自分が持つ才能に蓋をしながら、自分ではない誰かになろうとして奔走したり、頑張ったりすることをやめ、シンプルに、
「自分」を信頼する秘訣をお伝えしています。
自分には何かが足りないとどこからか何かを取って付けたり、
虎の威を借る狐のように振る舞うこともなく、
ありのままの自分で人生と向き合う楽しさ・豊かさ・愛しさを共有していきます。
ここではないどこかへ行く必要はなく、
その場で人生を変えるきっかけを感じていきます。
かく言う僕もここではないどこかへ行こうと、
自分の才能に蓋をして、新しいマシーンやパワーを手に入れようと奔走していたものです。
あなたの才能は何でしょうか?
「なんていやらしい声なんだ…。」
高校生の頃、自主制作の映画を文化祭のために撮っていたときに、
自分の声がスピーカーから流れてきて、その声に驚きました。
それ以降、自分の声が嫌いになり、
少し自分を作った「声」を出すようになりました。
月日が流れ、「自分の声が嫌い」という状態が、
表に出てきて悪さをすることはありませんでした。
心理学を学び直し、催眠誘導を人にするようになると、
再び、自分の声を録音されたテープから聞くことになりました。
その時は、「あれ?」
「昔よりも、あまり不快じゃないな…。」という感じでした。
声が変わったのか、何が変わったのか…、
少なくとも高校生の頃に感じた自分の声への嫌悪感はなくなっていたのです。
そして、AQUA MIXT が立ち上がり、
スピリチュアルカウンセリング・レッスン・ワークショップなどをしていくうちに、
僕の声が心地良いと思ってくれる人たちが現れました。
「何かの冗談だ、きっと社交辞令だろう。」
「人のコンプレックスを逆に褒める…というものだろう。」
と褒めてくれる人たちの意見を自分事として受け取ることはありませんでした。
「潤治さんの声で誘導瞑想CDを作ってください。」
「カウンセリングを受けているとその声で眠ってしまいそうになります。」
…ととうとう無視できない状況まで追い込まれましたw。
ひょっとしたら、僕の声は…「ええ声なのかもしれない?」と
物陰からそっとのぞき見る程度の勇気が出てきました。
そうして、「僕の声はええ声なのかもしれない?」と思い始めてみると、
いろいろなことが起こり始めました。
声のお仕事をさせていただくご縁もできました。
高校生の時には予想もできない、真逆な現実がやって来たのです。
ああ、タイムマシーンがあれば高校生の僕に言ってあげたい…。
「おまえの声はええ声だぞッ!」と。
つまり、僕は…、
自分の声が嫌いだったのではなく、
高校生の頃の煮え切らない自分自身が嫌いだっただけで、
声はそのきっかけに過ぎなかったです。
それを声が嫌いということで片付け、
人生にチャレンジすることを忘れていたわけですね。
コンプレックスは誰もが持つものかもしれませんが、
人生にチャレンジすることから逃避する言い分けに
僕の場合はしていたのです。
コンプレックスは、ある意味、
その人生で何かを成し遂げるための鍵のように思います。
ありのままの自分を受け容れよう。
本音で生きよう。
飾らない自分でいよう。
そのための扉を開く鍵は…、
ひょっとしたら、誰もがポケットに持っているかもしれませんね。
コンプレックスという名前の鍵を。