一番ヤバイのは“過去”

おはようございます、昨年から家族関係の課題に取り組んでいる潤治です。
加賀美さんの花.jpeg
家族関係は、置いてきた過去の感情を思い出させてくれる大切なものだと感じています。
僕が高校生の時、父と取っ組み合いの喧嘩をしたことがあります。
高校生になり、体力も力もついてきた僕は、力ずくで抑えつけました。
その時以来、父に対する思いは複雑なものになり、父を見下したような態度をとるようになったのでした。まるで僕はあなたの子供なんかじゃない…というような態度です。
父を否定することで、一歩大人になっていくような錯覚を持ち続けたのでした。
父を超えることが、忘れることが、見下すことが…
大人になっていくことなんだという錯覚。

父のもとを離れ、数年…、
夫婦のライフワークは順調で、すべてのものに感謝できるような日々が続いていました。
それはある一面でしかなく、それを支えてくれていた過去を思い出さずにいられない出来事が起こります。


過去を切り離すことで、手に入れたような “今” が、
実は手放そうとしていた過去が支えてくれていたのでした。
先日、父が手術を受け、しばらく入院することになりました。
息子とともに暮らしていた頃は、健康にも気をつけていたのすが、
離れて暮らすようになって、父の身体に対する意識は薄らいでいったようです。
今回の病状の悪化は、父が何かを求めていたからなのかもしれないと感じました。
父が求めていたもの…
息子からの愛
共に暮らした日々の肯定
感謝をされること
思いを伝える空間
愛されていたという感覚

まるで、子供がどんな形の愛でも欲しいと思って、
わざと怪我をして、その患部を見せるような…
そんな父の姿に心が痛みました。
愛を伝えていなかった自分
表現することを拒んでいた自分
過去を否定することで今を肯定できるような錯覚
未来指向になり、過去へ感謝することを忘れていた自分

いろいろな感情を、病室で寝ている父を見て感じることができました。
過去を受け入れ、味わい、感謝する
過去の体験がどれ一つ無くても、今の人生は成り立たない。
ひとつひとつのパズルのピースが絶妙にはまっていくことを信頼して、
溢れてくる過去をそのままに、今を生きてみようと思うのでした。

僕はあなたのもとに生まれてきて良かったです…。

その言葉を伝えられるんだろうか。

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