扉を開けて連れ出して。

ハッピーライフ

こんにちは、アラフォーアイドル「サムライローズ」 会員ナンバー4 アンジェリカこと 寛子の夫 スピリチュアルカウンセラー・整体師 の潤治です。
Faith
結婚10周年を迎え、いっそうパートナーシップを通して、人間力を磨いていきたいなと思います。
自分の人生を生きようと決意したタイミングと2度目の結婚が同時期で、当時は混乱していました。
変化を怖れる性格の僕だったので、パンドラの箱を開けたかのような気持ちでした。
学校カウンセラー・個人カウンセリング・整体師 をかけもちでするようになり、まさに「貧乏暇無し」状態でした。
学校カウンセラーをしている時に、学校からは問題児と呼ばれる子供たちの学習補助をしていました。
授業中にいきなり、教室から飛び出てしまったり、
いきなり暴れだしたり…と授業をする側からは扱いにくい子供たちです。
しかし、その子たちは自分の興味のあることに関しては、とても力を発揮します。
驚くほど、算数ができたり、漢字の書き取りが秀でていたり…。
好きなことだけ、やっていたい…という気持ちをよく訴えていました。
この子たちが、おさえつけられて、
自分の才能を閉じ込めてしまうときが来てしまうのか…
と思うと切なくなりました。
みんなと普通に授業を受けられないことを叱られたりすることで、
等感や罪悪感が生まれていくのかもしれません…。
こうして、大人になっていくことで、
自分の才能を才能と自分自身に認めないために、
苦しみ、あきらめていくことが少なくありません。
欠点とか、コンプレックス、○○病、○○症候群という言葉にしてしまって…。
それが才能だということに気づかず…。
当時は、リストカットをする女性からの相談が多かったです。

うつ病と診断された女の子がいました。
その子は社会的に適応できず、ひきこもり、
親に苦しみや怒りをぶつけ、自分の人生、自分の性格を恨みました。
その子は、リストカットした後を隠すために
夏でも半そでは着ることはなく、
身体に残った痕を見ては、
自分を否定し続けました。
その子がある日、
相談したカウンセラーの人に言われました。
「それは才能なんだよ。」
「人の気持ちに敏感すぎるほど、
敏感になってしまうことは才能なんだよ。」
「そのリストカットの後を隠すのはやめよう。
その傷は君が悩み、苦しんだ勲章なんだから。
人の苦しみを君は自分の身体に刻んだんだよ。
もう自分を苦しめないでいいんだよ。」
その子が少しうつを自分自身に認めだしたときに
アルバイトの面接にいくことになりました。
「リストカットの傷を見られたら、
きっとアルバイトの面接に落ちちゃうよ。」
と彼女。
「リストカットの傷を見せて、今まで乗り越えてきたことを静かに伝えるんだよ。
『今では、人の気持ちを敏感に察することができるという才能に気付きました。
そういう相手の気持ちをわかるサービスを提供できます!』
…と言ってごらんよ。」と彼。
 
無事に彼女はアルバイトの面接に合格して、
人の気持ちを敏感に察するという才能を自分に認めました。
その後、人の気持ちを優しく包み込むような、
詩や絵を描くようになっていきます…。
与えられたすべてのピースは、
人生という大きなジグソーパズルに必要不可欠です。
今は受け取れないようなピースも、
後になって、どうしても必要だったものだとわかるときが来ます。
彼女も「うつである不幸な自分」という
その時は感じていた、いらないピースが、
いつの間にか、「人の気持ちを察するサービスができる自分」
というピースだったことに気づきました。
僕たちひとりひとりが、
その与えられたピースが、
どんなものであれ、
必要不可欠なものだと信じられたら…
豊かさは広がっていくかもしれません。

コメント

  1. 潤治 より:

    momさま
    出会いから教えていただくことは、
    本当に多いなと思います。
    出会えることに感謝してます。
    意味の無い経験や、消し去りたい過去が、
    シェアすることで、その経験の本当の意味が判ってくるような気がしました。

  2. mom より:

    その女性強いですね。
    自分のしんどい部分をさらけ出すって、とても勇気がいることだと思います。
    その女性の経験が、同じような状況の人の勇気になるんでしょうね。
    自分と同じ体験をした人と話すだけで、心は軽くなると思います。
    その方の詩や、イラスト見てみたいです。

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