ゆるすことと正義感

ハッピーライフ寛子のコトノハ

寛子です。
昨年の春から表面化した、私の長い長いゆるしの旅。
まだまだ、えぇ、まだまだまだまだ続いています・笑
以前「人のことを悪く思ってはいけない」という思いが、いろいろな感情を押し込めてしまっていました。
感情にいい悪いはないと知り、押し込める必要はないと知ってからも、その感情の扱いが分からずにやはり無意識に溜め込んでいました。
無意識に溜め込んだ感情は、出所を失ったままだと身体にメッセージを送ることもあります。
私はそれで、原因不明のアトピー性皮膚炎になったこともありましたし、喉のチャクラが弱って喉を痛めることも多かったです。
セッションに訪れる方で身体の症状の問題で来られる方の中でも、この「感情」が無意識に溜め込まれて「症状」として現われている方がいらっしゃることも多いですね。
身体の健康のためには、精神面、メンタル面やスピリチュアル面のデトックスもとても大切だと実感することしきりです。
昨年は、私にとってさまざまな精神的なデトックスが起き、大きな学びが何度もありました。

ある出来事を通して、以前天使から受け取ったメッセージを想い出しました。
2009年01月14日 満月のリリース☆報告(1) より抜粋
(前略)
それは、自分の中の正義感から出てくる怒りでした。
どうしてルールを守らないのだろう。
なぜ、そうやって人の不安や恐怖をあおることをするのだろう。
その感情は、特定個人というわけではありませんでした。
そういうことをする人たちに対する怒りは正当なもので、自分には否がないから手放す必要なないのだと無意識に思い込んでいました。
けれども・・・正義感というのは、人を裁いていることになります。
これは自分のエゴなのです。
自分は正しい、あなたは正しくない、と裁くこと。

『裁くことをやめなさい。その人たちの、不安や怖れから来る行動を認めるのです。
 彼らなりに、一生懸命頑張っているのです。
 あなたは裁くことを手放し、彼らを癒す立場なのです。』

スポコン世代の私としては「正義」って正しい価値観だと思いこんでいましたが、天使や神の視点からは、これもエゴなんだと気付かされました。
私は、正義感も手放し、その人をありのまま認めます。
(後略)

天使にメッセージを貰い、そして満月に向けてリリース宣言をしたものの、この部分はいつも自分のなかでもやもやしていました。
正義感を手放したら、それではルールを守らない人たちを見て見ぬふりをするの?
私は、こういう人たちに対してどういう対応を取ったらよいのだろう・・・
グルグルとまわっていました。
けれども、この数日私の行き場のない正義感からくる怒りに対して、天使がまた教えてくれました。

『正義感から裁くことを止めるのは、相手の行動をゆるすという意味ではありません。
 裁くことなく、相手が行動を改める機会を作ることが出来るでしょう。
 あなたの正義感というエネルギーを、相手を裁くことにではなく、
 あなた自身がが正しいことをすることに注ぎなさい。』

自分の意識がその罰せられるべきである相手に向いている限り、実は自分自身が正しいことをすることにエネルギーが向いていない。
人を批判したり責めたりすることは楽なことだけれども、自分が正しいことをやり通すことは、勇気が要ること。
天使はいつも、勇気の一歩を後押ししてくれる。
自分の在り方を、天使との会話からまた深く考えさせられました。
手放すこと・ゆるすことは、人類の永遠のテーマなのかもしれない・・・。
そんなことを、去年の秋にケベックシティを訪れた時にも感じました。 (秋のカナダの旅も、またおいおいご紹介したいところです。)
人は時には、何百年も前の戦争の傷を忘れずに持っていたりします。
手放せれば、ゆるせれば世界中から戦争も、無駄な争いも無くなりますよね。
世の中には、正義という名の下の争いや裁きがどんなに多いことでしょう。
正義感から裁くことは愛ではなく、怒りから生まれるものなのだと、ひしひしと実感しました。
そして、怒りを手放して愛を選択すれば、相手を裁くことなく、自分が正しいことをする勇気を持つことが出来る。
戦争のない地球にしていくためには、ひとりひとりがゆるすこと・手放すことに向き合うことから始まると感じます。
みなさまと、私のゆるしの旅を共有出来れば幸いです。

コメント

  1. AQUA MIXT☆寛子 より:

    hatsumiさま
    8月のワークショップにご参加いただいたのですね、ありがとうございます。
    想い出した時に、こちらにお越しいただけたこと大変嬉しく思います。
    私の生の気付きが、きっかけになれば幸いです。
    織部 真名さま
    気付きを伝えること、最近はこの部分を特に天使から言われています。
    自分の弱さ、情けなさ、罪悪感etc…そんなこと人に見せたくない、と思うことでも、書きなさいと厳しいメッセージ。
    弱さを認める勇気から、また成長の機会をいただいています。
    ありがとうございます。

  2. 織部 真名 より:

    言葉を色々変えてみてはいかがでしょうか?
    罪は判断するのではなく
    人が成長するための『気付き』をもたらすものです。
    気付きによって成長できますし
    気付きを伝えることも
    また成長を促す事です。
    全ての事に悪いという概念ではなく
    そこに携わる事で得られる
    プラスや成長を見据えていれば
    許さなければ……と言う
    感覚から脱却できるのではないでしょうか?
    皆様の成長と
    それを見させていただいた事に
    感謝します。
    ありがとうございましたm(__)m

  3. hatsumi より:

    こんにちは。私は昨年8月にワークショップに参加させていただいた者です。
    ついさきほど、立て続けに1010の数字が目に前に現れるので、
    どんな意味?とエンジェルナンバーの1と0を調べて、納得していました…
    まさしく今日の私へのガイドでした。
    そしてその後、なんとなく久しぶりにコチラをのぞいてみたくなり…
    この記事を読んで思わず声を上げてしまいました…最近悩んでいたことへの答えがここに!!
    天使が、私にもこの言葉を伝えてくれたような気がします。
    素晴らしいメッセージをありがとうございました。
    とても嬉しかったです。

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