こんばんは、潤治です
最近、水本家の食卓にのぼる野菜は、「じゃがいも」 です。
僕たちは、3年前からベジタリアン生活を続けています。豚ばら肉をこよなく愛していた僕が、いつの間にかお肉は完全に食べなくなりました…。身体がその頃よりも若返っているように感じます。
自然と身体が欲するものを摂っていくと、身体本来のエネルギーが発揮されるようです。
静かにお腹に訊いてみると、本当に欲しいものがわかります。
この食卓にのぼる「じゃがいも」くんたちは、以前に、北海道からソウルメイトリレーションシップ☆個人レッスンにお越しになられていた方からの頂きものです。
北海道から、じゃがいもを送ります…と言われて、忘れていたときにダンボール箱が届きました。
開けてみたら、ビックリッ…。じゃがいもが入った袋が10袋入っていました…。
ちなみに1袋1キログラムです…。
まず最初に、じゃがいもの種類の多さに驚きました…。
A4サイズの用紙にじゃがいもの品種が40種ほど、詳細が書いてありました。
その中から、10種類送ってきてくれたのです。
新品種もあれば、スーパーでは手に入らないレアなものまで、多種多様に詰められている姿に感動して他界するところでした…。ヘブンッ…。
ベニアカリ・マチルダ・チェルシー・コロール・キタムラサキ…、感動です。
最近は関東でも、キタアカリ・インカのめざめ などを見ることはあります。
じゃがいもには、ホクホクした「粉質」 とねっとりとした 「粘質」 に分かれます。なので、料理方法によって、使い分けが必要です。 あと、家庭で保存する際は、日光にあたらないことはもちろん、蛍光灯の光にあたるのも表皮が緑色になり、毒性の「ソラニン」ができます。
じゃがいもは新聞紙などにくるんで光から守り、風通しのよいところに保存しましょう。
青果業をしていた頃は、上司に
「じゃがいもは、葉ものと同じように鮮度管理をしろ!」と怒られたものです。
売場に、しわしわの水分の抜けたじゃがいもがあろうものなら、お説教でした…。野菜の気持ちを考えろ…と。
早速、キタムラサキという品種を使ってサラダを作ります。切ってみるとびっくり…、名前のとおりムラサキ色です。
すこし食欲を減退させる威力があります…。
蒸かすとムラサキ色から、青色に変化します。
そこにアボカド、トマトを切ってのせて…
最近のお気に入りの アボカドオイルをたらします。
塩コショウでかるく味付けて食べます。
アボカドオイルの濃厚さは食する価値があります。
ベジタリアンでも、僕たちはヴィーガン(完全菜食)なので、乳製品であるバターも摂りません。
その風味は、たまに恋しくなります。
そこで、このアボカドオイルと塩のコンビネーションです。その濃厚さと塩味が、バターを彷彿させるものがあります。
我が家でのここ数日のメニューは、アボカドオイルにたすけられています。
蒸かしたじゃがいもとアボカドオイル…、絶妙です…。
皿を洗うのも、大変ではなくすんなりと落ちてくれます…。
主食のサラダのほかに、サイドメニューで、マッシュルームのサラダも作りました。生でマッシュルームを食べるのですが、注意点としては、マッシュルームのかさがしっかりとしまっているものを選びます。かさが開いているものは加熱したほうがイイです。鮮度が違います。
生マッシュルームを薄く切り、セロリも同じように薄く切ります。
そこにトマト、あればアーリーレッドなどをいれ、レモン汁をたらし、塩・胡椒を適量入れます。最後にオリーブオイルを適量いれ、かき混ぜます。マッシュルームがオイルを吸い、レモンとオイルがからみ合ったら、出来上がりです。
火を使わないので、簡単にできますし、洗うものも少なくて済みます…。
セロリの風味とマッシュルームの甘さ、レモンとトマトのさわやかな酸味がからみ合い、それをオリーブオイルが引き立てる一品です。
じゃがいもをたくさんいただけることに感謝しつつ、ベジタリアン生活は続くのでした。
ちなみに、この送られてきたじゃがいもたちは、無農薬です。
北海道の伊藤農場の「完熟じゃがいも」 というところのもので、残念ながら、2009年の受付は終了しています。
野菜の美味しさを地方の方から、教えていただけることに感謝いたします。