私たちは、心理学用語でいう「人生脚本」というものをいつのまにか形成していて、そのパターンを人生で繰り返してしまう、という面があります。
会員制オンラインサロンでは、心理カウンセラーでもある潤治のミニ心理学クラスにて交流分析や人生脚本などを、分かりやすく解説しています。
人生脚本とは?
「人生脚本」とは、幼少期に決めた人生への姿勢。「幼児決断」とも表現します。
しかもそれは無意識下で行われます。
この無意識が曲者ですよね。
私も幼少期のことを振り返ると、何を幼児期に決断したかは分かりませんが…
その影響が、その後の人間関係に色濃く出ていたなと感じることが、多々あります。
これはまた幼少期編にて、詳しく紹介しますね。
心理学では、今の人生での幼児決断を扱います。
過去生、別の人生で形成された「人生脚本」は扱いません。そのような視点は、心理学の立場からは否定的な場合もあります。
ですからここからは過去生を含めての、スピリチュアルカウンセラーとしてのお話になります。
私の過去生の人生脚本ー大学時代
私は、今思えば大学時代に初めて「ソウルメイト」だと感じる異性に出逢いました。
当時はソウルメイトという言葉は知りませんでしたが、彼の存在に運命的なものを感じました。
出逢った時の状況はあまり良いものではなかったので、最初はお互い反発しながらも結局お付き合いをすることになりました。
付き合い始めてからは、将来を誓い合うまでに時間はかかりませんでした。
けれども、私にはいつも不安が付きまといました。
急に彼と連絡が取れなくなってしまうのではないか、急にいなくなってしまうのではないか。
だからこそ、離れるのが怖いし、連絡はいつも取れるようにしておきたい。(しかし時代は、携帯電話が普及する前のお話)
彼からしたら、誠実に接して、将来も誓い合い、いくら安心してもらおうとしても、私は安心することがなくいつも不安を抱えている。
結果的には、彼を縛るようなことばかりになっていました。
そしてそれに彼がいくら応えてくれても、私の不安は決してなくならないのです。
その時はまだ気づいていなかった、私の人生脚本。
「大切な人はある日急にいなくなってしまうから、そうならないようにずっとそばにいなければならない。失わないように、頑張らなければならない。」
というものでした。
それは後から知ることになりますが、前世のトラウマによるものです。
それは無意識下にありますから、当時は全く気づくことは出来ず。
表面上の、彼が女性にモテるせいにしてみたり、最後には彼の夢(留学)も奪ってしまったのでは…という罪悪感にもかられることに。
大学卒業を控えて進路について考える時期には、どうしようもなくなり別れを選択しました。
大学を卒業し、社会人になり。
またしばらくして、ソウルメイトに出逢います。
そしてその人こそは、この人生脚本に直接関わる前世のキーパーソンでした。
その時の私の、彼を失う恐怖といったら、パニックになるほどで。
その激しい感情を伴う関係に、私の魂の奥では「遠い昔に知っていたかも・・・」という感覚もありました。
その出逢いの意味を知ると、人生の可能性が広がるかもしれません。
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後編に続きます。
過去生・後編は、社会人編。
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