“役割”で苦しまなくていい

ハッピーライフ寛子のコトノハ

おはようございます、潤治です。FWA001.jpg
朝から小玉スイカを食べました。
朝のくだものは、消化に負担をかけなくて済むので、体内酵素を十分代謝酵素に使用できます。免疫機能や代謝機能を十分に働かせることができるので、身体の自己治癒力、デトックス効果が正常に働きます。エイジレスに生きるための生活習慣です。
AQUAMIXT 聖ヶ丘セラピールームには、セラピストやヒーラーの方もご相談やご確認のためにいらっしゃいます。人の話を全身で聴くということを実践されている方々なので、とても話しやすく、いったいどちらが迎える立場なのかわからなくなるほどです…。
以前、こんな話題が上りました。
「クライアントの方に“ありのままでいい”とお伝えするのが、苦しくなってきました…」

ある心理カウンセラーがいました。
彼は、人が好きでしたが、人に傷つけられるのが怖くて、ある程度の距離を保つようになっていました。
その心理カウンセラーがよく発する言葉に…
「ありのままで、そのままでいいんですよ」
というものがありました。
彼は人が好きなので、その人、その人の素晴らしいところを見つけるのが上手でした。…と同時にその副産物にその人の嫌な部分、言い訳、弱さを見つけてしまうこともありました。
「ありのままで、そのままでいいんですよ」
…と言いながら、
“直したらいいのに、そのままじゃ駄目だよ”
と思ってしまう自分がいました。
彼は無理をしていたのでした…。
“そんなことを考えちゃ駄目だ!心理カウンセラー失格だ!”
“人を受け入れるべき人が、こんなことを思ってしまっては駄目だ…”
そんなときに頭の中で声がします。
やがて、その声は天使のメッセージであることに彼は気づくことになります。
「あなたも“ありのまま”で良いんですよ。感じたこと、思ったことを否定せずにそれをあなた自身が受け入れなさい。思ってはいけないことなんてありません。そこからメッセージを受け取ることのほうが大切です。」
…人に“ありのままで良いんですよ”と伝えながら、自分自身がありのままじゃなかった。自分の感情や思考に蓋をして、「カウンセラーはこうあるべき」という役割に自分を縛っていたのかもしれない。カウンセラーとして生きる前に、自分自身であろう。
と彼は思いを新たにするのでした。
立派なカウンセラーになるよりも、一番素直な自分でいよう…
そう思うと、外界の変化が起こっていきます。
人の嫌な部分、言い訳、弱さがとても愛おしいものに感じるようになります。
彼は自分のそういう部分を自分自身に受け入れたからです。
自分の弱さを、言い訳を…、そして見たくなかった感情を…。
嫌だ…、直したらいいのに…と感じていたものは、実は自分自身の心の投影でした。
“直したらいいのに、そのままじゃ駄目だよ”
と人に対して思っていたことは、
“無理をせずに、自分自身であろう。無理をしていたら苦しいよ”
という自分自身へのメッセージでした。
それからの彼が発する
「ありのままで、そのままでいいんですよ」
という言葉の本意は…
「ありのままに自分を感じてもいいんですよ、何かにならなくてはいけない…って思わなくてそのままの一番素直なあなたでいてください」
ということなのです。
彼は“ありのまま”という意味を理解したのでした。

“何か”になるよりも、一番素直なあなたでいることのほうが世の中に貢献しているのかもしれません。役割を演じて、苦しむなら、それは愛ではないのかもしれません。
“ありのまま”でいられれば、草木が自然と生長するように、季節が移り変わるように、必要なことは必要なタイミングで起こっていきます。
少なくても、聖ヶ丘に住む彼はそう感じてるそうです。

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