おはようございます、AQUA MIXT 潤治です。
ここ数日、記事にしている「…ステキやん!」シリーズ。
(そんなシリーズだったの?)
僕が心理学を学び、将来は心理カウンセラーとして仕事ができたらいいなぁと思っていた学生時代の思い出を振り返りながら書いていました。
その頃の僕は、心理学を学んで人の役に立ちたいという思いが強すぎて、ポジティブにズレていたように思います。
本人が自覚していない部分に僕のカウンセリング能力で光をあててやるぅぅ!状態です。
今では、そのズレが生じていないか省みながら過ごしていますが、当時の僕は心理学を学び、「人生の秘密を握ってしまったのだ!」状態で、はやくこの秘密をたくさんの人に教えないといけないと不完全燃焼の炎のように燃えていました。
当時、付き合っていた彼女のとの思い出の一コマ。
当時の彼女は、接客業をしていて人間関係で傷つくことが多く、
僕によく愚痴を言っていました。
僕は「愚痴には解決行動はない。」と本で読んだ内容を
“THE 秘密(シークレット)” のように扱い、彼女に伝えました。
「そんな他人のことで腹を立てても仕方ないじゃないか。
あなたが傷つくだけだよ。」
と当時の僕にしては真っ当な答えを彼女に与えられたんじゃないかと
思いながら、自己満足に浸っていました。
渾身の回答!どうだ! 上から潤治。
すると、彼女は…
「潤治にそんなこと言われなくない!
潤治には味方になって欲しいの。
辛かったねって言って欲しいだけ!同じ気持ちになって欲しいだけ。」
と火に油を注ぐだけの結果となりました。
僕は彼女の気持ちを理解できませんでした。
同じ気持ちになることも、なろうともできませんでした。
ひょっとしたら、彼女のつらさや悲しさを怖れていたのかもしれません。
自分では、そういう感情を感じないようにしていたから。
それも子供の頃から…。
蓋をしている感情を彼女があらわに表現しているので、怖かったのでした。
その時の彼女は抱えきれない感情の荷物を
僕にいったん持って欲しいだけだったのです。
ほんの少しの間だけ…
「重い荷物なの、ちょっとだけ持ってくれる?」
と僕に手伝いを求めているだけです。
なのに、僕は一緒に荷物を持つこともせずに、
その代わりに
「その荷物が君の筋力を鍛えてくれるよ」
「そんなに重いなら、手放してしまいなよ」
という有り難いお説教は…
彼女から見れば、彼女の荷物を一瞬でも持つことを拒否する僕という姿でした。
彼女を励ましたいという気持ちがポジティブにズレていたのかもしれません。
彼女が本当に望むことを知りながら、臆病な僕は避けてしまっていたのです。
つまり、彼女から責任逃れをしていた…。
(免責のカウンセラー状態)
ただ一緒に、重いね…と感じることができれば、
僕と彼女の関係も変わっていただろうと思います。
そんなことを思い出しながら、記事にしていた「…ステキやん!」シリーズ。
…何かのお役に立てばいいなと思います。
自分との深い対話が
本当の人生の意味を教えてくれる
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