痛がり屋さんのカマスが海へ

ハッピーライフ寛子のコトノハ

こんにちは、潤治です晴れveg079.jpg
今日は立夏。
立秋までの間、“夏” ということになりますねッ。
蛙が鳴きだすころですが、すでに近所の桜ヶ丘公園では、蛙が鳴いています。
スーパーマーケットで20代の頃に働いていたことのある僕には、“タケノコ” のシーズンがやってくるという印象がこの季節は強いです。
すでに、スーパーマーケットにはタケノコが並んでいますが、それは九州産のものです。
それが、関東圏の産地に移り変わっていきます。
タケノコの旬を楽しめる季節の到来に静かなるワクワクを感じています。
ゴールデンウィーク、AQUAMIXT では、天使とつながるための"Peace of Angels" 3日間 ということでワークショップが3日間行われました。
北海道、茨城、栃木 からの御参加の方もいらっしゃって、AQUAMIXT を見つけてくださるご縁に感謝しています。
数年前のセルフイメージを信頼することができずに、自分自身の才能も可能性も打ち消していた僕にとっては、こうしてご縁が広がっていくことを奇跡のプレゼントのように感じます。

カマスという魚の実験のお話です。
あるメンターが昔、話してくれました。
海で泳いでいるカマスを水槽の中に入れます。
広い海で泳いでいたカマスは、水槽のガラスにぶつかってうまく泳げません。
そのうち、壁にあたる寸前で曲がることを覚え、水槽の中でも泳げるようになります。
そしてそこから、新しいガラス板の区切りを水槽の中に入れます。
すると、カマスはその新しいガラス板にぶつかってしまい、うまく泳げません。
しかし、またガラス板にあたらないように泳ぐことを覚えます。
そうしてどんどん小さな範囲で回遊していくことを覚えます。
そして、そのカマスを広い水槽に移してあげても、その小さな範囲でしか回遊しないというお話です。
僕もこのカマスのように、何度かの失敗や挫折で、すっかり “痛がり屋さん” になっていました。
自分自身を表現することもあまりせずに、自分の才能や可能性に蓋をしめて、いかに人生が難しいものなのかを自分自身に説いていました。
「潤治、人生ってそう簡単なものじゃないんだよ。
いい加減目を覚ませ、そんな簡単なものだったら、
みんながみんな人生の成功者になれているよ。」

と説得してくる僕は手強く、すっかり現実の僕はいいなりでした。
「そうだよなぁ~、人生は甘くないっていうものね。
自分には、才能もないしな。無難に生きていくのがいいのかもしれないな。」

小さく回遊するカマス= 痛がり屋さんの潤治   です。
しかしながら、人生が変わり始める瞬間がありふれた日常で起こります。
ある友人から、人生をどう生きたいか、何を実現させたいか をノートに書くといいよと教えてもらいます。スーパーマーケットで働いている頃の僕には、チーフになる…とか、バイヤーになるとか、店長になる…とか、そんなことしか初めての時は、書けませんでした。
今、思えば、友人の教えてくれたのは「夢ノート」 の書き方だったと思いますが、僕が初めて書いたノートは平凡な未来日記のようなものでした。
そんなことを書いていると何だか自分自身の人生がとてもつまらないもののように感じるのでした。
とりあえず、主任になって、店長になって、年収はこれくらい…といったことをノートに書いていくのです。それはそれはつまらないノートです。
なので、少し背伸びをした夢ノートを書いてみます。
フェラーリに乗っている
定期的に海外にダイビングに行っている
お手伝いさんを雇っている
英会話がペラペラで、海外で活躍
月収100万円
テンションはあがりますが、心の奥では、望んでいないような気持ちになります。
成功とは…こんな感じ?みたいな。

そのノートの中、リストの最後のほうに書いた一文がありました。
自分の中でもすっかり風化したものだったので、忘れていましたが…
「心理カウンセラーになって、人々の役に立つ」
というものでした。
その一文を軸にいろいろな想像が膨らみました。
ワンコインでカウンセリングするカウンセラーになる
自宅でサロンを開き、家事と両立しながら、自由にカウンセリングする
子どもたちの何か道しるべになるような“お兄ちゃん”的存在になる
家族を大切にして、家族問題で悩む人たちの役に立つ
…そんなことを30個くらい書いたでしょうか。
その時、初めてわかりました。
この30個を実現させる人生を生きよう…と。
この30個を実現させる人生は、僕の人生でしかなくって…
誰かの真似でもないし、何か成功している人という枠に自分を当てはめることでもない。

僕が初めて、ノートに書いたワクワクしない夢リストは、僕自身の夢リストではなくて、誰かがそうなっていて、それに自分を当てはめようとしている夢真似リストに過ぎないことに気づきました。
フェラーリに乗っている
定期的に海外にダイビングに行っている
お手伝いさんを雇っている
英会話がペラペラで、海外で活躍
…。
わざわざ、水槽を作ってその中で生きようとするようなものでした。
僕だけの夢ノートを叶えていく人生が、「成功とは…?」 の僕の答えでした。
成功という無形のものを
あたかも、こうあるべき…という思考パターンがあるとしたら、
一度、解体してみるといいかもしれません。

「自分にとって成功とは…」
この答えはどこにもありません。
自分の心が知っています。

コメント

  1. 潤治 より:

    きむきむさま
    コメントありがとうございます。
    夢ノート書かれたんですね。
    僕の初めてのそれは…
    “真似夢ノート”になっていましたッ。
    自分のオリジナルの夢、人生は自分の心が
    きちんと知っているなぁ…とつくづく今では
    思います。
    どんなふうに見られるかではなくって
    自分の魂に忠実に生きることが、大切なんだなって。
    ワクワクするって心のコンパスに進路をとっているときですね、きっと。
    ご縁をありがとうございます。
    感謝をこめて

  2. きむきむ より:

    はじめまして(*^o^*)
    オラクルカードでググってきました。
    携帯からなので記事をちょっとしか見ないのですが、カマスが気になって読んだら…
    何かわかる気がしました。
    私も一年前に夢ノートをつけてみたけど、私の夢ってこんなのかなぁ?と腑に落ちない感じでした。
    お金があってポルシェに乗って(笑)幸せに暮らしている。
    ポルシェ以外は漠然としている…けど思い付かない!!
    それでノートはしまってしまいました。
    私はお金を山ほど儲けたいと思ってない気がしたり。
    でも今日を機にまた考えてみたくなりましたo(^-^)o
    幸せ って何だろう?
    人生 って何だろう?
    ワクワクしますね!
    ありがとうございました。

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