どんな感情もあなたを導くコンパス

ハッピーライフ寛子のコトノハ

P7190022.jpgおはようございます、潤治です。
近頃、夫婦喧嘩が頻繁に勃発しました…。
お互いの感情的なぶつかり合いは、お互いのその後のふたりの関係のコンパスになることが少なくありません。
喧嘩祭りの後は、お互いの課題やトラウマ、押し殺してしまった怒りや戸惑いが解消され、お互いの本当の気持ちを分かち合うことになります。
そして、パートナーとの人生に彩りが増えていきます。
パートナーシップの資産価値をあらためて感じる瞬間でもあります。
よく感じることですが、感情的になることは、悪いことでしょうか…。
…という僕は感情を押し殺すのが上手です、いや、でした…。

感情的になることは、大人気ないとか、理性的ではない…
と、大人になるにつれて教えられてきたように思います。
怒りや不安、怖れや悲しみが大人になるにつれて、少なくなっていったかというとその逆で、子供のころのほうが、嫌だ!という怒り、知らないものに対する怖れ、感情的に足踏みすることで見舞われる不安、自分自身が可哀想と思う悲しみは少なかったし、そう感じてしまったら素直に表現していたように思います。
大人になるにつれて、感情的になることを我慢したり、感じることを拒否して無感情になったりすることが少なくありませんでした。
先日、自分自身の “ワクワク” することを発表する機会に恵まれました。
ワクワクすることを人に伝えるという機会はあまり日常には存在していないかもしれません。あえて、こういう機会を作ることで自分のワクワクが何なのか、そういう感情をを思い出すきっかけにしていければと思っています。
そこで、感じるのは、ワクワクすることを見つけるのが難しい…ということです。
日頃、理性的に生きているとワクワクする感情にも蓋を閉めていることも少なくありません。
人には “喜怒哀楽” をいう感情が存在します。
そのどれもが同じ感情です。
良いも悪いもありません。
しかしながら、つい、理性的な大人の心が自分自身をたしなめることがあります。
「あまり喜びすぎるとみっともない」
「そんなに怒るもんじゃない」
「大人なんだから、泣くもんじゃない」
「はしゃぎ過ぎるのは大人気ない」

感情を表に出すことにブレーキを踏んでしまっていると、次第に心が緊張します。
心に筋肉があるとすればカチカチに固まってしまい、うまく動かなくなっていきます。
怒りや不安、怖れ、悲しみなどの感情をネガティブなものとして、感じることにブレーキを踏んでしまうと“心筋肉”は硬直し、ワクワクなどの感情も感じにくくなっていきます。
強ばった感情には、感情のストレッチが必要になってくるかもしれません。
怒りや悲しみを感じないようにして、ワクワクだけと感じる…というのは難しいことです。
車輪も4つが動くから、車はスムーズに前に進むのであって、ひとつでもパンクしていれば走りません。
どんな感情もブレーキを踏まずに味わい、表現することで、“心筋肉” はやわらかくなります。
そうするとワクワクすることが日常に溢れているような気持ちになっていきます。
日常のささいなことに感謝する力みたいなものも増えます。
感情的になることを自分に許してあげることが、
いろいろなワクワクや感謝する力を思いさせてくれるかもしれません。
“心筋肉” がやわらかいときに、人は直観を受け取りやすくなると感じています。

後悔、悲しみ、悔しさ、喜び、憤慨、さまざまな時に人は涙を流す。
感情の高まりは無理に抑えない方がよい。
素直に泣けば、次のステップが開けてくる。      丸山敏雄(倫理研究所の創設者)

僕は、感情的になることの恩恵を、パートナーシップを通じて学んでいるのでした…。


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