小冊子「天使が教えてくれたソウルメイトのはなし」が好評で何よりです。
ダウンロードをしてお読みいただく方々、本当にありがとうございます。
パートナーの寛子は、中学生頃からニューエイジに関心を持ち、自然の中でさまざまな啓示をもらって学生生活をおくり、その後、天使が好きであらゆる天使グッズを集めていました。
彼女とはじめて会った時、名刺をもらいましたが、天使の切り抜きがされていて、天使が好きだと言っていたのを覚えています。
僕の反応としては、「はぁ?天使が好き?なにそれ?」。
そのような彼女だから、ソウルメイトと気付き、そのヴィジョンを受け取ったのだろうと多くの人が思うようですね。
「潤治は本当に天使からのメッセージを受け取って寛子と結婚したのか?」
目に見えるものしか信頼せず、スピリチュアルなものはどこか胡散臭いと敬遠し、催眠療法士であり、クライアントの前世を目の当たりにしながらも懐疑的な僕でしたから。
「潤治は本当に天使からのメッセージを受け取って寛子と結婚したのか?」
と質問されることも少なくありません。
さて、
寛子と会う以前に、僕は大きな人生の転機を経験していました。
まずは、離職です。
新入社員から勤めていた会社をやめました。
そして、離婚です。
学生の頃から付き合って結婚した女性と別れました。
誰にどう思われようと関係なくなりました。
潤治人生最安値期突入です。
何も所有しているものも、肩書きもなく、誇れるものはひとつもありませんからね。
ただただ、自分がどう生きたいのかを考えざるを得なくなりました。
時にはどうしようもない不安が襲ってきましたが、何かに逃げることもできず、不安をノートに書き出し、泣きながらジョギング(2時間くらいは走って)して、疲れ果てて眠る毎日を過ごしました。
ある夜、ジョギングしている時(この日も泣いていました)に、鉄橋に駆け上り、
「神様ぁぁ!魂を磨き合えるような人生のパートナーが欲しいです!」
と泣きながら懇願しました(声も出てたかな)。
いつの間にか自己啓発のセミナーなどでするようなワークをひとりで実践していたようです。
追い詰められて、自己ワーク…
- 自分の最悪な人生をイメージする
- 心の底から「嫌だ!」という思いを味わう
- 自分がこの人生でどうしたいのか明確にする
- 求める!
それから数週間後、寛子と海外の講演会で隣同士になります。
知り合い程度の彼女とちょっと話をした際、
イメージでは、ジブリ映画「天空の城ラピュタ」で空から降りてきた少女シータを見えて、
耳からは、小田和正さんが歌う「ラブストーリーは突然に」が聞こえてきて、
体感覚では、何かそわそわ、嬉しいような身体の反応が起きて、
「あ、きっとこの人といたら、楽しいことが始まる!」
と直感的に思ったんですね。
ふたりでカウンセリングルームを運営しているヴィジョンもその時に浮かびました。
「一緒にやろう!」
その時から二人三脚は始まりました。
何か法則性が合致すると、いともたやすくそうしたヴィジョンやメッセージを受け取ることは可能なのだろうと思ったのもこの時です。
目に見えない存在がいて、僕たちを守り、導いているのかもしれないとも。
懐疑的な僕が見事に考えを改めた瞬間であり、可能性が広がった瞬間でもあります。
そのヴィジョンを今、生きていますから、あらためて天使の導きやそれを信頼して行動する自分への感謝が湧いてきます。
そうしたその人その人を守護する「大いなる存在」を伝えていきたいという想いは、このあたりから次第に膨らみ始めました。
A.「潤治はヴィジョンを受け取って結婚していた」