パートナーシップのために…(2)『○○○にならない。』

理想のパートナー・運命の人

『○○○にならない。』
僕は家事が好きです。
炊事・洗濯・掃除…。
特に料理を作るのはとても好きで、ひとりで自分の料理を支度する
時も黙々と作るのを楽しんでいます。
2年前くらいから、菜食中心の生活に切り替え、自分が持っている
レシピに大幅な変更がなされ、またイチからやり直すような気がしている
時も、それでも料理を作ることは楽しくて、スーパーマーケットに買い物に
行くときは至福の時です。
家事の素晴らしいところは、それが相手へのラブレターになるところです。
帰宅したら、ご飯の用意がしてある。
お味噌汁の具が細かく切ってある。(相手の口に入りやすいように)
脱いだままの洋服がたたんである。
布団が干してある…、などなど。
これらは非言語のラブレターです。パートナーのいない時間にパートナー
のことを考え、気持ちを書き溜めている行為だと僕は感じています。
これは、義務感からではなく、好意でするものです。
ここまでの文章を読み返したら、なんてできた人だろう…と感じます、が
「もうッ!家政婦(夫)じゃないんだッ!」とか、
「せっかく、やってあげたのにッ!」とか、
パートナーが自分のやったことに対しての反応が悪いと、怒りの感情が
湧き上がってくることは、よくありました。 今も無くなりはしません。
ただ、ポイントがあることに気付きました。
相手の反応が悪いことに対して自分が反応してしまう時は、
「せっかく…、…なのに」が心に湧きあがってきてしまう時です。
そうなると相手に対して、自分が怒る正当な理由があることをあらゆる
手段を使って考えています。
自分が怒るのは、当然で相手が悪い…という結論を立証するために
過去にまでさかのぼって、その正当性を見つけ出そうとします。
僕は、こんなにしたんだから、僕は正しくて、相手がわるい。
でも、たとえ正当な理由が見つかったとしても、自分の感情に負の預け入れ
をしてしまっているので、自分を傷つけることになります。
もちろん相手も傷つきます。ふたりの間にほんのすこし溝ができます。
自分が相手の態度に反応してしまう時は、
「なぜ、相手の態度に反応してしまう自分がいるのか…」
「自分がなりたい最高の自分だったら、同じ反応をするだろうか…」
僕の場合、自分の中にある無価値感を刺激される時、「せっかく…、…なのに」
が湧き上がってきます。
相手は何もしていないにも関わらず、それを受け取る僕が、その無価値感
というメガネをはめて、考えて、ものごとを見ているのです。
一人芝居…です。ひとりで反応して、ひとりで怒って、相手を傷つけて…。
相手のしたこと、無反応な態度で僕自身が反応しそうになった時は
今、犠牲者思考に入りましたッ!
とひとりでいつも客観的に見るようにしています。
自分が犠牲者ではなくて、その時の感情を選択することができるんだと
信じています。僕自身を信じてあげるんです。
というわけで、今回は「犠牲者にならない」でした。
『パートナーに感じる負の感情は自分の中にある
     癒されていない感情です。』
たくさんの愛と感謝をこめて
      AQUA MIXT  潤治

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