クレーマーのゆるしのレッスン

寛子のコトノハ

クレーマーが本当に求めているものとは?誰かに対して怒ったり傷付いたと感じた時、そこには自分の隠された感情があるかもしれません。
今回は、私がクレーマーになるのを思いとどまったお話。

先日はエンジェルリーディングのセッションが続き、「ゆるし」についてのテーマも出ました。

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とある人間関係で傷ついた経験、許せないという思い…

私も今でも、はまることがありますね。
最近の体験談を紹介します。

先日あるイベントに申込んだのに、主催の人からの連絡が抜け漏れだらけ。
必要な情報を、こちらから問い合わせないと来ない状態でした。
それも、断続的に4つ、5つと情報の伝達漏れ、間違いがあったのでした。

つい思ってしまったのが、
「この人、私にだけ嫌がらせでもしているのかしら?
まあ、面識できてから(出会った時の出来事で)お礼のメッセージしても返事すらなくて、最初の印象も悪かったけど…。」ちょっと、私だけ無視してる?という被害者の思考にハマったのでした。

しかしそのイベント当日に感じたのは、そのイベントを主催するその人は完全にキャパオーバーだな、ということでした。
つまり、その人が私にだけ嫌がらせをするような余裕もない、ということ。
ただキャパオーバーで必死な状態が、結果的に関わる人たちに不愉快な思いをさせたり、もしかして自分だけ連絡が来ないのでは…という不信感を生む事態になるのだと感じました。

「この人は、正直な感想としてこういうことする器じゃないわね。でも好んでその役割を買って出るのは、何故なのだろう。事務的なことヌケヌケなのに。何か、損得で動いているのかしら。」
と思いっきりジャッジしまくって、それから全てを手放しました。

今回は余りにも抜け漏れ間違いだらけの対応だったため、そんな主催ってどうよ?と関わる人たちにクレームを入れることもちょっと考えたのです。

これがもっと近い関係での出来事になると、相手に傷つけられた、軽んじられた、誠意を見せてくれない、などと感じるのでしょう。

でも、天使はいつも教えてくれます。

「誰も、あなたを傷つけようとはしていませんよ。」



結局のところ、この件で相手をジャッジしまくった私も、ただその人から【丁寧に扱って欲しかった】のですね。
もう半年以上前ですが、出会って最初に自分としてはかなり丁寧なメールをしたのに、返事なし。これも、引っかかったままだったのでしょう。

でもその人に丁寧に扱ってほしかったことに気づき、その気持ちにしがみつくほど、大切な人間関係でもないと気づいたら楽になりました。
これからは、その人が関わるものに参加しても、あまりイラつかないかもしれません。

意地悪な自分は、いかにその人の対応が悪かったかを時系列にリストを作ってあげつらうこともしたくなります。でもそんなクレーマーになっても、今後のイベントの質が上がるとも思えませんし、誰も幸せにならないでしょうね。

私自身の問題を見つめたら、クレーム必要はないという選択に落ち着いたのでした。

【守護天使より】誰かに傷つけられた、攻撃されたと感じることがあるかもしれません。けれどもそれは、相手からの愛を求めるネガティブな叫びなのです。あなたに向けられたネガティブなエネルギーは、あなたの元で愛に変えて送り返すことが出来ます。そしてあなたも相手も、癒されるでしょう。

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