赤ちゃんはセラピスト~パワフルな家族関係の癒し

スターシード子育て
娘が生まれて、自分と母との関係も良くなった
AQUA MIXTの水本寛子です。

KONOHA 1yearsOld

アラフォーならではの、人生経験と気持ちのゆとりを活かして、子育てをしています。
TrinityWebにて「スピリチュアル子育て」連載中

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今回は、元祖スピリチュアル女性誌TrinityのWeb版「TrinityWeb」の新着記事
「エンジェル・セラピストレジスタードマーク夫婦のスピリチュアル子育てPART.44~赤ちゃんの存在がもたらす親戚関係の癒し(寛子編)」
のエピソードから、文字数の関係で書けなかったことを紹介します。
親戚関係もいつの間にか癒してくれた、赤ちゃんパワー。分かりやすい癒しパワーは、親である私たち夫婦のインナーチャイルドを癒してくれます。
そしてその癒しパワーは波及し、毎年の祖父の命日の法事に声がかからなかった伯母と母、95歳になる祖母との確執にも変化がありました。
娘の小葉(このは)と一緒に私の祖母を訪ねていなければ、その関係の変化のきっかけもなかったのでした。

もうこの年齢になってしまったら、頑固な祖母ですし状況が改善するのは無理かもしれない・・・ともよく思ったものです。
そして「実の母に愛されていない」と感じている伯母と母の癒されていない感情は、私のところにちょくちょくとばっちりとして飛び火していました。
二人共私にも小葉にもとても良くしてくれるのだけど、一方でしばしばトゲトゲしい感情が表出することもありました。
去年、生後半年になった小葉を連れて祖母を訪ねる道中でも、母はとても神経質になっていました。

一度は「もう親は居ないのだと思おう」と決めて遠ざかっていたほどの親子関係でしたから、いろいろな怖れの感情が出てきていたのですね。
その日小葉に着せた服が可愛くないという指摘から始まり(確かに、特別なお出かけなのに上から下まで古着を着せていた私も悪いです)、私が新聞を取っていないことで常識がない・小葉の育つこれからの社会に目を向けていないと!など説教をされ・・・
でも、それは本当に母が私に言いたいことではないことだと分かっていました。黙って聴き、言い返さずにいました。

人は怖れから、誰かを攻撃する言動を取ることがあります。
本質は心の奥にある怖れですから、それに正しさで反論をしても解決はしません。
祖母を訪ね、そして、帰り道。

Hana meets Hana.
(上の写真はイメージです)

赤ちゃん連れであることを気遣って、車で新宿駅まで送ってくれた伯父。

その時母と伯母の二人に、次の祖父の法事に来ないかと声が掛かったこと。
Trinityの記事でも紹介した出来事です。
母も、長年言えなかった気持ちを伯父(母の兄)に伝えることが出来たようです。
「私たち(母と伯母)も実の子供なのだから、出来ることは何でもやりたいんだよ・・・。
 (祖母が)入院したことも知らせてもらえなかったのも、
 お葬式も誰も呼ばなくていいなんてことも、とても寂しいよ。」

実は訪ねる少し前に祖母が転倒による骨折で入院をしたのですが、気の強い祖母の意向でその話すら私たちには伝わっていませんでした。
訪ねて言って初めて、知ったことでした。
「私たちは、今回もまた蚊帳の外なんだ・・・」と感じてしまう事実でした。
そして伯父から車の中で「(祖母の)葬式にも誰も呼ぶな」と言われたという話まで聞いたからでした。
でも、伯父に法事に声をかけてもらったことで、伯母も母も、内心とても喜んだのでしょう。
後から「とても腰が重かったけど、結果的には、今回行って良かったよ」とメールが来ました。
母なりに怖れから私に当たっていたことを、謝っている気持ちの表れでした。
小葉がいなかったら、母も行くきっかけがつかめなかったでしょうし、伯父も個人的に母と話すきっかけをつかめずにいたのでしょう。
生まれてきてくれてありがとう、小葉。
そして祖母も頑なな態度ではなく、伯父に言われたこたことで受け入れてくれました。
今年の3月に祖父の命日に法事があり、10数年ぶりに母と伯母は法事に参加することとなりました。
母から
「結局長居して、夕食まで食べて来た。
 よそよそしいところはあって他人行儀だと感じるところもあったけど、
 大きな進歩だと思う。」
と報告がありました。
それ以来、私のところに、母と伯母のトゲトゲしい感情が飛び火することは、なくなりました。

癒されていない感情を持っている人は、どうしてもその感情が何かに刺激されると反応的になったり、攻撃的になったり、怒りが湧いてきたりしやすいものです。

はからずして、周りの人にもその感情の矛先が向いてしまうものです。
伯母と母のその親子関係を理解していなかったら、私も間に受けて傷つくような言葉が多々ありました。

でも、それは本質ではない、と何度も思い直し、状況が癒されることを天使に、亡き祖父に祈り続けていました。


もしもあなたが誰かに「傷つけられた」と感じることがあったら、本人は傷つけようとは思っていないことがほとんどでしょう。

ただ、癒されていない出来事があり、怖れの感情が表出しただけなのだと感じます。
ただ、愛したい、愛されたいと思っているだけ。

私たちの感情は、本質はとてもシンプルなのです。
その本質を見失わなければ、人間関係はもっと楽に癒されますよね。
そして赤ちゃんは、最高のセラピスト。
たった一回の祖母の訪問で、長年の確執があった親戚たちの言動を変えてしまったのでした。
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