僕の「ありのままギレ」はアドレナリンを放出させる

私事ですが、先日、横浜中華街に家族で旅行に行ってきました。

横浜は日帰りでも十分楽しめる場所なのですが、夕方から帰る切なさと交通機関の混雑が嫌で一泊することにしました。
いかに心地よく楽しめるか、損得に走りがちなケチ根性の僕の習慣よりも、本当に自分が望んでいることを最優先にしてみました。

とても心地よく、快適なゆとりのある優しい旅になりました。中華街ですけど。da289c68091a0ec9718c3b683aeec653_m

しかし、娘、小葉のペースは僕の常識、こうあるべきという思い込みを超えていきます。

中華街が目前であるにもかかわらず、山下公園に海を見に行ってみたり、その近くのスマイルローソンに入って、遊具に時間を気にせず、夢中になってみたりと僕たちのこうしたいという希望よりも、小葉の気分や興味に振り回されます。

そういう旅行になるため、パパもママも旅行に行くとなると、疲弊することもありました。

今回は、僕だけがホテルにチェックインして数時間、部屋で執筆をし、その間、寛子と小葉は中華街を楽しんでくるというプランを立てました。

ママである寛子と相談した結果です。

「僕はあまり興味のない中華街をお付き合い気分で一緒に行くのは大変に思うの。」

「じゅんちゃん、ひとりの時間が必要でしょう?わたしは中華街好きだし、小葉と楽しんでくるよ。」

「じゃあ、ひとりでホテルお篭りタイムを楽しもうかな。」

「そうしなよ。あとでストレス爆発なんて家族にとってダメージだもの。」

「ですよねぇ…。」

このように平和的に相談は進んだのですが、
これが僕の「ありのままギレ」の世界ではこうなるだろうと思います。

過去に何度か繰り返されたパターンです。

「中華街、行きたくないなぁ。無理して行きたくない。
(もう、すでに自分の中にある罪悪感に押し潰されそう。
パパはこうあるべきだ!という制限がそうできない自分を押し潰すわけです。)

「え、なんでそんなに不機嫌なの?」

「寛子は良いよね?中華街好きだものね?
それに付き合わされる身にもなってよ!
(良いパパでありたいのに、無理している自分に気づき、ややキレ気味。)

「怒らないでよ!」d65d1c8f15abd248e94631316fcbf6af_m

「怒りたくもなるよ、勝手に旅行に行きたいと言い出して、君は自己中心的だよ。
だったら、僕だってありのままでいさせて!
父親でもない、夫でもない、ありのままの僕になるんだ!自由でいたい!

そうさ、僕はありのまま、ひとりで自由になるの。
無理をしていた自分を手放すの。
そうさ、もう、どんなことを言われても構わない!

パパでもない、夫でもない、僕は僕自身になるの。
本当の自分に、ありのままの僕に。」

僕の「ありのままギレ」です。

自分の置かれている立場や人間関係を考えず、偏重した自己愛を振りかざす僕の「ありのままギレ」。

人と人との関係性の中で「自分らしく」「ありのままに」生きるためには
知恵と勇気が必要と僕は感じています。

皆が心地良い状態になるような提案
恥や怖れを超えて正直になること
自分の創り出した世界を壊してみること

などでしょうか。

関係性や立場、束縛などの無い自由はただの不安定のように僕には見えます。
これは僕の偏見ですよ、もちろん。

僕の「ありのままギレ」は映画「アナと雪の女王」を観て、
まるで鏡を見させられたような氣持ちになり、鎮火しつつあります。

エルサの「ありのままギレ」(と僕は呼んでいる。)は、
女王としての立場を放棄し、国民に多大なる迷惑をかけ、
引きこもり、罪悪感を感じつつも、無理やり高揚感を煽り、
逃避行の中で自分でないものになろうとしていると僕には見えました。

「わたしがどんだけ本当の自分を押し隠してきたと思っているのよ!」的な?

僕の「ありのままギレ」、そのままです。

結局、エルサは無条件に愛されている自分に気づき、その愛を受け取ります。
両親からもらった「怖れの世界」ではなく、愛で自分を制御する力があることを知ります。

もう一度、言いますけど、上記、僕の偏見ですからね。

拠り所、束縛のない自由は無制御の世界、
ありのままギレする僕は、自分が持つ「勇気と知恵」を放棄し、逃避しているわけです。

家族、パートナーシップなどを始めとする人間関係という素敵な束縛が今度も僕を成長させてくれるのだろうと感じます。

でも、「ありのままギレ」は、アドレナリンが放出され、中毒性のある刹那的な快楽を覚えますが…。

嗜む程度…で。

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