迷惑かけてないなんていわないよ、絶対。

潤治の徒然草

こんばんは、AQUAMIXT 潤治です。
DW069
新月の今日は、「新月の祈りWS」を開催しました。
コズミック・ダイアリーのプチレクチャーもしながらの楽しい空間となりました。
何か大きな法則性の中で、僕たちが生かされていることをいろいろなシンクロニシティを共有することでより多く感じる1日でした。
「生かされている」 という感覚は自然の中に身を置き、
その自然に畏怖の念を覚えたりすることから感じることがあると思いますが、
それは日常生活でも感じるものです。
人との人とのかかわり合いの中で生かされていると感じることも多いと思います。
そして、人に迷惑をかけないという価値観もあります。
20代、僕がまだ学校カウンセラーや整体師を志す前、
スーパーマーケットの青果部で働いていました。
その頃のお話です。


スーパーマーケットでは、シフト制で社員は休暇を取ります。
なので、上司が休みの時は僕が出勤して、
売り場の管理や発注、パートさんたちへの指示出しを行います。
上司が休みを取っている時にトラブルが発生することが多く、
その度に上司に連絡をするかしないかで迷うのでした。
「せっかくの休日に仕事のことを考えさせてはいけない」
「上司に迷惑をかけてはいけない」

と考え、ある程度、トラブルに自分でできるところまで対応するのでした。
しかしながら、次の日、上司が出勤してくるとトラブルの痕跡を見つけます。
「水本ーッ! なんでお前、こういう処理をするの?
俺に電話してくれれば、指示をするのに。」

「迷惑をかけるの申し訳ないと思って…。
せっかくの休日に仕事のこと考えさせるの悪いなと思って…。
すみませんでした!」

と反省しているつもりの僕。
「あのさ、水本。“迷惑かける” ってなんだよ!?
電話の一本もしないで、状況悪化しているじゃないか?」

「すみませんでした!今度から電話します!」
と言いながら、迷惑をかけないようにした自分を
少しでも理解してくれてもいいのに…と思っていました。
その心を察するかのように、その上司は僕に言いました。
「水本ぉ~! おまえさぁ。 迷惑かけないで仕事をしようなんて無理だよ。
すでに新人のお前の存在が迷惑なんだから。
でも、迷惑をかけあいながら、仕事するのが当然なんじゃないか?
おまえひとりで仕事をしているんじゃないんだから、もっと迷惑をかけろよ。
迷惑だなんて言って逃げ口上にするんじゃねえよ。」

当時、この上司には、仕事の哲学を教えてもらいました。
僕の中にあるずるさを認めてくれたうえで、
的確なアドバイスをもらっていたように思います。
この時のことを思い出すことが日常生活の中で多いです。
「迷惑をかけるんじゃないか?」 と頭に浮かぶと、
それはひょっとしたら、迷惑をかけることが怖いのか、プライドが許さないのか、
自分が過小評価されるのが許せないのか、信頼できない気持ちの裏返しか、
と自分の本当の気持ちを探ることがあります。
「迷惑をかけるんじゃないか?」 という決まり文句が、
僕たちの思考をストップさせることはあると思います。
なぜ、そう思うのか?
何が怖いのか?

反応的に口から出てしまう言葉の奥にある、
僕たちの成長できる学びを見つけるのも楽しいものです。
迷惑をかけて、袖触れ合うも多生の縁 として生きてるのですから、
心に正直に人と接することができるようになりたいなと思います。

人とどれだけ深くふれあうか
どれだけの縁に生かされているか
感じることは、
豊かさの度合いを決める
あなたの豊かさは何ですか?

8月19日(日) 13時~16時半
聖ヶ丘

終了後、豊かさ懇親会があります。
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