娘を抱っこしたパパ、最寄りの駅に買い物に行く

いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
育み育まれ
AQUA MIXT 潤治です。
子育てにはセルフイメージが関係している、
常日頃、娘に接しているとそう思うことが多々あります。
鏡のように等身大の自分、自分でも知らなかった情けない自分が映し出されます。
すでに過去のものとなっていた「癒されてない自分」も、
ダムの水が少なくなって見えてくる底の廃墟のように、
ありありと見させられるのです。
目を背けることも、蓋をすることも、そのようなことを考えることもなく忙しくすることも、大人になった僕たちにはできることですが、娘の存在はそれから目を背けずに、対峙せざるを得ない事態を用意してくれます。


先日、駅まで小葉を抱っこして歩いて買い物に行った時のこと、
寛子はセッションが入っていて、その時間に集中して欲しいという気持ちもありました。
駅で買い物を済ませて、オムツを替えて帰ろうとベビー休憩室に入りました。
小葉をベッドに寝かせた途端、
その見知らぬ天井を目にしたからなのか、彼女は急に泣き出しました。
「わたし、何されるの?何でこんな処にいるの?」
怯える彼女の目はそのようなことを語っているようでした。
イメージしてみました。
自分がまったく知らない土地で、知らないベッドに寝かせられて洋服を脱がされる…。
大人の僕でも「怖い!撮影か何か?白いガウン持ってきて!」と感じるのに、
小葉にとっては不安が湧き起こってきて当然です。
「ああ、抱っこしていてこその安心感だったかぁ…。」
ママへの後追いも始まっていたこともありましたが、パパ無力状態勃発です。
慌てて抱っこ紐で小葉を抱き上げ、そのまま逃げるようにベビー休憩室を後にしました。
帰りの道中ずっと、小葉は泣き続けていました。
困っているパパさん全開でした。
いろいろな人とすれ違い、僕の額から滝のように流れる汗を目撃されたかと思います。
冬なのに、信じられないくらい汗をかき、抱かれて泣きじゃくる小葉は別の子のよう…。
ママじゃないと駄目かぁぁ…。
絶望している場合でもなく、ひたすら家に向かって歩き続けます。
多摩市の地形はアップダウンが多く、登っては降りて健脚コースなのです。
傍目には乳児を抱っこして競歩に勤しむ寝癖毛が跳ねている男だったかと思います。
何であの人、競歩なのかしら?
そして、心のオネエが僕の中でむくむくと湧き起こってきます。
「何よ、これ以上、何をすれば良いのよ!」
「この間は泣かなかったのに、何よ急に!?」
「何が悪かったの?何を要求してくるの?」
「わたしの何が足りないのよ?こんなに頑張っているのに!」
「これ以上、何を頑張れって言うの?」

駅から家までの道中ずっと自分を責めたいのか、小葉を責めたいのか、
まるで思考の整理ができないまま、その自分に振り舞わされていました。
責められていると感じるのは、どこから来るのでしょうか。
こうして僕が感情に振りまわされるのはどんなメッセージなのだろうか?

…と同時に今まで見てきた子供を抱っこしたお母さんたちの気持ちに思いを馳せました。
電車の中で、泣いている赤ちゃんを抱っこしている気持ち
この子を世話するのはわたししかいないという孤独感やプレッシャー
度重なる要求のように思えて赤ちゃんと向きあっている気持ち
無力感、虚無感に陥ってしまいそうになる気持ち

ギリギリの状況(大袈裟ですか?w)でまたもやいろいろな学びを感じることができました。
家に戻ると小葉はセッション中のママに抱かれておっぱいを吸い出しました。
安心したのか眠りにつき、寛子のセッションはそのまま続けることができました。
パパ、ぽっつーーーーん状態です。
ああ、(母子への)善意の押しつけだったかな…
と省みるも、情けない自分をしばし感じていたのでした。
額からの汗にまみれて涙もほろり…。
ああ、頑張る必要なんて無かったと省みるのでした。
―ひょっとしたら、セルフイメージをあげる必要はなく、
どんな自分でも認めようと思う意志
そしてその自分を分かち合うおうとする意志が
結果的にセルフイメージを気にしなくなるのかもしれません。
自分を癒し続けることは、自分だけの救いではないと感じています。
セッション後の寛子を交えてそのような気持ちを分かち合うことで、
僕の心は癒され、何かが解かされていくのでした…。

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