先日立冬を過ぎ、関東は冬の足音が聞こえてきました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいですが、特にこの立冬を過ぎてから冬至までの期間は、陽が短くなり、季節でいうと陰性に向かう季節です。
10月末のハロウィンが終わり、街は一気にクリスマスの飾り付けに変わっていきます。
おそらく人類は古来から、冬至に向かう季節はシンドイ思いを皆していたのではと思います。
冬至の直ぐ後にやってくる「クリスマス」の起源は諸説ありますが、もともとは、ゲルマン民族の冬至祭り「ユール」が起源ともされます。
キリスト教伝来以前、ヨーロッパ各地の民族は、独自の冬至の祭りをそれぞれが習慣としていました。
そして元々の先住民の祭りと、新しい宗教の行事の融合というのは、珍しくありません。
ケルト民族・ゲルマン民族などの、自然崇拝の「冬至祭り」が起源ということは。
それだけ、冬至というのは大きな自然のリズムの節目、ということです。
自然崇拝は太陽信仰が多いですから、太陽のリズムの大きな分岐点なのですね。
そして、冬至が太陽の周期(地球が太陽の周りを回る公転周期)、1年の始まりだったのです。
冬至祭りは、太陽の始まりのエネルギー。
つまり冬至に向かうリズムは、1年の太陽のサイクルの一つの終焉です。
動物たちは冬眠の準備を始めますし、人間の身体も蓄えて休みたくなります。
冬至までのこの時期の身体は、少しスローペースで休みたがりますが、年末ってそうはいかなかったりしますよね。
去年の師走、冬至までの過ごし方をまとめていたので、参考にご紹介します。
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