パートナーシップを遠ざける被害者思考〜パートナーと紡ぐ、スピリチュアルな学び第15回

僕は家事が好きです。
炊事・洗濯・掃除…。
特に料理を作るのはとても好きで、
ひとりで料理を支度する時も黙々と作るのを楽しんでいます。
6年前くらいから、菜食中心の生活に切り替えました。
それまでの自分が持っているレシピに大幅な変更がなされ、またはじめからやり直すような気がしている時も、新しい料理レシピをインスピレーションに任せて作ることは楽しい時間でした。

その「好きだ」という気持ちをいろいろな人と共有していくうちに、今では「潤治のデトックスランチレッスン」や「ローフードマイスター検定講座」、「旬を楽しむ目利きマスター講座」などを開催するようになりました。

密かに好きだったことが、今では応援してくれる人がいてくれるわけです。
本当にありがたいことです。

そして何より買い出しが好きで、スーパーマーケットの青果売り場を前にするとテンションが上がります。
20代の頃に青果チーフとして働いていたことがある影響です。
作型・品種・産地・等級など青果売り場には一般消費者には届かない情報がたくさんあります。

話を戻します。

家事の素晴らしいところは、それが相手へのラブレターになるところです。

帰宅したら、ご飯の用意がしてある。
お味噌汁の具が食べやすいように細かく切ってある。
脱いだままの洋服がたたんである。
布団が干してある。

…などなど。

これらは非言語のラブレターです。

パートナーのいない時間にパートナーのことを考え、気持ちを書き溜めている行為だと僕は感じています。

これは、義務感からではなく、厚意でするものです。
パートナーシップに必要なエッセンスに「厚意と感謝」があるかもしれませんね。

そのような綺麗な言葉だけでパートナーシップは成り立つとは限りません。

「もうッ!家政婦(夫)じゃないんだッ!」
「せっかく、やってあげたのに、感謝が足りないよ!」

パートナーが自分のやったことに対しての反応が悪いと、怒りの感情が湧き上がってくることがよくありました。
そういった感情は少なくなりましたが、今も決して無くなりはしません。

ただ、ポイントがあることに気付きました。

相手の反応が悪いことに対して自分が反応してしまう時は、
「せっかく…」や「…なのに」という言葉が
心に湧きあがってきてしまう時です。

そうすると相手に対して、自分が怒る正当な理由があることをあらゆる手段を使って考え出します。

自分が怒るのは当然で相手が悪い…という結論を立証するために過去にまでさかのぼって、その正当性を見つけ出そうとするかもしれません。

「あの時だってそう!」という感じでしょうか。

これほどまでに自分は相手に尽くしたのだから、それを認めない相手は悪くて自分は正しいというわけですね。

でも、たとえ正当な理由が見つかって、それを相手にぶつけて勝者のような気持ちになったとしても、結局は自分を傷つけることになります。

当然、相手も傷つきます。
ふたりの間にほんのすこし溝ができます。

ですので、自分が相手の態度に反応してしまう時は、

「なぜ、相手の態度に反応してしまう自分がいるのか?」

「自分がなりたい最高の自分だったら、同じ反応をするだろう?」

僕の場合、自分の中にある無価値感を刺激される時、

「せっかく…」や「…なのに」が湧き上がってきます。

相手は何も僕の無価値感を刺激しようとしているわけではなく、その有り様を受け取る僕が「無価値感というメガネ」をはめて、考えて、それを見ているのです。

完全に一人芝居です。

ひとりで反応して、ひとりで怒って、相手を傷つけて。

相手のしたことや態度で自分が反応しそうになった時は、ひょっとしたら被害者という思考の罠にはまっているのかもしれません。

ついつい客観的に自分を見ることができないこともありますが、被害者思考の罠を意識するだけで、何かが変わるかもしれません。

自分が被害者ではなくて、現実をありのまま見ることができ、そして、その時の感情を選択することができるんだと信じることができるといいですね。

被害者という思考の罠が、パートナーシップをありのままに見ることから遠ざけます。
意識することから世界が変わっていくかもしれませんね。

2013/11/14 ココリラにて初掲載
癒しのポータルサイト「ココリラ」にて、過去5年間で全83回の長期連載を担当していました。
ココリラリニューアルにより過去記事が参照できなくなったため、当サイトに順次掲載していきます。

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