画びょうを踏ませる?パートナーの可能性を育む~パートナーと紡ぐ、スピリチュアルな学び第12回

交際期間なく、電撃入籍した私たち。それからかれこれ、11年が経ちました。(注※2013年当時)
その中で、とても時間が掛かったパートナーシップの学びがあります。

さて、問題です。
Q.もしあなたの大切な人が画びょうを踏みそうになっていることに気付いたら、あなたはどうしますか?

A1.「危ない!」と画びょうを踏まないように制止する。
A2.画びょうがそこにある、という事実を教える。
A3.画びょうを踏むのを見ている。
A4.その他

あなたはどれを選びましたか?
パートナーシップを導いてくれた天使からの回答は、なんだったのでしょうか。

今までの私たちは、[A1.「危ない!」と画びょうを踏まないように制止する。]の通りで、ついその失敗やトラブルを避けられるように相手を止めようとすることが多かったように思います。

育った環境の違い、経験の違い、視点の違いから、お互いが相手に対して「こうした方が良いのでは…」と気付く部分も、全く違いました。
今では「似たもの夫婦ですね」と言われることも増えましたが、それは11年の歳月をかけて同じ方向を見続けた結果だからかもしれません。
入籍した当初は、違いに意識がいくことの方が多かったですね。

自分がこういう試行錯誤を経て分かったことがあるのに、パートナーは廻り道をしようとしている。
これは経験上、失敗するだろうという予測が立ってしまう。
「これはする必要はないよ!」とつい止めたくなってしまいます。

当然、パートナーと共に成長していきたいという思いで結婚しましたから、気付いたことは相手に伝えることを意識していました。適切なフィードバックであれば、人に気づきをもたらし成長を促すものです。
しかし、相手の可能性を奪ってしまうこともあります。

画びょうの例を出しましたが、これはパートナーシップを紡ぐ上で、またセラピストとして活動する中でも、しばしば天使からメッセージを貰います。

天使からの回答は [A4.その他] [A3. 画びょうを踏むのを見ている。] にプラスアルファが必要です。

「え!?画びょうを踏ませるの?!」
最初はとてもショックでした。

だって、画びょうを踏んだらとても痛いし…
相手のために、そっちに行っちゃ駄目!と止めたくなるものです。
私は前に画びょうを踏んだことがあるけれど、とても痛かったから。そんな思いはさせたくないわ!

パートナーに対してだけではなく、自分の周りの大切な人には、こんなお節介心がしょっちゅうムクムクと出てきたように思います。
パートナーのため、家族のため、友人のため…
大切な人のためという思いで
「これは良くないから止めた方がいい!」
なんてアドバイスを幾度となくしていましたね。
けれども天使は言います。

相手の経験と学びのために、画びょうを踏むのを見守りましょう。
そしてもし、画びょうを踏んで痛がっていたら、「痛かったね」と声をかけて共にいてあげましょう。
相手から大切な経験の機会を奪わずに、見守る勇気を持ちましょう。
見守ることも、愛なのです。
人生に失敗はありません。すべてが必要な経験なのです。
(守護天使より)

私にとって必要だったのは、「見守る愛」でした。

パートナーのやることにお互いよかれと思って口を出し、自分の納得する方向へ行って欲しいという気持ち。
それは愛ではなく、相手をコントロールしたいというエゴだったのですね。
エゴ・怖れに基づく動機は、なかなか思うように前進しないものです。
けれども、天使のアドバイスに納得してからは、こうした方がいいと言いたい気持ちを抑えて「パートナーのやることを見守ってみよう」という見守る勇気を持てるようになっていきました。

見守る勇気、見守る愛。
愛に基づく動機は、予想を超えて人生の変化をもたらします。

私たちのパートナーシップが、今の形でスピリチュアル・セラピーを主としてお互いの得意分野を活かし合えるようになったのも、見守る愛の結果でした。相手の決めることに判断や予測を加えなくなり、自由にチャレンジ出来るようにしてきた恩恵だと感じます。
相手が画びょうを踏むのを見守ること。最初はとても勇気がいることでした。

しかし、画びょうを踏んだ結果、動揺したり、悔しがったり、悲しんでいるパートナーに「痛かったね」と声をかけて一緒にいると、その画びょうがたくさんの気づきをもたらしてくれることに気がつきました。
たくさんの画びょうをお互いが踏んできて、遠回りをしたように思えることもあります。しかし今はそれが大切な経験となり、セラピストとしての糧となっているのです。
良くなりたいというクライアントを目の前にしたとき。
セラピストを育成する立場のとき。
今でもつい「あ、そっちに行くと遠回りよ!」と止めたくなる場面もありますが、
「ああ、画びょうを踏ませるんだった」と思い直します。
もちろんアドバイスはしますが、自由意志を尊重して…
あなたは、大切な人が画びょうを踏むのを見守れますか?

2013/09/26 ココリラにて初掲載
癒しのポータルサイト「ココリラ」にて、過去5年間で全83回の長期連載を担当していました。
ココリラリニューアルにより過去記事が参照できなくなったため、当サイトに順次掲載していきます。

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