感謝は赦し2

ハッピーライフ

満月の夜に…。  潤治満月
先日、5月に行うリトリートワークショップ「新月のヴィジョン・クエスト」の
下見に南伊豆に行ってきました。

もともと、話しを持ってきてくれた方のおかげで僕たち夫婦は南伊豆に
連れて行ってもらったという感じです…。 特に僕が…。

3人で車に乗り込み、南伊豆へ出発です。
僕は行きも帰りも運転を代わることなく、後部座席で、はしゃいでは疲れて眠り、
思い出したかのように起きだしてははしゃぎ、そして眠り…を繰り返し、本当に
その男性…NOBUさんという方ですが、お世話になったのでした。
運転、ナビゲート…もろもろ、感謝しきれないのでした…。

南伊豆に行く途中、浄蓮の滝に寄りました。
そこで、ここ何日間の“感謝は赦し”が完了することになります。

滝を見に、階段を降りていく。
何となく、初めてじゃないような…。
わさび田、見たことあるような…。
写真をここで撮ったことがあるような…。

“あっ、ここ来たこと、あるッ。前妻と来たッ。”
フラッシュバックで思い出される記憶…。

あたまの中はいろんな気持ちでいっぱい。
なぜ、また…?

数日前、メッセージで“前妻に手紙を書きなさい”といわれ、(“感謝は赦し”参照)
戸惑いながらも、手紙を書きました。

書き始めるといろんな気持ちが湧きあがりました。

今まで蓋をしていたかのように、楽しかった思い出が映し出されます。
離婚をした時に、すべてがダメだった…挫折感だけを残して、心の中から
楽しかったこと、感謝すること、愛していた事実を締め出していたかのよう…。

彼女への感謝の気持ちがたくさん湧きあがってきます。
自分の挫折感に忙しくして、感謝することを忘れていました。

“あの頃、本当はなりたかった自分に…、今はこうしてなれています。
本当にありがとう。 あなたのおかげで今の道を選択できました。”

彼女への御礼の言葉…。

しかし、本当にその言葉で癒されたのは、僕かもしれません。

彼女への手紙は予想以上にあっさりと書きあがり、そのままポストへ…。
彼女がその手紙を読むかどうかは、あとは神様の導き。

ここでメッセージ…。

『時間はそのとき、そのとき、繰り越せないもの。
今を明日に持っていくことはできない。

とするならば、昨日までの自分がどうだったからということに関係なく、
人間は、今日から新しい人生を始めることができるということです。』

過去に感謝することで、今を生きることができるのかもしれない。
過去に感謝することで、未来が過去の延長線上でないことを知る
のかもしれない。

過去に感謝することで、自分を受け入れることになるのかもしれない。

人生の流れを。
必要不可欠だった、その経験を。

南伊豆への旅は、神様のルールに従って行くことになっていたんだと
感じました。

伊豆で思い出した記憶はとても温かく、キラキラしていました。

思い出の国へ戻ることはありませんが、その時の自分自身が愛しくなりました。

車の窓から移りゆく風景を見ながら、彼女の幸せを南伊豆で祈っていました。

僕の知らないところで、同じように、誰かが僕の為に祈っていてくれるのかも
しれません。
つながりを感じながら、生かされている自分に感謝していました。

こうして、静かに僕の中での旅は終わったのでした。

コメント

  1. Sとう より:

    今、読みました。
    やっぱりそうだったのかぁ。
    昨日「前に行った事があってさー」って話してた時、きっとそれは前妻ちゃんとだろうなーっと思いつつ、あえてつっこまなかったけど、私も彼女の笑顔を思い出していたよ。
    昨日もアドバイスしてもらってたことだけど、私も、感謝の手紙書いてみようかな。
    でも、やっぱりちょっと怖いわぁ(^_^;)

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