彼が恋愛する理由(8)

こんにちは、「楽しむためにはどうすれば?」 といつも自分への問いを持とうと精進中の潤治です。
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さて、“彼が恋愛する理由” シリーズ第8回。(第1話はこちら…)
合コンをして理想の彼女をゲットしようと頑張っていた純一が、ロマンスエンジェルの働きかけで、自分自身が本当に望む姿を思い出します。
彼は、自分が何が好きで、どんな自分になりたいかを決めずに、それを恋愛相手に求めていた自分に気づきます。
恋愛をすれば、自分が変わる…という意識から、自分が変われば、素晴らしい出逢いはやってくるという考え方になったのです。
主体的に人生を選択するようになるために、エンジェル(天使)の働きかけは一見遠回りのように思えますが、その人の魂が本当に望むことへ向かうサポートをしてくれているのかもしれません。
自分が何をしたいのか、自覚した純一は人生を創造していくための手段に磨きをかけようと料理学校へ通うことに決めました。
そこに、なぜか以前に、合コンで知り合っていた寛美が現れるのでした…。

「…えっと、名前は、高橋 寛美です。
食を通じて人を笑顔にできるような空間を創りたいと
思っています。これからよろしくお願いします。」

…ん? さらっと皆の自己紹介を聞いていたが、その彼女の声を純一は思い出した。
あの最悪の合コンの彼女だ!寛美だ。見上げると覚えのある女性がいた。
あの合コン以来、とても自分自身のことについて考えるようになった。
ひょっとしたら、彼女がそのきっかけをくれたのかもしれない。
でも、それにしても言い方ってものがある。
しばらくの間、ついていかなったし、彼女のことを疫病神を思うこともしばしばだった。
そんなことを思いながら、寛美の自己紹介を聞いていた。
そして、純一の番になった。
「料理はお手紙だと思います。作る人が食べる人のことを思って描く手紙です。
料理を通して、人を笑顔にしたり、元気づけたりできたらいいなと思っています。
名前は純一って言います。どうぞ、これからよろしくお願いしますッ。」

チラッと寛美のほうを見てみると、彼女は気づいていたらしく、小さくウインクをして、
小さく拍手をしていた。
純一は、親しげな寛美に戸惑いながらも、はにかんだ笑顔を返した。
なんであんなに親しげなんだろう。
あの合コンでも、あまり愛想良く接しなかったと思うんだけど…。
昔からの友人みたいに接してくるなぁ。
純一をサポートしているロマンスエンジェルは、この再会を喜んでいた。
お互いの心を開いて再会するためには、お互いが正直な自分でいられる空間
必要だったからだ。
人間は仮面を被ったもの同士で、お互いを知ろうとすることがある。
仮面を理解しようとして、表についているもので判断しようとする。
しかし、それではお互いがお互いの仮面を理解するだけで、
本当の姿には近づけないことも多々ある。
今回、純一が自分がワクワクすることや自分の好きなことを見つけることで、
仮面で自分を覆う必要がなくなったようね。
本来の自分の姿で人生を歩まなければ、
その自分を愛してくれる人に出逢うのは難しいのだもの。
直感や予感で、本質を見抜く人たちはいるけど、
一貫した意志を持ち続けるのは大変。
本来の姿で生きれば、何も取り繕うこともないし、
自分を裏切ることもなければ、嘘をつく必要もない。
その自分で自分自身を愛したり、他人を愛すことができれば、
もっと人々は豊かになれるのに…。
私たちが、もっと働きかけをしていく必要があるわね。
純一は、実習をしながら、寛美の様子をうかがっていた。
手際よく調理する姿が、意外だったが、楽しそうにしている寛美を見ていると
彼自身も楽しい気持ちになるのが分かった。
しかし、彼女と再会するとは正直、思っていなかった。
あの合コンで彼女が僕に言った言葉は、厳しいものだったけど、
今思えば彼女の優しさだったのかもしれない。
その後、寂しそうに笑っていたのを覚えている。
彼女は、僕に誤解されることを怖れないで伝えてくれた。
まいったな…、強い人だ。
僕の求めていた優しさは、僕に都合の良い優しさだったんだ…。
それは草木に水をやりすぎるようなものだ。
根っこから腐らせてしまうかもしれない。
ひょっとしたら、この再会は偶然じゃない?だとしたら、どんな意味が?
「それは、寛美さんから教えてもらうのよ。」
ロマンスエンジェルは、純一の変化に他のロマンスエンジェルの言っていた言葉を
思い出していた。
『人間は、あるとき私たちが想像する以上の速さで成長していくことがある』
それは、本当だったわ…。
(あと、少し続く)

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コメント

  • コメント (2)

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    • 潤治
    • 2011年 11月 23日

    みかんさま
    いつもコメントありがとうございます。
    とても励みになります。特にこのシリーズに関しては…いっそう(嬉´∀`)。
    丸裸で野外を歩くのは厳しいものがありますが、
    心をありのまま表現することが相手を理解する空間作りになるのかな
    と今は意識するようにしています。
    やっちゃってたーと省みるみかんさまの強さを素敵だと思いました☆彡

    • みかん
    • 2011年 11月 22日

    >仮面を被ったもの同士で、お互いを知ろうとすることがある。
    うわーっ!!やっちゃってたー!!(笑)
    自分が仮面を被っているのにも気付かずに
    相手には全てをさらけ出して欲しいと望んで
    ました・・
    気づきをありがとうございます。

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